平成18年度 第2回中野区都市計画審議会会議録

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更新日:2023年8月3日

日時

平成18年12月14日(木曜日)午後1時30分

場所

中野区役所 4階 区議会第二委員会室

次第

1.第17期中野区都市計画審議会委員委嘱状伝達式

(1)会長及び副会長の選出

(2)委員自己紹介

(3)審議会幹事の設置

(4)事務局諸説明

2.報告事項

(1)中野区都市計画マスタープランの一部修正について

(2)警察大学校等跡地等に係わる地区計画について

3.その他

出席委員

森委員、矢島委員、峰岸委員、樋口委員、堀委員、五味委員、戸矢崎委員、赤星委員、伊丹委員、下田委員、西村委員、飯島委員、かせ委員、藤江委員、大竹委員

事務局

尾崎都市整備部都市計画担当参事

幹事

  • 石井都市整備部長
  • 尾崎都市整備部都市計画担当参事
  • 野村都市整備部公園・道路担当課長
  • 佐藤都市整備部建築担当参事
  • 岩井都市整備部住宅担当参事
  • 石橋拠点まちづくり推進室長
  • 秋元拠点まちづくり推進室拠点まちづくり担当参事
  • 安部拠点まちづくり推進室中野駅北口周辺整備担当課長
  • 上村拠点まちづくり推進室中野駅南口周辺整備担当課長

事務局

 それでは、大変お待たせいたしました。本日は、お忙しいところお集まりいただきまして、また、新しく第17期となります中野区都市計画審議会の委員をお引き受けいただきまして、まことにありがとうございます。
 私は、都市計画担当参事の尾崎と申します。よろしくお願いいたします。
 本日の次第につきましては、お席にお配りしているとおりでございます。委員の委嘱状伝達、それから審議会会長及び副会長の選任等々を行ってまいりたいと存じます。
 まず初めに、委嘱式を行います。区長が委員の皆様方のお席に参りますので、その場で委嘱状をお受け取りいただきたいと考えてございます。よろしくお願い申し上げます。

(委嘱状伝達)

事務局

 どうもありがとうございました。
 なお、本日は、欠席の方が数名おられますが、後ほどお渡ししたいと考えてございます。
 続きまして、中野区長からごあいさつを申し上げます。
 田中区長、よろしくお願いいたします。

区長

 本日、新たに都市計画委員の委嘱をお受けいただきまして、本当にありがとうございます。都市計画審議会でございますが、中野区が今多くの都市計画にかかわる課題を抱えている中、今期の都市計画審議会におきましても、大変重要な役割を担っていただくことになるというふうに考えているところでございます。
 中野区では、警察大学校の跡地を中心といたします中野駅周辺のまちづくりを、重要な政策課題としてとらえているわけであります。将来の中野のまちをどういいまちにつくっていくかというようなことの中で、この中野駅周辺のまちづくりが持っている意味ということは、大変大きいというふうに思っております。
 また、西武新宿線の沿線に関しましても、西武新宿線の連続立体交差化を区としては長年の悲願というふうにしているわけでございまして、こうしたことを推進をしていくという上でも、さまざまな都市計画上の課題といったようなことが発生してくるものと考えているわけでございます。
 また、中野区内、さまざまな地域におきます土地利用のあり方等につきましても、地区計画で進めているまちづくりも、進行中のものもあれば、あるいは地区計画に向けて話し合い、勉強を進めていただいている、そういった地域もあるということでございます。そうした、それぞれの地域におけるそれぞれの課題、都市計画上の課題といったようなことも多いというふうに思っております。
 また、用途地域・地区の見直しというものに向けての中野区全体の土地利用のあり方といったようなことについてのさまざまな議論も、これから出てくるものというふうに思っております。
 そうした中野区のまちづくり、将来の中野のまちをどうつくっていくかといったようなことについて大変重要な議論が、これから中野区の中でも進められていかなければならないというふうに考えているわけでございまして、この都市計画審議会の皆様にご期待を申し上げるところ、大変大きいものがあるわけでございます。中野区のこれからのまちを、よりいいものにしていくために、皆様のご議論、よろしくお願い申し上げまして、私のごあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。

事務局

 どうもありがとうございます。
 申しわけございませんが、区長は、この後、次の予定がありますので、ここで退席させていただきます。よろしくお願いをいたします。

(区長、所用で中座させていただいた)

事務局

 それでは、ただいまから、次第にありますように、この第17期として初めての平成18年度第2回中野区都市計画審議会を開催させていただきます。
 お席に資料等を用意させていただきました。まず最初に、お手元に関係の条例、規則等を載せてございますので、ご参照いただきたいと思ってございます。
 中野区都市計画審議会条例第4条の規定によりまして、会長の選出が必要となります。会長の選出につきましては、同条例第4条第2項の規定に、会長は学識経験のあるものにつき、任命された委員のうちから、委員の選挙により定めるとあります。本日配付いたしました第17期中野区都市計画審議会委員名簿の学識経験者の方々の中から選ばせていただくことになります。
 そこで、会長の選出につきまして、どのように進めたらよろしいでしょうか。ご発言あれば、いただきたいと思います。

五味委員

 座ったままですが、新しい審議会ですが、事務局の方で会長の候補の具体案がございますれば、お聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いします。

事務局

 どうもありがとうございます。ただいま五味委員から、事務局に会長候補の案があればというようなご発言がございました。そのように進めてよろしいでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

事務局

 ありがとうございます。ご異議がないようですので、事務局の案を申し上げたいと思います。事務局といたしましては、当委員会の今までの経緯等を踏まえた形の中で、前期も会長を務めていただきました森欣貮委員にお願いするのが、大変最適かと考えております。皆さんいかがでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

事務局

 ご異議がないようですので、そうさせていただきます。
 それでは、会長に、学識経験者でございます森欣貮委員を選出させていただきます。
 それでは、森会長、よろしくお願いいたします。

会長

 ただいま、皆様方のご賛同を得まして、会長という大変な重責を担うことになりました。もとより微力でございますけれども、皆さん方のご協力、ご指導をいただきながら、当審議会の円滑な運営を図ってまいりたいと考えております。よろしくお願い申し上げます。
 それでは、私の初めての仕事になるかと思いますが、副会長の選出を行いたいというふうに思います。中野区都市計画審議会条例の第4条第3項に、副会長は委員の互選により定めるというふうにありますが、副会長の選出についてどのようにしたらよろしいでしょうか。前回ですと、会長の方にお預けいただくということでございました。それ
でよろしいでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

会長

 どうもありがとうございました。
 それでは一任させていただきましたので、私としましては、前期に引き続き矢島隆委員にお願いをいたしたいと存じます。
 御存じのように、矢島隆委員は、都市計画の実務等、大変豊富な経験を積んでおられる方です。そういうことでお願いをしたいというふうに考えます。いかがでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

