新型コロナウイルス感染症に係る医療・生活・経済支援対策について（2020年6月18日）

6月16日、中野区議会第2回定例会において、第4次補正予算を議決いただきました。この補正予算では、新型コロナウイルス感染症に係る医療・生活・経済支援対策を改めて打ち出しました。詳しくは、本日の区長定例記者会見の資料やその様子をご覧いただければと思いますが、食の支援が必要な子育て家庭に対して食事を個別に宅配するとともに、配達時に家庭の状況などを確認する子ども配食事業をはじめ、介護サービス事業者への支援、医療的ケアが必要な子どもなどへの支援や、すこやか福祉センターでのオンライン相談の実施などの取組について予算化しています。

中野区は今後も、継続的な生活支援や経済対策を行ってまいります。

また、中野区が設置したPCR検査センターは、中野区医師会、トヨタモビリティ東京、宮園自動車のみなさんのご協力により、日に30前後の検査が滞りなく実施されています。現在の感染症への対応はもちろん、第2波への備えとしても体制が整ってきたと考えております。中野区は、再度の感染症拡大に備えた対策も講じていきます。

今回の区長定例記者会見では、中野区内の事業者が開発した「中野大好きナカノさん」の商品をご紹介しましたが、感染症の影響がある中で、お持ち帰り商品や出前サービスを展開することをはじめ、区内事業者のみなさんの頑張りに、胸が熱くなる思いです。みなさんと一緒に知恵を絞り、さまざま工夫しながら、この苦境をともに乗り越えたいと思っています。中野区では、「新型コロナウイルス対策生活応援寄付金」を創設しました。医療現場や区民生活、経済活動を支える区の取組を支えるものとなります。ご支援いただければ幸いです。
私は、住んでよかった、営んでよかった、住み続けたい、営み続けたい中野を実現するための取組に全力を注いでまいります。

暑い日が続いています。水分補給を欠かさない、部屋のエアコンをつけるなど、熱中症予防に努めましょう。
また、新型コロナウイルス感染症の「特別定額給付金」に便乗した詐欺が後を絶ちません。くれぐれもご注意ください。
最後に、6月18日は東京都知事選挙の告示日です。混雑緩和のため、期日前投票のご利用をお願いいたします。

2020年6月18日 中野区長 酒井　直人