令和4年　中野区長　年頭あいさつ（2022年1月1日）

新年あけましておめでとうございます。

新型コロナウイルス感染症の影響が長期化していますが、そうした中でも、昨秋には、子ども・若者支援センターなど新施設がオープンするとともに、さまざまなイベントが感染症対策を講じて開催されるなど、中野に活気と賑わいが戻りつつあると感じています。

　2022年の干支は壬寅（みずのえとら）。厳しい冬を越えて、春に芽吹き、成長する年を意味するとも言われます。私は、ワクチンの3回目接種をはじめ、新型コロナウイルスの感染防止策を十分に講じながら、さまざまな活動を力強く再開し、中野に活力を取り戻していく年にする決意を新たにしています。

昨年11月に開設した「みらいステップなかの」。この複合施設内に、2月には蔵書17万冊、ビジネス・コミュニティスペースがある中野東図書館が、4月には児童相談所が開設します。

また、令和4年度に向けて、予算編成の検討を進めています。生活経済の立て直しや感染症対策のほか、昨年9月に策定した「中野区基本計画」に基づき、子育て先進区や地域包括ケア体制などの実現に向けた取り組みを着実に進めていく考えです。

私は、子どもたちが健やかに成長し、区民のみなさんが安心して暮らし続け、さまざまな人が活躍することができる中野を目指し、今、そして未来に向けて区政運営に全力を尽くします。

よい一年にしましょう。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2022年1月1日　中野区長　酒井　直人