会長

 どうもありがとうございました。
 それでは、副会長は矢島委員にお願いをいたします。

副会長

 ただいま副会長という重責にご推挙をいただきました矢島と申します。森会長を補佐し、各委員のいろんなお話を伺って、円滑な審議会の運営を補佐してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。

会長

 どうもありがとうございました。
 それでは、ここで恐縮でございますが、各委員の簡単な自己紹介をお願いしたいというふうに思います。お座りになられている順序に、自己紹介をお願いしたいと思います。最初に私自身の簡単な紹介をいたしたいと思います。
 大変難しい森欣貮という名前でございますが、よろしくお願いをしたいと思います。私は、昭和44年、1969年に技術職として東京都に入りました。以来、三十有余年、東京都の都市計画行政に携ってまいりました。その後、退職後は、東京都のやはりまちづくり関係の財団がございますけれども、そこで約5年ほど勤めまして、その後、住宅の評価制度が新しく法律でできまして、そのいわゆる指定機関設立の問題がありました。私は、これは民間でございますけれども、そちらの組織の立ち上げ、それが軌道に乗るべく3年ほど手伝いまして、平成16年に、一応は常勤職は終わっております。それで、現在まだ健康でございますので、千代田区役所の都市計画審議会の委員など、幾つかの区、市の審議会委員、あるいは審査会の委員等、務めております。よろしくお願いいたします。

副会長

 矢島でございます。私は、もともと建設省都市局というところを本拠に、国の立場から都市計画をずっとやってまいりました。主な分野は、都市計画とか都市交通とかいうことになります。国から県の方に出向したことがございまして、近隣では千葉県とか茨城県とかに行ってまいりました。現在は、これは国の外郭団体と言うべきシンクタンクのようなところに勤めております。
 中野区には、昭和39年以来、住んでおりまして、余り地元のことについて直接かかわりがないまま推移したわけですが、最近になって区の審議会ということでお呼びいただいて、少しでも地元のために役立てばというふうに思っている次第です。よろしくお願いします。

峰岸委員

 私は、中野区町会連合会から選出してまいりました。同じく新井町会連合会の会長も兼務し、今現在、この区役所のそばの新井南町会という町会の会長も兼務しております。
 私が町会長としてこの都市計画審議会に出席して、先ほど区長からもお話しがありました西武線の問題、もうこれは地元の声でございまして、今、衆議院議員になっておられるある議員さんが先頭に立ちまして、立体化、半地下にする方向で、もうようやく日の目を見るかなと思ったんですが、この計画が挫折しましたのですが、これについては地元で随分検討し、その期成同盟等をつくりましてやったんですが、そんな経験上、早く西武線の立体交差をまず中野通りから始めたらという念願でございまして、そんなことも心にとめながら、この委員会に出席させていただくつもりでございます。よろしくお願いします。

樋口委員

 東京都建築士事務所協会から選ばれてまいりました、樋口と申します。私も峰岸委員と同じように新井の東町会にいまして、薬師あいロード商店街という、新井薬師のちょうど参道になる商店街に住まいと事務所を構えてやっております。
 どうも中野区は商店街がなくなって住宅にどんどんダウンゾーニングにされる方向なので、どうにかアップゾーニングの方向で、商店街を中心としたまちづくりを提言していきたいと思っています。よろしくお願いします。

堀委員

 私は、不動産の方なんですけれど、東京都宅地建物取引業協会の中野区支部から派遣されてまいりました。支部の中では一応副支部長という肩書きで参っております。よろしくお願いします。

五味委員

 五味でございます。中野の商工会議所の推薦で参画させていただきました。設計事務所をやっておりますが、昨年までは東京都建築士事務所協会の会長を数年やっておりました。東京都の方も、きょうも時間が重なってしまったんですが、建築紛争審査会というのがありまして、その委員などをやっております。どうぞよろしくお願いします。

戸矢崎委員

 中野工業産業協会の会長をやっております戸矢崎と申します。従来から、この中野駅周辺のまちづくりの計画に参画しておりまして、何回か皆様方にもこの都市計画審議会でいろいろなことを申し上げてまいりました。今までこの都市計画審議会に参加しておりまして、なかなか私どもはもどかしい気持ちを持っているんですけれども、早くいろんな案件についてご検討を進行させていただきまして、まちづくり、中野駅周辺、早く結論を得たいと思っております。
 私どもは、中野の中小企業をまとめてやっておるわけでございますけれども、この中野地区のこれからの発展は、私どもの企業そのものにも影響があると思っておりますので、ぜひともこの都市計画審議会が立派に成功されることを祈念しております。どうぞよろしくお願いいたします。

西村委員

 私は10月の中野区報で都市計画審議会区民委員、それも公募の枠があるということを初めて知りまして、それで応募しました。それで選任されたわけで、ありがたいと思っています。
 私の立場は、商業店主でして、特に西武線の沼袋駅、先ほども峰岸委員さんだったと思うんですけれども、西武線の連続立体化事業に関して、中野区と早稲田大学とでまちづくり勉強会というのを開いています。そこに出席いたしていまして、それでやはり自分たちがまちづくりに対して関心を持つことが非常に大切だと思って、それで応募しました。
 それで、特に私が今回一番期待しているのは、警大跡地と西武新宿線の連続立体交差が別々のものとしてとらえられるのではなくて、私が応募したいわゆる課題が、経済と環境との合致というところを選んだんです。それについて書いたんですけれども、警大跡地と西武新宿線の連続立体化の事業が、ばらばらでなくて同じ視野から審議されることを望んで、私は出席しました。
 以上です。

下田委員

 私も公募の委員で応募して参加させていただいています。中野に住んでからまだ10年ほどなんですけれども、とてもいいまちだと思うので、少しは貢献できればと思って参加しました。私も時代を反映するように、主人はいますが子供はいません。そういったことも含めて、ちょっとは意見が言えるかと思います。よろしくお願いします。

伊丹委員

 やはり同じく公募で任命されました伊丹でございます。私は沼袋で生まれて、ずっと幼少のころは中野区におったんですけれども、父が国家公務員で転々と地方を歩きまして、中野には二十数年後に戻ってきたんですが、祖父の代から中野区に住んでおりまして、祖父、父とも国家公務員だったんですが、私だけは電機メーカーの人事関係をやっておりまして、今、人事コンサルタントを務めております。
 私は、ボランティア活動というのはほとんどやったことがなかったんですが、長男が、これは4代目に当たるわけですけれども、他の区に住んでおりまして、学生時代にボランティア活動をやっておりまして、それが勤務して他県に行ったのに伴って、私が後を継ぐ形で中野区にかかわらせていただきまして、今回の公募も、そういうことで少しはお役に立つようにという長男の勧めもございまして、応募させていただきました。これからいろいろ勉強させていただきたいと思いますので、よろしくご指導ください。よろしくお願いします。

