気候変動への対策

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更新日:2023年8月3日

気候変動とは

 温室効果ガス(主に二酸化炭素)の排出によって地球の平均気温が上昇し、地球温暖化が進むことで、地球全体の気候が変わることをいいます。
 地球温暖化は化石燃料の使用や森林の減少など、人間活動に伴う温室効果ガスの増加が主な原因であるといわれています。

気候変動における影響

 地球温暖化に伴う気候変動は、猛暑や集中豪雨などの異常気象の頻発、食料不足や海面上昇による居住地の喪失などを引き起こし、世界各国において深刻な問題となっています。また、こうした気候変動は地球上の生態系に影響を与え、生物多様性が失われる要因となります。

気候変動に対する区民意識

 区では、令和元年(2019年)9月に「環境に関する区民意識調査」を実施し、気候変動(地球温暖化)の影響について調査を行いました。
その結果、「既に現れていると感じる」が最も多かった項目は、「夏の猛暑、冬の暖冬など(91.9%)」で、次いで、「極端な豪雨の増加(89.2%)」、「熱中症など暑熱(87.9%)」の順となっています。
 私たちの日々の生活においても、気候変動の影響を実感する機会が多くなってきています。

環境に関する区民意識調査結果(抜粋)

気候変動への対策

 気候変動に対しては、「緩和策」と「適応策」の2つの観点から対策を行う必要があります。

緩和策

 温室効果ガスの排出量の削減と、吸収量の増加対策を行うことを指します。省エネルギーへの取組や再生可能エネルギーの普及拡大、吸収源となる森林等の整備が挙げられます。

適応策

 既に起こりつつある、または起こりうる影響に対して、回避・軽減のための備えや、逆に新しい気候条件を利用することを指します。渇水対策や農作物の新種の開発、熱中症の早期警告、インフラ整備などが挙げられます。

地球温暖化を防止するためにできること

 気候変動(地球温暖化)を防止するためには、区、区民、事業者が一体となって、「緩和策」、「適応策」に取り組んでいくことが重要です。

 区では、平成23年(2011年)7月に「中野区地球温暖化防止条例」を施行し、区民、事業者の皆様に地球温暖化防止のための4つの行動をお願いしています。下記リンク先からご覧ください。

地球温暖化をストップしよう 中野区地球温暖化防止条例を施行しています

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このページは環境部 環境課が担当しています。

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