帯状疱疹任意予防接種費用の一部助成
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更新日:2024年6月6日
帯状疱疹予防接種について
中野区では、令和5年3月1日より、50歳以上の中野区民を対象に接種費用の一部助成を開始しました。
帯状疱疹予防接種は任意予防接種なので、接種するかしないかは、接種対象者の希望と医師の判断によります。予防接種を受ける前に「予防接種を受けるときの注意(別のページ)」をご確認ください。
帯状疱疹は水ぶくれを伴う赤い発疹が体の左右のどちらかに、帯状に出る皮膚の疾患です。強い痛みを伴うことが多く、症状は3~4週間ほど続きます。
子どものころにかかった水痘(みずぼうそう)ウイルスが体の中で長期間潜伏感染し、免疫が低下した際などに「帯状疱疹」として発症します。周囲の人に帯状疱疹としてうつることはありませんが、これまで水痘にかかったことがない小児等には水痘を発症させる可能性があります。
日本では、80歳までに約3人に1人が発症するといわれています。また、皮膚症状が治った後も、50歳以上の2割の方は長い間痛みが残る「帯状疱疹後神経痛(PHN)」になる可能性があります。
帯状疱疹ワクチンは、現在2つの製品(ビケン、シングリックス)があります。どちらか希望するワクチンを接種できます。効果や接種対象などに違いがありますので、必ず医師にご相談ください。
なお、助成が受けられるのは生涯1度のみです。
対象者、対象期間、対象ワクチン
対象者:接種日に中野区にお住まいの50歳以上の方
対象期間:令和5年3月1日以降接種分
対象ワクチン:乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン)、乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(シングリックス)
助成金額
乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン):1回につき、4,000円
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(シングリックス):1回につき、10,000円(2回まで)
対象ワクチン
乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン)
種別:生ワクチン
接種回数:1回
接種方法:皮下注射
予防効果:50~60%
持続効果:5~8年程度
副反応:注射部位の痛み、腫れ、発赤。
非常にまれにアナフィラキシーや血小板減少性紫斑病など重篤な副反応が現れることがあります。
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(シングリックス)
種別:不活化ワクチン
接種回数:2回(1回目接種後2か月から6か月の間隔をあけて2回目接種を行う)
接種方法:筋肉内注射
予防効果:90~95%以上
持続効果:9年以上
副反応:注射部位の痛み、腫れ、発赤、筋肉痛、全身倦怠感、悪寒、発熱など。
非常にまれにアナフィラキシーなど重篤な副反応が現れることがあります。
中野区契約医療機関には、中野区帯状疱疹任意予防接種予診票が用意してあります。個別に予診票の送付は行っておりません。
中野区契約医療機関へ直接ご予約を取った上で、予診票を受け取り、記入してください。
接種後、支払いの際に、各医療機関で定める予防接種料金から、助成金額(上の表を参照)を差し引いた金額が請求されますので、その額をお支払いください。
(例)乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン)の予防接種料金が8,000円の医療機関で接種を受けた場合、接種料金8,000円から助成金額4,000円を引いた差額4,000円をお支払いください。
中野区契約医療機関一覧(PDF形式:1,428KB)はこちらをご覧ください。
医療機関に自費で全額接種費用を払って接種してから、事後請求(還付請求)の申請をしていただき、金融機関口座振込の方法で、助成を受けることができます。なお、事後請求では、申請から請求者名義の金融機関の口座に助成金が振り込まれるまでに、2か月前後かかります。
事後請求申請の方法
下記を参照のうえ、必要書類を申請期限までに、送付先までご郵送ください。
事後請求申請に必要な書類
- 中野区帯状疱疹予防接種費用助成申請書(PDF形式:215KB)(こちらからダウンロード出来ない方は下記お問い合わせ先までご連絡ください。郵送いたします。)
※助成申請書記載例(PDF形式:248KB)はこちら - 接種内容が確認できる医療機関発行の領収書(医療機関の住所・名称・領収印のあるもの)
- 助成を受ける予防接種の記録(予診票の写し等)
- 申請者本人確認書類写し(運転免許証、健康保険証等)
事後請求申請期限
接種した日の翌年度の9月末日まで
例:1. 2023年3月31日に接種の場合、申請期限は2023年9月30日まで
2. 2023年4月1日に接種の場合、申請期限は2024年9月30日まで
事後請求申請書類送付先
〒164-0001 東京都中野区中野二丁目17番4号
中野区保健所 保健予防課 予防接種担当 宛
お問い合わせ
このページは健康福祉部 保健予防課(中野区保健所)が担当しています。