赤星委員

 赤星でございます。私も公募で応募させていただきました。中野区で現在設計事務所をやっておりまして、住まいも東部地域の中央一丁目に家族で住んでおります。中野区に住みだしまして、私もちょうど10年ぐらいになるんですけれども、職場も住まいも同じ中野ですので、この中野を何とか注目されるような素敵なまちにしていきたいというふうに思っておりまして、先ほど西村委員もおっしゃっていましたけれども、ばらばらの計画ではなく、全体にまとまりのある、連係した計画としてどんどん進めていくことに携れればと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

藤江委員

 東京都第三建設事務所の所長の藤江でございます。第三建設事務所と申しますのは、中野、杉並、新宿を管轄しておりまして、都道、それから河川ということで、日ごろから皆さんに大変お世話になっております。私どもも整備したり管理したりしている中で、中野区と連携しながらやっておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

大竹委員

 中野消防署長の大竹でございます。私は、去る10月1日付の東京消防庁の人事異動によりまして、中野消防署長を命ぜられました。今後ともひとつよろしくお願いいたします。

飯島委員

 区議会議員の飯島きんいちでございます。会派所属は公明党でございます。丸井が創業して、そして現在の位置に至って70年で、いよいよ来年この本店を閉鎖するという、中野駅周辺にとっては極めて大きなタイミングであろうかと思います。70年ぐらいは、この警大を中心としたり、あるいは中野駅を中心としたりする都市計画、まちづくり、そのぐらいの期間、中野区に影響を与えるような重大な課題であろうと思っております。
 そういう意味では、この区議会議員も都市計画審議会において、その使命、役割を十分自覚しつつ頑張ってまいりたいと、このように思っておりますので、よろしくお願いいたします。

かせ委員

 同じ区議会議員のかせ次郎でございます。会派は日本共産党です。前回からの続投ですけれども、今、問題になっているといいますか、やっぱり世界的に大きな問題になっているのが環境の問題。温暖化の問題であるとか、大変な事態になっているわけですけれども、そういう中で注目されてきているのが緑であるとか、水辺であるとか、そういったものを大切にするということですけれども、どうも中野はそういうことではなくて開発優先の方向に流れつつあるということを感じておりまして、いろいろなところで議論に参加をして、住みやすいまちづくりのために頑張っていきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。

会長

 どうもありがとうございました。皆さんには、今後ひとつよろしくお願いをいたしたいと思います。
 それでは、次に当審議会幹事の設置について申し上げます。都市計画審議会条例施行規則の第4条の規定によりまして、会長の申し出により、当審議会の事務を補助するため、区の職員のうちから幹事を任命することになっております。会長に選出されたばかりですので、あらかじめ事務局から幹事の名簿が提出されておりますので、名簿のとおり当審議会の幹事を設置いたしたいと思います。
 それでは、事務局から幹事のご紹介をお願いいたします。

事務局

 それでは、お手元に2006(平成18)年度中野区都市計画審議会幹事名簿をお配りしていると思いますが、その名簿に従いましてご紹介させていただきます。それぞれ職、氏名を自己紹介をいたします。なお、名簿の1番目の区長室長の寺部と、4番目の土木担当課長の遠山は、所用がございまして本日は欠席でございます。
 名簿の順番で自己紹介をお願いいたします。まず都市整備部長からお願いいたします。

都市整備部長

 都市整備部長の石井でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

都市計画担当参事

 都市整備部都市計画担当参事の尾崎でございます。よろしくお願いいたします。

公園・道路担当課長

 公園・道路担当課長の野村でございます。よろしくお願いいたします。

建築担当参事

 建築担当参事の佐藤です。よろしくお願いいたします。

住宅担当参事

 住宅担当参事、岩井でございます。よろしくお願いいたします。

拠点まちづくり推進室長

 拠点まちづくり推進室長の石橋でございます。よろしくお願いいたします。

拠点まちづくり担当参事

 拠点まちづくり担当参事の秋元でございます。よろしくお願いいたします。

中野駅北口周辺整備担当課長

 中野駅北口周辺整備担当課長の安部でございます。よろしくお願いいたします。

中野駅南口周辺整備担当課長

 同じく拠点まちづくり推進室の中野駅南口周辺整備担当課長及び、兼務で西武新宿線沿線まちづくり担当課長の上村です。よろしくお願いいたします。

会長

 ありがとうございました。幹事の方々、ひとつよろしくお願いをいたします。
 それでは、次に事務局から説明がございます。都市計画審議会の運営等について、幹事の説明をお願いいたします。

事務局

 それでは事務局から、お時間をいただきまして説明をさせていただきます。
 説明は2点ございます。まず1点目が、きょうお席にお配りしてございます資料の確認でございます。委員全員にお配りいたしました資料が、次第のペーパー並びに第17期中野区都市計画審議会委員名簿でございます。また同時に、当審議会の幹事名簿でございます。また、先ほど関連して見ていただいておりますが、中野区都市計画審議会条例及び同施行規則でございます。
 なお、今期から新たに委員になられた方々につきましては、数点の資料をお席にお配りしてございます。まず一つが、中野区用途地域・地区、日影規制の指定図並びに東京都建築安全条例第7条の3第2項に基づきます建築物の構造制限区域図。一般に用途地域図でございます。また、二つ目が、中野区都市計画概要図でございます。最後に、中野区都市計画マスタープラン。これは2000年、平成12年に策定したものでございますが、その3種類を新たに委員になられた方にはお配りしておりますので、よろしくお願いいたします。
 次に、もう一点でございます。この機会でございますので、都市計画審議会の権限等につきまして、簡単に私の方からご説明させていただきます。
 第17期中野区都市計画審議会につきましては、先ほど選任されました森会長及び矢島副会長のもとで、この2年間運営を行っていただくことになります。
 ここで簡単に都市計画審議会の権限等につきましてご説明いたします。区の都市計画審議会、これは市町村都市計画審議会でございますが、その設置につきましては、地方分権推進の流れの中で、平成11年の都市計画法改正で法定化されてございます。また、権限につきましても、同じく改正都市計画法によりまして、区の都市計画審議会の議を経て、区の都市計画決定をすることとしてございます。言いかえれば、区の都市計画の策定や実施に関しまして、この場でご審議いただくという大変重要な役割を担っていただくことになります。一般的に、区長から審議会に対しまして諮問をさせていただきまして、審議会においては十分な審議をしていただきまして、答申という形でお答えいただくことが主でございます。このほかにも、都市計画に関する事項について、関係行政機関に建議することがあります。そういった役割がございます。
 また、本日の次第にございますように、審議会の運営におきましては、これまでの区のまちづくり並びに都市計画にかかわりますさまざまな所管事項の情報提供につきましても、必要に応じ報告事項という形で適宜行ってまいりました。今後につきましても、先ほど申し上げました諮問に対します答申をいただくことともに、情報提供としての報告事項をきちんと区分をいたしまして、対応してまいりたいと考えているところでございます。
 いずれにいたしましても、正副会長と相談させていただきながら、事務局といたしましても、内実のある都市計画審議会となるよう運営に心がけていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 以上でございます。

