【令和5年3月1日開始】帯状疱疹任意予防接種費用の一部助成
※本ページは、令和5年3月1日開始予定のため、現在決まっている内容を記載しています。
今後、実施医療機関等決まり次第、お知らせします。
帯状疱疹とは
帯状疱疹は水ぶくれを伴う赤い発疹が体の左右のどちらかに、帯状に出る皮膚の疾患です。強い痛みを伴うことが多く、症状は3~4週間ほど続きます。
子どものころにかかった水痘(みずぼうそう)ウイルスが体の中で長期間潜伏感染し、免疫が低下した際などに「帯状疱疹」として発症します。周囲の人に帯状疱疹としてうつることはありませんが、これまで水痘にかかったことがない小児等には水痘を発症させる可能性があります。
日本では、80歳までに約3人に1人が発症するといわれています。また、皮膚症状が治った後も、50歳以上の2割の方は長い間痛みが残る「帯状疱疹後神経痛(PHN)」になる可能性があります。
帯状疱疹予防接種について
中野区では、令和5年3月1日より、50歳以上の中野区民を対象に接種費用の一部助成を開始いたします。
帯状疱疹予防接種は任意予防接種なので、接種するかしないかは、接種対象者の希望と医師の判断によります。
予防接種を受ける前に「予防接種を受けるときの注意(別のページ)」をご確認ください。
対象者、対象期間、対象ワクチン、接種ワクチン別助成金額
帯状疱疹ワクチンは、現在2つの製品(ビケン、シングリックス)があります。どちらか希望するワクチンを接種できます。効果や接種対象などに違いがありますので、必ず医師にご相談ください。
なお、助成が受けられのは生涯1度のみです。
対象者 | 接種日に中野区にお住まいの50歳以上の方 |
対象期間 | 令和5年3月1日以降接種分 |
対象ワクチン | 乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン)、乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(シングリックス) |
乾燥弱毒生水痘ワクチン (ビケン) |
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン (シングリックス) |
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種別 | 生ワクチン | 不活化ワクチン |
接種回数 |
1回 |
2回 |
接種方法 |
皮下注射 | 筋肉内注射 |
予防効果 |
50~60% | 90~95%以上 |
持続期間 |
5~8年程度 | 9年以上 |
副反応 |
注射部位の痛み、腫れ、発赤。 非常にまれにアナフィラキシーや血小板減少性紫斑病など重篤な副反応が現れることがあります。 |
注射部位の痛み、腫れ、発赤、筋肉痛、全身倦怠感、悪寒、発熱など。 非常にまれにアナフィラキシーなど重篤な副反応が現れることがあります。 |
乾燥弱毒生水痘ワクチン (ビケン) |
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン (シングリックス) |
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助成金額 | 1回につき、4,000円 | 1回につき、10,000円 |
助成を受けるには
- 中野区内の契約医療機関には、中野区帯状疱疹任意予防接種予診票が用意してあります。医療機関で予診票を受け取り、記入してください。
- 接種後、支払いの際に、各医療機関で定める予防接種料金から、助成金額(上の表を参照)を差し引いた金額が請求されますので、その額をお支払いください。
(例)乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン)の予防接種料金が8,000円の医療機関で接種を受けた場合、接種料金8,000円から助成金額4,000円を引いた差額4,000円をお支払いください。
このページについてのお問い合わせ先
健康福祉部 保健予防課(中野区保健所)
〒164-0001 東京都中野区中野二丁目17番4号
電話番号 03-3382-6500 |
ファクス番号 03-3382-7765 |
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