令和7年(2025年)中野区新年賀詞交歓会区長あいさつ(2025年1月6日)

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更新日:2025年1月7日

あけましておめでとうございます。中野区長の酒井直人でございます。

2025年の新しい年を迎え、ご参会の皆様に、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

今年の干支は、「乙巳(きのと・み)」です。
乙(きのと)には、草木がしなやかに伸びる様子や横へと広がっていくという意味があります。
巳(み)は、蛇のことで、脱皮を繰り返すことから不老不死のシンボルともされています。そのため乙巳(きのとみ)の年は、「再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していく」年になると言われています。

昨年は、中野区役所が約50年ぶりに新庁舎へ移転するという、中野区政にとって、大きな節目を迎えた年でありました。区役所1階のイベントスペースは、今では多くの区民の皆さんに利用されており、文化・芸術を通じた新たな交流の場、そして憩いの場として機能しはじめていると実感しています。
今後も、「つながる はじまる なかの」の理念を実現するための新たな拠点として、窓口サービスのさらなる向上に努めてまいります。

現在中野区では、2021年度に策定した基本計画の計画期間が2025年度で終了するため、2026年度から2030年度を計画期間とする次期基本計画の策定に向けた検討を進めています。
基本構想に掲げる「つながる はじまる なかの」の実現に向け、その礎となる5年間の区政運営を着実に進めるため、皆様のご意見を伺いながら、計画の作成を進めてまいります。

また、皆様にご心配をおかけしております、中野駅新北口駅前エリアにおける市街地再開発事業につきましては、施設計画変更の方向性や、事業が遅れたことにより発生する地権者としての中野区の負担への対処を踏まえ、事業計画の見直し方針の取りまとめに向けて、引き続き施行予定者と協議を進め、3月までに、事業計画の見直し方針や今後のスケジュールを明らかにしたいと考えております。

今年は、大阪・関西万博や東京2025世界陸上競技選手権大会が開かれますが、11月には第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025が、日本で初めて開かれます。中野区においては、中野区立総合体育館がテコンドー競技の会場となり、11月22日から24日にかけて競技が行われる予定です。デフスポーツや障害者スポーツの体験、普及啓発イベントを開催するなど、東京都や関係団体と連携し、機運の醸成に努めてまいります。

折に触れ申し上げていますが、私は、中野の最大の財産は「人」であると考えております。区民のみなさんが安心して暮らし続けられる中野を実現するため、皆様と、ともに力を合わせ、中野区内の様々な活動を更に活性化させ、課題を乗り越えていきたいと考えております。「つながる はじまる なかの」。その実現に向け、中野区政へのご理解と一層のご支援をお願いいたします。

結びに、本日ご参会の皆様、並びに、全ての区民の皆様のご健勝とご活躍を心から祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

(注)本文は、口述筆記ではありませんので、表現その他若干の変更があることがあります。

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