会長

 どうもありがとうございました。
 ただいま事務局から、都市計画権限の話とか、あるいは審議会運営の方針等について説明ございましたが、この際何か質問等ございましたら、お出しいただきたいと思います。これは一応決まった形のものですし、また追々、実際の運営の中で何かご意見等があれば、それはそれでお伺いしながら、円滑な運営をしていきたいと思っておりますので、よろしければこれで次に移らせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

(「はい」と呼ぶ者あり)

会長

 それでは、きょうの議事日程にございますけれども、次に報告事項に入りたいと思います。初回ということでございますけれども、報告案件が2件出ております。いずれも先ほど区長さんからも話がありましたけれども、中野区のまちづくりの大きな課題に関係する案件で、審議事項ではございませんけれども、大変重要な問題だろうというふうに認識しておりまして、ぜひ委員の皆さん方から多くのご意見等いただければ幸いだというふうに思います。
 それでは最初に、2件ございますけれども、まず最初に中野区都市計画マスタープランの一部修正について、経緯あるいは内容、それから今後のスケジュール等ありましたら、それも含めて幹事の方からご説明をお願いしたいと思います。
 これは尾崎幹事、よろしくお願いいたします。

都市計画担当参事

 それでは、報告事項の1点目でございます。中野区都市計画マスタープランの一部修正について、ご報告いたします。冒頭、大変申しわけございませんでした。事前に配付した資料に一部誤りがございました。本日、資料の差しかえをお願いしております。新旧対照表を差しかえておりますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、報告をさせていただきます。
 中野区都市計画マスタープランは、本日新たに都市計画審議会委員となられた方には、資料としてお配りしておりますが、平成4年の都市計画法の改正によりまして、中野区としても都市計画に関する基本方針を策定することになりました。
 マスタープラン策定に当たっては、区内各地域での区民議論を重ねまして、都市計画審議会の審議を経て、平成12年3月に策定をしております。
 その後、区内においても、新たに都市計画にかかわる動きがございます。その一つが、当区も関係があります平成15年の特別区長会における新たな清掃工場の建設を中止する決定でございます。この決定により、マスタープランでは警察大学校等跡地に清掃工場の建設を明記しておりましたが、その必要がなくなりました。
 そこで区としては建設が中止になったことを踏まえ、警察大学校等跡地を含む中野駅周辺地区について、改めて計画の見直しをすることになり、中野駅周辺まちづくり調査検討委員会を設置し、平成16年4月には計画検討素案をまとめました。さらに、この検討素案をもとに具体的なまちづくり計画の作成を行うため、中野駅周辺まちづくり区民検討会を立ち上げ、検討を進めてまいりました。
 そして、平成17年3月に計画をまとめ、順次区議会への説明や区民の皆さんへの説明、またパブリックコメント等を実施し、意見を聞きながら、そういった手続を踏みながら計画を見直ししていき、平成17年5月に中野駅周辺まちづくり計画を策定しているところでございます。
 その後、この計画を受けまして、東京都、中野区、杉並区により、平成13年に策定した「警察大学校等移転跡地土地利用転換計画案」の見直しを行っております。また、当都市計画審議会においては、逐一このような計画について報告をしているところでございます。
 以上のような経緯をたどったわけでございますが、このまちづくり計画は、都市計画マスタープランにおおむね沿った内容となっているのですが、警察大学校等跡地につきましては整合がとれていない部分もあることから、これを整合させるため、マスタープランの一部の修正を行ったものでございます。修正の内容につきましては、先ほどお配りしました新旧対照表をごらんいただきながら、ご説明させていただきたいと思っております。
 まず、今、冊子で言いますと17ページに記載されておりますけれども、基本的なまちの構造として図版を示しております。図版がございますので、そちらをごらんいただきたいと思いますけれども、警察大学校等跡地についても、中野駅を挟んだ南北に伸びる、賑わいの心というのがございます。それを当該警察大学校跡地を含むような図版に修正をしているものでございます。
 次に、26ページでございます。まちづくりの方向。4として、大規模敷地地区の保全・活用。(2)に警察大学校等移転跡地の土地利用転換の記載がございます。この中で清掃関連施設という記述がございますけれども、これについては「商業・業務・住宅施設」に、また「JR中野駅周辺における賑わいの心の整備・育成に配慮しつつ」といった記述がございますけれども、これにつきましては、「賑わいの心の整備・育成と連携し」に修正しております。
 次に、55ページの活力あるまちの方針図でございますが、これも資料にありますように、賑わいの心が警察大学校等跡地を含むよう修正をしているところでございます。
 また、65ページでございますけれども、まちづくりの方向。2として、省資源・資源循環型のまちづくりにおいては、「建設予定の清掃関連施設の余熱を有効利用する」との記載がございます。これについては削除しております。
 次に、地域別まちづくりの方針のうち、97ページの桃園地域の中で、3として、警察大学校等移転跡地の土地利用転換の記載がございますが、これについても、賑わいの心の整備・育成「を考慮しつつ」を、賑わいの心の整備・育成「と併せて」に改め、また、「清掃関連施設」を「商業・業務・住宅施設」に修正をいたしているところでございます。
 最後に99ページの桃園まちづくり方針図を、既にご説明したのと同様に、賑わいの心のエリアが警察大学校等跡地を含むよう図版を修正しております。
 修正は、以上でございます。
 なお、今後のことになりますけれども、中野区都市計画マスタープランは、まちづくりの目標をおおむね20年後に置いておりますけれども、間もなく折り返しの時期に来ていることから、次の区の新たな基本構想もできました。また、社会経済状況の変化等を踏まえまして、来年度以降、適切に区民参加を踏まえて改定を行っていく予定であることを申し添えて、説明を終わらせていただきます。

会長

 どうもありがとうございました。ただいまの説明について、何か質問等ございましたら。
 かせ委員、どうぞ。

かせ委員

 冒頭でご説明がありましたけれども、そもそも中野区の都市計画マスタープランですが、この都市計画マスタープランというのは、都市開発における中野区では最高に位置するところのプランですよね。まずそこで確認ですが、どうですか。

