中野区教育大綱を改定しました

ページID:547227425

更新日:2023年11月29日

中野区の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策について、その目標や施策の根本となる方針を定めた中野区教育大綱を改定しました。
ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。中野区教育大綱(PDF形式:91KB)

はじめに

 今、私たちを取り巻く環境は、長引く新型コロナウイルス感染症による生活・経済への影響や、不安定化する国際情勢など、先行きが不透明で、将来の予測が難しいものとなっています。

 これまでの日常が失われる中で、コミュニケーションや体験学習の機会が減るなど、子どもたちの学びを取り巻く環境にも大きな影響が出ています。グローバル化が進む中で、世界的な諸課題についても、自らに関わるものとして捉えていく視点が必要となってきています。加えて、デジタル化の進展など、地域の課題を解決しながら新たな価値をつくる、超スマート社会(Society5.0)を目指した取組も急速に進んでいます。

 中野区は、数多くの国と地域からの人や、性的マイノリティ、障害のある人など、様々な個性や価値観を持つ人が暮らす、多様性にあふれたまちです。また、子どもから高齢者まで、すべての世代が文化や芸術に親しみ、地域における学びや社会活動にも参加しながら、つながりを築いてきたまちでもあります。

 このような中野のまちの特長を生かしながら、環境変化の大きい今こそ、人と人との交流やつながりを広げ、誰一人取り残されることのない、安心できる地域社会を実現し、一人ひとりが豊かな人生を歩むための新たなチャレンジを応援していきます。

 つながりの中で、誰もが自分らしく学べるまちの実現のため、この教育大綱を、中野の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の目標や施策の根本となる方針として定めます。

基本理念

 中野のまちの強みを生かし、一人ひとりの「生きる力」を高めていくため、新たな中野区教育大綱では、「つながりの中で、誰もが自分らしく学べるまち なかの」を基本理念とします。

○学校や地域で、誰もが「自分らしく」学べる。

○学びや参加の中で、人と人が「つながる」。

○そして、つながりの中で、「新たな活力」が生まれる。

方針

第1 誰もが 『自分らしく』 学べる教育の推進

~ 全員が参加できる社会の実現を目指し、学校・地域での学びを支援する。 ~

 自己肯定感やチャレンジする力、学び合う心や健やかな身体が育つとともに、学びの場を通して社会参加が進み、自分らしく生きられるまちを築けるよう、学校教育や社会教育の場において、個性を生かした教育を推進します。

ー メッセージ ー

だれでも、自分がやりたいことにチャレンジでき、みんないっしょに学ぶことのできる教育のまちをつくっていきます。

第2 中野らしさを生かした教育の推進

~ 多様性と地域のつながりを強みにした教育を実現する。 ~

 自己と他者への理解が進み、多様性が尊重され、地域とのつながりで子どもの「生きる力」が育つよう、学校と地域の連携、教育に関わる人材の育成などを進めます。

ー メッセージ ー

いろいろな人が住む中野のまちで、みんなが違いを大切にしながら、おたがいに学び合うことのできる教育の場をつくっていきます。

第3 学びの環境の整備

~ 将来にわたって学び続けられるよう、より良い教育環境を整える。 ~

学びの場が確保され、誰にでも学ぶ機会が保障されるとともに、文化・芸術・スポーツに親しめるよう、施設などの着実な整備や多様な学びの場づくりを進めます。

ー メッセージ ー

だれにでも、文化・芸術・スポーツなどが楽しめる学びの場をつくっていきます。

パブリック・コメント手続の結果

令和5年3月より実施した教育大綱改定案に係るパブリック・コメント手続の実施結果については、以下をご覧ください。
ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。中野区教育大綱改定案に係るパブリック・コメント手続の実施結果について(PDF形式:39KB)

お問い合わせ

このページは企画部 企画課が担当しています。

本文ここまで

サブナビゲーションここから