高齢者肺炎球菌任意予防接種費用のお知らせ(2024年9月1日から2025年3月31日まで)
ページID:154092772
更新日:2024年8月27日
【満66歳以上が対象】高齢者肺炎球菌任意予防接種事業について
中野区では高齢者の肺炎重篤化リスク軽減の観点から、肺炎球菌ワクチン接種の助成事業を行います。
なお、従来の65歳の方を対象とした定期予防接種も引き続き行っております。
助成の概要
- 中野区在住で、過去に一度も肺炎球菌ワクチンを接種した事がない、満66歳以上の方 ※公費・自費問わず、過去に肺炎球菌ワクチン(23価)を接種された事がある方は、助成の対象となりません。
・5,000円 (接種費用から助成額5,000円を差し引いた金額が自己負担額となります)
- 中野区保健所の窓口で申請書の記入をしていただく方法(即日発行)
中野区保健所2階の4番窓口にて申請書の記入をしていただきます。
申請者の身分証明書(運転免許証、健康保険証など)をお持ちください。 - 中野区ホームページより電子申請をしていただく方法(後日郵送)
高齢者肺炎球菌任意予防接種予診票発行申請ページ(外部サイト)より申請をしてください。
- 当日は下記1から3のすべてをお持ちになって医療機関で接種を行ってください。
- 保健所にて発行をした高齢者肺炎球菌任意予防接種予診票(あらかじめ必要事項を記入しておく)
- 健康保険証
- 自己負担金
- なお、当日に医師が接種不適当な状態と判断をした場合、接種はできません。
その他助成の申請方法
- 中野区契約医療機関での接種のほかに、以下1か2に当てはまる方も、助成申請ができます。
- 中野区外で接種を受けた方
- 2024年4月1日から、2024年8月31日までに接種を受けた方
- 中野区保健所予防接種担当(2階4番窓口)に、次の1から4すべてを持参して、費用助成の申請を行ってください。
- 助成金のお支払い方法は、口座振替のみとなります。
- 接種医療機関の領収書(医療機関住所・名称・領収印および接種内容が記載されているもの)
- 接種済みの予診票のコピー
- 振込先口座番号がわかるもの(振込先が接種対象者の口座でない場合は、委任状も必要)
- 本人確認書類写し(運転免許証、健康保険証等)
- 摂氏37.5度以上の熱がある方
- 重篤な急性疾患にかかっている方
- 免疫異常のある方
- 以前ワクチン接種後30分以内に、アナフィラキシー・ショック(全身のじんましんや、嘔吐、呼吸困難、血圧低下などの激しい全身アレルギー症状)を起こしたことのある方
- 医師が不適当な状態と判断した方
予防接種を受ける際に医師との相談が必要な方
- 心臓病・腎臓病・肝臓病や、その他慢性疾患で治療中の方
- 以前ワクチン接種後2日以内に、発熱、発疹、じんましんなどがみられた方
- 以前けいれんを起こしたことのある方
- 注射部位を強くこすらないでください。
- 接種後30分は、急な副反応が起こることがありますので、接種医療機関とすぐ連絡を取れるようにしておいてください。
- 副反応の多くは接種後24時間以内に出現します。入浴は差し支えありませんが、激しい運動や大量の飲酒などは避けて、体調に注意してください。
- 副反応かどうかわからなくても、接種部位や体調の変化が現れたら、速やかに医師の診察を受けてください。
- 予防接種による健康被害の救済制度については、健康被害が起こったらをお読みください。
- 保健所は、区民のみなさんに健康安全情報を発信するため、随時健康被害に関する情報を収集したり、調査したりしています。気になることがありましたら、下記このページについてのお問い合わせ先まで、ご連絡ください。
- 予防接種の注射の跡が、痛んだり、赤みを帯びたり、腫れたりすることがあります。
- 頭痛、筋肉痛、発熱がみられることもあります。
- どちらも通常5日以内に治ります。
肺炎球菌は、感染症を引き起こす原因となる細菌です。肺炎球菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者には、鼻や喉の奥に菌が常在し、何らかのきっかけで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。肺炎球菌による肺炎は、成人の肺炎の25~40%を占め、特に高齢者での重篤化が問題になっています。
肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎を予防するワクチンです。 肺炎球菌には多くの型がありますが、現在の肺炎球菌ワクチンは、日本に分布する型の約80%に対して免疫をつけることができます。また、肺炎球菌が引き起こす呼吸器感染症、副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎などの予防効果もあります。抗体価は、接種1か月後に最高値となり、その後4年間はあまり低下しません。5年後の抗体価は、最高値の約80%で、以後徐々に抗体価は低下します。短期間で再接種を行うと、接種した部位の強い副反応が増加するので、再接種は5年以上の間隔をおいたほうがよいとされています。高齢者任意予防接種として使用できるワクチンは、多価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(製品名「ニューモバックスNP」および「ニューモバックスNPシリンジ)のみとなります。
関連情報
お問い合わせ
このページは健康福祉部 保健予防課(中野区保健所)が担当しています。
本文ここまで
サブナビゲーションここから