会長

 どうぞ、説明してください。

都市計画担当参事

 都市計画マスタープランというのは、その自治体における都市計画に関する基本的な方針を定めたものでございます。

かせ委員

 そのために、平成4年に都市計画法の改正によって、その後、中野区では各地域センターごとに検討委員会ですか、名称ちょっと忘れてしまったんですけれども、それぞれつくって、議会でも特別委員会で報告され、そしてその全体のマスタープランをつくる部会なるものが、中野区全体でもつくられるということで、数年間にわたってやられたというふうに思うんですね。ですから、それだけ重みがあるものなんですよ。ところが、今回、こういう手続がとられていないのですけれども、それはどうしてでしょうか。

都市計画担当参事

 都市計画マスタープランの策定に当たっては、区民参加も得ていろいろなご意見の中で策定されるべきものと思っております。ただ、その改正については、特段の規定はございません。しかしながら、その主旨は生かしていかなければならないというふうに考えております。
 今回の一部修正につきましては、先ほどもご説明したとおり、さまざまな場面で説明会、あるいはパブリックコメント、あるいはもちろん議会のご意見、そういったものを伺いながら、十分に区民の意見表明ができる形で見直しを図ってきたという経緯がございます。都市計画マスタープランの策定の一連の流れの中で、全部を見直すあるいは一部を見直すさまざまな場面があるかと思いますが、いずれにしましても、区民のご意見を聞きながら策定した計画と、区の基本的な都市計画に関する方針を定めた都市計画マスタープランの整合性がとれないという部分がございますので、区民参加を入れた計画、まちづくり計画に整合した都市計画マスタープランとして、今回修正をしたものでございます。

会長

 かせ委員、わかりましたか。

かせ委員

 いや、わかりません。全然わからないですね。今まで、前期ですけれども、都市計画審議会でも、あるいは議会の中でも言われていたのは、都市計画マスタープランと今度の地区計画、土地利用計画の検討ですね、こういったものとの間で、マスタープランとの関係はどうなのかということについては、しばしば指摘されていたわけですよ。
 ところが、これまでは都市計画マスタープランとおおむね沿うものだから問題がないんだということを言ってきたわけじゃないですか。だから、都市計画マスタープランを改正するための区民議論なんて一つもやられていませんよ。
 そして、どうしてって、これが出てきたというんだったら、都市計画マスタープランを変更するというのは、初めて出てきたのは前回の都市計画審議会のときにちょこっと出てきたわけでしょう。それまではこんな話は全然なかったわけですよ。すべてマスタープランに沿うものだと。どうしてこんな変化があるんですか。
 これは多分といいますか、よくわからないけど、説明してほしいんですけれども、東京都との間でこの中野区の計画のつき合わせがあったと思うんですけれども、その中で東京都の方から、都市計画マスタープランを無視した計画だと、これと整合性をとらなきゃいけないというふうに指摘されていたんじゃないんですか。いかがですか。

会長

 今のご質問ですけれども、そういうことがあったんですか。事務局、お答えいただけますか。

都市計画担当参事

 先ほど申し上げましたように、中野区の都市計画マスタープランと、それから中野駅周辺まちづくり計画、これも区民の意見をお聞きしながら、先ほど計画策定をしてきたというお話をしました。そこに、いわゆる差異が生じる。どこが差異かというと、警察大学校の跡地でございました。今回そこをマスタープランの一部修正を行って整合性をとらせたというものでございます。

会長

 今、かせ委員は改正と言われて、改正ではないんですよね。一部修正ということはおわかりですよね。それを踏まえて、どうぞ質問してください。

かせ委員

 修正ということなら修正でいいんですけれども、特にこだわるものじゃないんですが、ただ、これはなぜそうなのかというと、大きく賑わいの心が警大の跡地の方に食い込んでいますよね。それは、実は都市計画マスタープランと整合性をとらなければ、下位の計画をつくることができないという厳然たる事実なんですよ。それを指摘されたから、急遽こういうことになったんじゃないですか。
 これは、これだけ重要な都市計画マスタープランについて、これまではおおむね沿うものであると説明しながら、それがいろいろ問題が出てくると、そごが出てくると、2年ぐらいかけてつくってきた計画を、いとも簡単に内部だけで変えてしまうというやり方、こういうやり方は違うんじゃないですかということですよ。この都市計画審議会に対しても非常に失礼な話だと。この中でも十分な議論がされないままに急にこういうふうにやられてくると。これについては納得いきませんよ。どうしてこういうふうになったんですか。再度お尋ねします。

会長

 お答えできますか。

都市計画担当参事

 冒頭の説明の中では、都市計画審議会において、警察大学校等を含むここのまちづくりにつきましては、いろいろ報告をさせていただいているところでございます。先ほど申し上げましたけれども、中野駅周辺まちづくり、これについては、さまざまな場面で区民の議論をいただき、そういった意見を反映させながら見直しをかけてきたという経過がございます。それはあくまでも、やはりまちづくりを進めていく上で重要なファクターでございますので、そこを見て都市計画マスタープランについても、区民参加でつくられた計画が片方でできている。そして、それ以前につくられた都市計画マスタープランとの整合性が図れないということであれば、ただただ計画と整合性を持たせるために、今回マスタープランの修正をしてきたと、こういう事情でございますので、その点をご理解いただきたいと思います。

かせ委員

 今、区民合意で計画を実行してきたということですけれども、それについても事実とは違っていますよね。この間、警大跡地の土地利用の転換については、多くの区民の皆さん、議会に100を超える陳情が出ていますし、それで相当激烈な議論がありました。
また地域説明会でも、私も何度か参加させていただいていますけれども、大方は今度の計画について疑問、あるいは反対の意見が多かったですね。そしてまたパブリックコメントについても、ほとんどの方は反対だという意見で、賛成する方はほんのごくわずかということです。それだけ区民の中で合意が得られていないと、そういう計画です。これも事実と違います。そして、さらにこの都市計画マスタープランを変えなければならないということについては、これまでの説明と違うんですよね。これまでは、いいんだからと言ってきた。だから、これまでの説明と全く違うことをやったわけですから、これは簡単に変えてしまうということじゃないです。今まで説明してきたことが、全くの違うこと。無知だったのか、あるいはあえて隠したのかよくわからないけれども、今までの区民に対する説明と全然違うわけですから、それに対しての見解というものを、今僕らに説明しないと、区民に対する責任というのは免れないだろうと思うんですが、その辺はどうですか。

