RSウイルス感染症
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更新日:2024年10月22日
RSウイルス感染症とは
- RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染によって引き起こされる呼吸器感染症です。
- RSウイルスは日本を含め世界中に分布しています。
- 何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上、2歳までにほぼ100%の乳幼児が、RSウイルスに感染すると言われています。
- 感染してから2~8日(典型的には4~6日間)の潜伏期間を経て「発熱」「鼻汁」などの症状が続きますが、多くは軽症で自然軽快します。
- 生後6か月以内に感染した場合には、「咳がひどくなる」「喘鳴が出る」「呼吸困難になる」などの症状が出現し、細気管支炎、肺炎へ重症化する場合があります。
- 成人では通常、風邪のような症状のみのことが多いですが、慢性呼吸器疾患などの基礎疾患を有する高齢者なども重症化する場合があります。
- 飛沫感染とは、RSウイルスに感染している人が、咳やくしゃみ、あるいは会話などをした際に、口から飛び散るしぶきを浴びて吸い込むことにより感染することです。
- 鼻汁、咳などの呼吸器症状がある場合は、周囲への感染を防ぐためにマスクを着用するなど咳エチケットが大切です。
- 接触感染とは、RSウイルスに感染している人との直接の接触や、感染者が触れたことによりウイルスがついた手指や物品(ドアノブ・手すり・スイッチ・机・椅子・おもちゃ・コップ等)を触ったり、なめたりすることで感染することです。
- 日常的に触れる物(ドアノブや手すり、机など)はこまめにアルコールや塩素系の消毒剤などで消毒しましょう。
- 外出先から帰ってきた後は石鹸による手洗いをし、手を洗うことが難しい場合はアルコール製剤で手指消毒をすることでウイルスの付着を減少させることができます。
- 60歳以上の方や生まれてくる子の予防を目的に妊婦の方を対象としたワクチンがあります。
- RSウイルスワクチン接種は、任意接種なので、接種費用は全額自己負担となります。
任意予防接種は自由診療ですので、費用は各医療機関が設定しています。
接種を希望される方は、直接医療機関にお問い合わせください。 - 中野区では、ワクチンの接種費用に対する助成は行っていません。
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このページは健康福祉部 保健予防課(中野区保健所)が担当しています。
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