旧中野刑務所正門について

ページID:381073399

更新日:2024年12月11日

旧中野刑務所正門を正面から撮影した写真旧中野刑務所正門(南から)

これまでの経緯

旧中野刑務所正門(以下「正門」)の取扱いについては、平成31年1月に「現地での保存」として決定しましたが、曳家ひきや移築を含めた多角的な検討をするべきではないかという議会での議論がありました。 その後、令和元年度に実施した「旧中野刑務所正門学術調査」により、正門の曳家が技術的に可能であることが分かり、当初の方針決定にかかる前提の一部に変更が生じたため、取扱いについて再検討を行うこととなりました。区は、文化財保護審議会の答申、教育委員会からの意見、説明会での区民の意見などをふまえ、正門の保存及び公開、そして平和の森小学校新校舎における良好な教育環境の確保との両立を図るため、正門を曳家により移築し、旧法務省矯正管区敷地内の西側(道路予定地の西側)において、保存と公開を行っていくことを決定しました。
正門を含む敷地が区の所有となった後、令和3年6月4日に、正門は文化財名「旧豊多摩監獄表門きゅうとよたまかんごくひょうもん」として区の有形文化財に指定されました(詳細は旧中野刑務所正門は区文化財に指定されましたをご覧ください)。また、曳家移築に向け、令和3年度には基本計画・保存活用計画(旧中野刑務所正門基本計画・保存活用計画 よりご覧いただけます)を策定し、令和4・5年度には基本設計・実施設計を行いました。そして、令和6年度現在、移築・修復工事を実施しています。

正門の曳家先を示した図曳家予定先

工事の進捗

工事の進捗等につきましては、「旧中野刑務所正門の移築・修復工事について」をご覧ください。

今後のスケジュール

令和6年度 3月末 埋蔵文化財本格調査の完了
令和7年度 11月末 移築工事の完了
令和8年度 2月頃 曳家後工事(修復工事)の完了
令和9年度 7月末 記録・保存業務の完了
令和10年度 5月頃 正門の公開開始

関連ファイル

令和2年度説明会実施結果

見学ポイントシート

令和3年度に実施した公開見学会や歴史民俗資料館でのコーナー展示の際に掲示した、正門の特徴的な点をまとめたシートです。
ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。旧中野刑務所正門見学ポイント(PDF形式:4,178KB)

お問い合わせ

このページは区民部 文化振興・多文化共生推進課が担当しています。

本文ここまで

サブナビゲーションここから