会長

 秋元幹事、お願いします。

拠点まちづくり担当参事

 中野駅周辺まちづくり計画のお話が出ましたので、それの所管をいたします私の方から、その辺についてはご説明をさせていただきたいと思います。
 中野駅周辺まちづくり計画、今、都市計画担当参事の方からその策定過程につきまして詳しく説明をさせていただきました。この手続につきましては、都市計画マスタープランの策定と同様の手続を踏みながらというお話をさせていただいたわけでございます。そういった形で策定された中野駅周辺まちづくり計画、これに沿って今回、都市計画マスタープランの特に整合していない部分ということになりますと、まだ警察大学校等跡地のところに清掃関連施設、こういったものが歴然と残っている。こういったことはやはり区民の方に誤解を招くおそれがあるということから、これにつきましてはやはり早々に修正する必要があるといったこと、そんなことから今回、都市計画マスタープランの一部修正をさせていただいた、そういう経過でございますので、よろしくお願いをしたいと思います。

かせ委員

 手続が丸っきり逆なんですよ。まず、そういう変化があったならば、都市計画マスタープランを最初に変えなきゃいけないでしょう。その都市計画マスタープランを変えないでやってしまったから、こうなってしまったわけですよ。だから本来、大もとのところ、変化があったのならそこのところを議論して、都市計画マスタープランを変えると。その都市計画マスタープランに沿った計画をつくるというのが、本来の筋道じゃないですか。いろんなところから指摘をされて、これじゃだめだからということで、こっそりと都市計画マスタープランを変えてしまうなんていうやり方は、これは許されませんよ。意見として述べておきます。

会長

 飯島委員。

飯島委員

 一部修正ということで、非常に遅きに失した修正だと思います。私はもうかねてから、都市計画マスタープランは修正しなきゃしようがないでしょうと何度も申し上げてきました。ようやく修正をされた。そういう意味では極めて対応方が遅い。やらなきゃならないことを今日までやらなかった。何でやらなかったんですか。

会長

 どうぞお答えください。

拠点まちづくり担当参事

 これにつきましては、趣旨というんでしょうか、全体の考え方、これについては全くそごがないということで修正をしなかったわけでございます。今回、やはり都市計画を進めるに当たりまして、この地区に清掃関連施設という文言があるということは、やはり先ほどの答弁の繰り返しになるわけでございますが、区民の方への誤解、こういったものを与えるおそれがあるということから、この部分については、今回の都市計画を進める中で、あわせて都市計画マスタープランの修正をしておいた方がよい、そういう判断のもとに今回させていただいたということでございます。

会長

 飯島委員、どうぞ。

飯島委員

 その大綱、方針については、それは変更がない。しかし、変えなければならないから変えなければならない。とんでもありませんよ。どういう施設が違ったものになったんだから、方針がどうだったとか、方向性がどうだっていう問題じゃないです。明快に書かれている清掃関連施設はなくなったんだから、本来はその時点で変えなければならないことだったんじゃないんですか。
 ただ、問題は、そこに清掃関連施設にかわって何を導入するんだという議論の過程を経る必要があったから、あるいはそういうことについて意見をまとめ上げて、計画をつくり上げる必要があったから、土地利用転換計画案をさらに見直さなければならなかった。だから、それまでの間は、当然導入施設が違うけれども、そのままにせざるを得なかった、こういうことじゃないんですか。それがはっきりしたんだから、本来であれば昨年の5月から8月ぐらいの間に、都市計画マスタープランの一部修正をされなければならなかったんですよ。それをしなかった皆さんは怠慢だと言わざるを得ない。それはやっぱり厳しく受け止めた方がいいですよ。そうでしょう。やるべきことが、その時点で本来するべきことをしなかったんだから。だから、今日このようなことになるんですよ。ですから、その点を十分踏まえておやりいただきたい。
 ただ、一つ確認しておきますが、今後マスタープラン、都市マスの改定、これは時代を経れば当然、おおむね20年の計画というんだけど、それだけもつような、今時代のスピードじゃありませんから、いずれ都市計画マスタープランの改定ということに及ばざるを得ないが、このときはどういうやり方をされる予定なんですか。

都市計画担当参事

 冒頭、最後に申し上げましたけれども、来年度以降、都市計画マスタープランの改定作業を行っていく予定でございます。そのやり方については現在十分検討しているところでございますけれども、やはり基本となるプランでございますから、区民のご意見を伺いながら、またこの都市計画審議会でご議論いただきながら、改定を進めていきたいというふうな基本的な姿勢を持ってございます。

飯島委員

 そうすると、おおむね前回、都市マスを策定したような手法を準用するか、あるいはそれ以上にマスタープランなのか、それはよくわかりませんが、同じような手続を踏まれるということと受けとめておきますけれども。
 これ、どこが違っているかよくわからなんですが、新旧対照表の差しかえをしていただいたと思うんですけれども、どこが前のマスターと違うのか、今と違っているのか、残念ながらよくわかりません。同じものじゃないのかなという気もするんですけれども、それはそれとして、無用な資料はおつくりにならない方がいいと思います。
 この図も修正をされていますね。補助幹線が入っていないのはなぜなんですか。あるいは都市計画決定された道、つまりこの警大の跡地を対象に今回修正を行ったんでしょう。警大の跡地の中に道路が入る、F字道路とか言われる道路が入る予定になっているじゃないですか。そういうのは何で入っていないのというふうに思わざるを得ない。賑わいの心に入ってきて、要するに大規模敷地に斜めの斜線は入っているんだけど、その中に予定されている都市計画決定をされた道路、あるいは地区計画の施設が入っていないのはなぜですか。

会長

 今の疑問点にお答えください。

拠点まちづくり担当参事

 それではお答えいたします。その図の方でございます。こちらの方につきましては、現在、都市計画で定められている、確かに警大跡地の中に入るわけでございますが、現在、道路が全くないということから、今回、大規模敷地地区のまま記載をさせていただいている、そういうことでご理解願いたいと思います。

飯島委員

 そういうことじゃ困るんですよ。予定のものだって線が入る予定になっているじゃない。都市計画決定ってそんなものじゃないですよ、決めたのは。現在、その道路がないから、じゃあ建設設計やらないんですか。補助221なんて建設予定道路じゃないじゃないですか。どこかで行きどまっているようなのだって入っているわけでしょう。どうしてそういうのがここに書いていないんですか。せっかく修正をしたというのなら、きちっとした修正をしていただきたい。そうじゃないと、どこが違っているのって、ただ、賑わいの心がこういうふうに膨らませただけの話であって、そこにどうして賑わいの心になるのかという、都市の基本的なインフラが記載されていない。都市計画決定されたものも入っていない。こういう図面は不備だと言わざるを得ないですよ。だから、これで、いろんなところでご説明するのなら、いずれにしてもそういうものをきちっと入れた、修正をきちっとされたのなら、きちっとしたものとして資料をお示しをいただきたい。これはもうお答えいただかなくていいですよ、線が入っていないんですから。ぜひそういうふうなものを入れたものとしてご配付いただきたい。そうじゃないと、説明がきちっとしたものじゃない、そういう印象を受けざるを得ないので、ぜひその辺はよろしくお願いをします。

