高齢者用肺炎球菌予防接種
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更新日:2024年9月12日
経過措置は終了しました
- 高齢者肺炎球菌予防接種は、65歳の方を対象に2014(平成26)年10月より定期接種化されました。
- 2014年10月時点で66歳以上の方の接種機会を確保するため、2014年度から2023(令和5)年度まで、各年度65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳および100歳を迎える方を対象に、経過措置としての高齢者肺炎球菌予防接種が実施されました。
この経過措置は、定期接種化から10年たった2023(令和5)年度で終了しました。
2024(令和6)年度予防接種事業について
- 2024(令和6)年度は、65歳を迎える誕生月の前月末に、高齢者用肺炎球菌予防接種のお知らせを個別送付します。
- 接種は義務ではなく、本人の希望にもとづく予防接種となります。
- 肺炎球菌は感染症を引き起こす原因となる細菌です。
- この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。
- 日本人の約3~5%の高齢者では、鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。
- これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。
- 高齢者用肺炎球菌定期予防接種の対象者は、中野区在住で、過去に一度も高齢者用肺炎球菌ワクチンを接種した事がなく、以下1または2に該当する方です(過去、自費や区外で接種をした事がある場合も助成の対象とはなりません)。
1 接種日時点で65歳の方
- 66歳以上の方は、 高齢者肺炎球菌任意予防接種にお進みください。
2 接種日当日に、満60歳から満64歳で、心臓・腎臓・呼吸器・免疫機能のいずれかに身体障害者手帳1級相当の障害がある方
- 長期にわたる療養や特別の事情のため、上記1か2の対象年齢で高齢者用肺炎球菌予防接種を受けられなかった場合、予防接種が受けられる状態になってから1年以内であれば、高齢者用肺炎球菌予防接種ができます。
ご希望の場合は、中野区保健所予防接種担当(03-3382-6500)までご連絡ください。
- 対象の方に個別送付された2024(令和6)年度用の予診票を持参の上、医療機関で接種してください。
転入された方や紛失された方など、予診票の発行を希望される方は、 予診票の交付・再交付 にお進みください。
- なお、生活保護を受けている方、中国残留邦人等の支援給付を受けている方には、自己負担金免除の予診票を送付しています。
- 詳しくは、中野区高齢者用肺炎球菌予防接種契約医療機関一覧(PDF形式:94KB)をご覧ください。
- 当日は予約した医療機関に、下記1から3のすべてをお持ちになって接種してください。
- 高齢者用肺炎球菌予防接種予診票 (あらかじめ必要事項を記入しておく)
- 健康保険証
- 自己負担金
- なお、当日に医師が接種不適当な状態と判断をした場合、接種はできません。
接種しなくても、医師の診察が行われると、予診票は使用されます。
改めて接種をご希望の場合は、お手数ですが、予診票の再交付申請をお願いします。
- 肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎を予防するワクチンです。
- 肺炎球菌による肺炎は、成人の肺炎の25~40パーセントを占め、特に高齢者での重篤化が問題になっています。
- 肺炎球菌には多くの型がありますが、現在の肺炎球菌ワクチンは、日本に分布する型のおよそ80パーセントに対して免疫をつけることができます。
- 肺炎球菌が引き起こす呼吸器感染症、副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎などの予防効果もあります。
- 抗体価は、接種1か月後に最高値となり、その後4年間はあまり低下しません。
- 5年後の抗体価は、最高値のおよそ8割で、以後徐々に抗体価は低下します。
- 短期間で再接種を行うと、接種した部位の強い副反応が増加するので、再接種は5年以上の間隔をおいたほうがよいとされています。
- 予防接種の注射の跡が、痛んだり、赤みを帯びたり、腫れたりすることがあります。
- 頭痛、筋肉痛、発熱がみられることもあります。
- どちらも通常5日以内に治ります。
- 急な副反応については、接種後をお読みください
参考
- 厚生労働省 肺炎球菌感染症(外部サイト)
- 摂氏37.5度以上の熱がある方
- 重篤な急性疾患にかかっている方
- 免疫異常のある方
- 以前ワクチン接種後30分以内に「アナフィラキシー・ショック(全身のじんましんや、嘔吐、呼吸困難、血圧低下などの激しい全身アレルギー症状)」を起こしたことのある方
- 医師が不適当な状態と判断した方
- 心臓病・腎臓病・肝臓病や、その他慢性疾患で治療中の方
- 以前ワクチン接種後2日以内に、発熱、発疹、じんましんなどがみられた方
- 以前けいれんを起こしたことのある方
- 新型コロナウイルスワクチンと高齢者用肺炎球菌ワクチンは、同時に接種することはできません。
- どちらを先に接種する場合でも、先に接種をしたワクチンの2週間後に、もうひとつのワクチンを接種できます。
- かかりつけの医療機関の医師と、接種スケジュールなどをご相談のうえ、予防接種を受けてください。
- 注射部位を強くこすらないでください。
- 接種後30分は、急な副反応(アナフィラキシー・ショック(外部サイト))が起こることがありますので、接種医療機関とすぐ連絡を取れるようにしておいてください。
- 副反応の多くは接種後24時間以内に出現します。入浴は差し支えありませんが、激しい運動や大量の飲酒などは避けて、体調に注意してください。
- 副反応かどうかわからなくても、接種部位や体調の変化が現れたら、速やかに医師の診察を受けてください。
- 予防接種による健康被害の救済制度については、健康被害が起こったらをお読みください。
- 保健所は、区民のみなさんに健康安全情報を発信するため、随時健康被害に関する情報を収集したり、調査したりしています。気になることがありましたら、下記このページについてのお問い合わせ先まで、ご連絡ください。
予診票が届いていない場合や紛失された場合、高齢者用肺炎球菌予防接種を希望される場合は、お手数ですが、中野区保健所予防接種担当へのお電話(3382-6500)または、下記の窓口に接種を希望される方の確認ができるもの(健康保険証など)を持参して、「高齢者用肺炎球菌予防接種予診票」の交付・再交付申請(PDF形式:72KB)をお願いします。
【担当窓口】
中野区保健所予防接種担当(2階4番窓口)
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お問い合わせ
このページは健康福祉部 保健予防課(中野区保健所)が担当しています。
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