事業所生ごみと食品リサイクル法

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更新日:2023年8月3日

あなたの事業所も食品リサイクル法の適用事業所です

Q : 食品リサイクル法が適用されるのは、大きな事業所だけではないのですか。
A : 売り上げや従業員数などの規模にかかわりなく、全ての食品関連事業者に食品廃棄物の再生利用等の実施が義務づけられています。また、年間発生量100トン以上の事業所が20パーセント減量の目標を達成できない場合は罰則が適用されます。
Q : 食品関連事業者、食品廃棄物とは何ですか。
A : 以下の表のとおりです。

業種主な業者食品廃棄物
食品の製造・加工業者食品メーカーなど動物性残さ
食品の卸売・小売業者百貨店、スーパー、コンビニエンスストア、八百屋など売れ残り
飲食店および食事の提供を伴う業者を行う者食堂、レストラン、ホテル・旅館、結婚式場など調理くず、食べ残し

Q : 再生利用等とはどんなことですか。
A : メニューの工夫などで生ごみをなるべく出さないようにすることと、出てしまったものはなるべくリサイクルすること、また、しぼって水気を切るなど減量等に取り組むことです。
Q : なぜ減量やリサイクルが必要なのですか。
A : 中野区のごみの約3割が事業所から出るごみです。家庭から出るごみはここ数年減っていますが、事業所から出るごみは増え続けています。埋立地の寿命があとわずかとなった現在、家庭ごみ同様、事業所から出るごみも減らさなければ、埋立地はすぐにいっぱいになってしまいます。私たちの未来、子どもたちの未来のため、ごみを減らす努力をしましょう。

生ごみを減らす方法

生ごみの発生を抑えましょう。

 まず大事なことは、食品廃棄物(生ごみ)の発生そのものを抑えることです。量の多かった食品の仕入れの量を見直す、調理くずを減らすための調理方法の改善や食べ残しを減らすためのメニューの工夫などをしてみましょう。

水を切りましょう。

 出てしまった生ごみ。野菜などの調理くずや食べ残しの80パーセントが水分です。少し手間はかかりますが、この水分をきるだけで驚くほど減量することができます。また、水切りには臭いを抑える効果もあります。

生ごみ処理機を使ってみましょう。

多くのメーカーからいろいろな種類の生ごみ処理機が販売されています。それぞれのスタイルにあった生ごみ処理機を見つけて減量に取り組んでみましょう。商店街単位、近隣の店で共同して、というのもいいですね。

リサイクルできる事業者に委託しましょう。

 現在、多くの廃棄物処理業者が生ごみのリサイクルに取り組み始めています。普通のごみよりはちょっと処理費が高いのですが、生ごみ処理機を置けない店舗の方などは、リサイクル業者を探してみましょう。
 区へお問い合わせいただければ情報を提供します。

ごみを減らせば処理費も減ります

最後に・・・
 中野区内には清掃工場がありません。ごみは全て、他の区にある施設に持ち込んで処理をしています。ですから、中野区はよりいっそうのごみの減量に取りまなければならないのです。そのためには、食品事業者のみなさんの協力が不可欠です。これからもよりいっそうのごみの減量にご協力ください。
 ごみを減らして処理費を節約しましょう。

お問い合わせ

このページは環境部 ごみゼロ推進課が担当しています。

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