会長

 どうもありがとうございました。大変貴重な意見で、今ご指摘いただいた点も含めて、修正できるものは修正を考えた方がいいと思います。
 どうぞ、答弁ありますか。

拠点まちづくり担当参事

 今のご指摘でございますが、今回のこの図面の方でございますが、そちらの方は幹線道路及び補助幹線、こういった道路を記載させていただいてございます。今回のこの跡地内につきましては、区画街路という規模が一定の区域内を対象としたものということから、この図には記載をしていないということでございます。

会長

 事務局の方ですね、今、飯島委員からも貴重な指摘をいただいたわけなんで、これは検討して、それでやはり皆さん方にわかるような資料でないと、いろんな誤解を生じますので、これはそういうことで考えてほしいと思うんですが。きょうは一応報告を受けて、これはこれで、先ほどかせ委員からもいろんな意見が出ました。そういうことも含めて、もう1件、報告事項がありますので、これはこれでおさめますけれども、そんな形で必要な修正があるなら、やっぱりちゃんと修正した資料を出していただいた方がいいと思います。きょうでなくても、これは多分飯島委員もいいと思いますので。
 では、そういうことで、ほかになければ、この報告事項はこれで終わりにしたいと思います。
 次に、もう一つ。これも大変関心の高い案件ですが、警察大学校跡地等に係わる地区計画について、経緯あるいは内容等についてご説明お願いいたします。

拠点まちづくり担当参事

 それでは、パワーポイントを使わせていただきますので、若干席を変えさせていただきます。それでは、ご説明の方をさせていただきたいと思います。
 本日は、お手元に「警察大学校等跡地等に係わる地区計画について」、こういった記載をした資料、やはりこれも一部内容変更がございますので、本日机上配付をさせていただいてございます。
 それと、「東京都市計画地区計画の決定(東京都決定)(原案)」と記載した資料。それとあわせまして、その内容をパワーポイントで作成した画面の写しの資料を参考資料として配付させていただいてございます。こちらの方にパワーポイントで作成した画面の写し、それに基づきましてご説明をさせていただきたいと思ってございます。
 それでは、恐縮でございますが、座ってさせていただきますことをお許しいただきたいと思います。
 本日ご説明申し上げます内容は、この画面にありますように4点でございます。まず、地区計画原案作成までの経過、それから、次にこの地区計画の検討の基礎となってございます中野駅周辺まちづくり計画の概要、3番目に地区計画の内容について、最後に、今回あわせて計画の変更を予定してございます囲町公園と都市計画公園の変更について、
ご説明をさせていただく予定でございます。
 それではまず、地区計画原案作成までの経過について、ご説明を申し上げます。先ほど都市計画マスタープランの一部修正についての中で、若干中野駅周辺まちづくり計画の策定までの経過については、詳しくご報告をさせていただきました。そういったことから、省略をさせていただきたいと思ってございます。
 最初に検討が始まったのが、13年7月から。これは警察大学校等移転跡地土地利用転換計画を策定した、そういったことから端を発しているということでございます。
 中野駅周辺のまちづくりにつきましては17年5月、昨年の5月に計画を決定させていただいたということでございます。それ以降でございますが、昨年の8月にこの中野駅周辺まちづくり計画に基づきまして、東京都等と「警察大学校等移転跡地土地利用転換計画案」、これを昨年策定したものでございますが、この案の見直しを策定してございます。そして同月に、財務省に対しまして、この計画案で要望を出したということでございます。それを受けまして、本年3月でございますが、財務省の方では、この見直しに伴って、ほぼそれに基づいた内容で土地処分方針を決定したわけでございます。その後、この処分方針に沿って、警察大学校等跡地の地区計画について検討してまいりました。
 そして、この10月に区の検討案ということで、ほぼ区の考え方がまとまった段階で、この都市計画審議会に検討案ということでご説明をさせていただきました。その後、区議会等にもご説明をさせていただきまして、その内容に沿って東京都へ提案をさせていただきました。
 これを受けまして、東京都では、この11月に地区計画原案を作成したわけでございまして、この11月16日から29日までの間、地区計画原案の公告・縦覧を行ってございます。
 以上が、現在までの経過ということでございます。本日は、その地区計画原案の内容についてご説明を申し上げたいと考えているものでございます。
 今、計画の中で若干お話をさせていただきましたが、中野駅周辺まちづくり、今回の地区計画につきましては、中野駅周辺まちづくり計画の考え方が取り入れられているということから、この中野駅周辺まちづくり計画の概要につきまして、若干触れておきたいというふうに思ってございます。
 まず、中野駅周辺まちづくりの基本的な考え方でございます。中野駅周辺を中野の真の顔として再生するといたしまして、ここに記載した4点に集約しております。
 1点目は、まちの求心力を高めるといたしまして、中野駅周辺のまちの求心力や集客力を高めていくこととしてございます。2点目は、交通結節点機能を強化するといたしまして、中野区全体のまちの活力と競争力を向上させまして、中野のまちの魅力をつくり出す拠点といたします。3点目につきましては、防災拠点としての機能を確保するといたしまして、防災拠点としての機能確保を図り、安全・安心なまちを形成するとしてございます。4点目は、新たな都市環境を創出するといたしまして、オープンスペースや緑地を生み出して、自然環境と調和する新たな都市環境を創出し、良好な住環境を確保するとしてございます。
 続きまして、中野駅周辺のまちづくりの基本方針でございます。活力に満ちたまちといたしまして、まずにぎわいの心を育成するとしてございます。そのために集客性を高める商業基盤施設や文化・娯楽施設等の誘致を積極的に図るとしております。2点目は、安全で安心なまちを形成するといたしまして、地震など災害時の避難の安全性を向上させるとともに、建築物の不燃化、あるいは耐震化促進などによりまして、市街地全体の安全性の向上を図っていくとしてございます。3点目が、交通ネットワークと交通基盤施設の整備を図るとしてございます。4点目に、環境と共生をしたまちづくりを進めるということ。この4点を基本方針にしてございます。
 この画面が、昨年8月に財務省に要望した警察大学校等移転跡地土地利用転換計画案の見直し図でございます。ご参考にしていただければと思います。
 こちらの図面でございますが、こちらは本年3月に財務省が決定をした警察大学校等移転跡地等、土地処分方針の図でございます。若干8月のものと今回のものとは違ってきております。例えば、中野区役所庁舎用地が入っている、あるいは中学校の位置が若干変更になっている。そういったような一部修正が加わっているということでございます。
 それでは、地区計画原案の内容につきまして、ご説明をさせていただきます。まず名称でございます。中野四丁目地区地区計画。位置は、中野区中野四丁目地内でございます。面積は、約18.0ヘクタールとなってございます。
 この図は、警察大学校等跡地における地区計画の区域図でございます。通常ですと、都市計画で定める区域は、将来も動くことのない地形・地物で定めるとされてございまして、地区計画の区域は、この図にございますような赤い斜線で囲まれた区域、これが約18.0ヘクタールになるわけでございます。
 それから、再開発等促進区を定めてございまして、これにつきましては、民間の施設、この部分に民間の施設が入ってございます。この部分を除いた青の点線の区域の部分、この部分が再開発等促進区の区域として、今回計画に盛り込まれているということでございます。面積は、約16.8ヘクタールほどになります。
 まず地区計画の目標でございます。本地区につきましては、中野の新しい拠点といたしまして、21世紀を先導する魅力と個性あるまちづくりを実現するため、まちづくりガイドラインを策定し、警察大学校等移転跡地の国有地を生かして、公共と民間のパートナーシップにより、地区で一体の開発整備を推進するとしてございます。
 跡地の土地利用転換に当たりましては、防災公園等の都市基盤施設の整備を進めまして、広域的な避難場所としての安全性を図りますとともに、中野駅周辺の「賑わいの心」の整備・育成等と連携いたしまして、商業・業務、教育・文化、医療、居住、公共公益等の機能を備えた複合市街地を形成する。
 また、みどりの保全と緑化の推進、資源・エネルギーの有効活用など、地区全体で環境保全型の市街地形成を図るというふうにしてございます。
 地区計画で定めます区域の整備、開発及び保全に関する方針でございます。まず公共施設等の整備でございます。これにつきましては、道路等の整備方針、それから公園・空地等の整備方針を定めてございまして、次の図面をお出しいただければありがたいと思います。この図面にございます、まず道路の整備方針では、中野区画街路、これは都市計画道路です。これは1号、それから区画街路2号、これは都市計画道路として都市計画決定をしてございます。幅員が20メートルになってございます。それと、区画道路1号及び2号、これも定めるというふうにしてございます。
 それから、補助74号線、これが補助74号線でございますが、早稲田通りでございます。これが15メートル、これを20メートルに拡幅整備をしていくということでございます。
 それから、二つ目の公園・空地等の整備方針でございます。まず都市計画公園1.5ヘクタールを定めます。それから、それと立体的に整備ができるように、この緑の破線であらわしてございますが、公共空地約1.5ヘクタール、あわせまして3ヘクタールの空間広場、こういったものを整備するというふうにしてございます。
 それから、続きまして公共施設等の整備、これの3番になります。歩行者ネットワークの整備方針ということでございます。先ほど申し上げました中野区画街路1号、2号、それから区画道路の整備によりまして、歩行者ネットワークの骨格軸を形成してございます。それとあわせまして、歩行者ネットワークを整備するために歩行者通路、こういった歩行者ネットワークを形成するということで、こういった歩行者空間を形成するという考えでございます。
 続きまして、建築物等の整備の方針でございます。まず地区外に対する日影の影響、これについて記載をしてございます。これにつきましては、その影響に配慮をいたしまして、壁面の位置の制限、あるいは建築物等の高さの最高限度など、必要な建築物等に関する事項を定めるということにしてございます。
 それから、地区内にございます病院、それから中学校も地区内にあるわけでございます。そういった施設に対しては、日影等の影響に配慮をするということで考えてございます。
 それから、2)では高さ等の制限をしてございます。まずこの部分、これを区域5と指定してございますが、区域5につきましては、おおむね110メートル程度の高さといたします。そして、ここの部分がちょうどこれに該当いたしますが、その隣に現在のNTTドコモ中野タワーがございます。こちらの高さが115メートルということから、今回の区域5につきましては、最高の高さが110メートルというふうに今回定めまして、そこから放物線、周辺街区の環境を守るために建物の高さも方物線を描いてこういう線の中に建物をおさめる。あるいは南北方向につきましても同様に、周辺環境に向けてなだらかな放物線を描いて建物の高さを抑えていく。そういったような制限をここにかけているわけでございます。
 それから、二つ目は警察病院、今建築中でございますが、こちらの方には緊急医療用ヘリ、こういったものが発着をいたします。そういったことから、ヘリポートの進入区域内あります建築物等につきましては、その高さを進入表面の上に出ないようにということで、ちょうどここに警察病院を建築中でございます。ヘリコプターがこういうふうに進入するというようなことを聞いてございます。こういったことから、ここの区域の建物の高さについてはヘリコプターの進入を妨げない高さにする、そういう制限をしたわけでございます。
 それから、次でございます。同じく建築物等の整備の方針の3番になります。こちらの方は壁面後退を行うと。これは歩道状のオープンスペースをきちっと地区施設に位置づける必要があるということから、壁面後退を行うということで考えてございます。
 こちらの方が壁面の位置の制限を行った計画図でございます。壁面の後退につきましてはこの3タイプ、1号壁面、2号壁面、3号壁面を考えてございます。1号壁面につきましては、一番低層部分、一番低い部分で2メートルの後退、それから建物の高さ10メートルから50メートルまでが6メートル、それから建物の高さ100メートルまでが、壁面の後退部分が8メートルになります。これが1号壁面でございまして、この施設につきましては、既存の早稲田通り、それから区画街路2号、このオレンジ色の破線に沿って、これが1号壁面を指定している部分でございます。こちらの方は、一番後退のないところで2メートルということでございまして、既存の建物があったり、あるいは建築中の建物があるということから、物理上、余り壁面後退ができないといったところを指定しているものでございます。
 それから、もう一つの2号壁面でございます。2号壁面は、建物の高さ10メートルまでが後退4メートルでございます。それから、建物の高さ50メートルまでが後退が6メートル、それから建物の高さ100メートルまでが、壁面の後退が8メートル。100メートル以上になりますと、壁面の後退が10メートル、そういった指定が2号壁面の指定ということでございます。これがブルーの線で示してございます。区画道路1号、それから2号沿い、それから補助222号線沿い、こういったところにこの2号壁面の指定をしているということでございます。
 それからもう一つ、3号壁面というのがございまして、こちらの方は建物の高さ100メートルまでが壁面後退8メートル、100メートル以上ですと、壁面後退が10メートル以上、こういったような指定でございます。この3号壁面につきましては、ブルーの破線ということでございます。中野区画街路1号沿いに8メートルの壁面後退の指定をしているということになるわけでございます。
 続きまして、3)の二つ目になります。これは個々に景観、緑、こういったものから指定をしてございます。区画街路1号線沿道、こういったところでは地区のシンボルとなる緑豊かな景観を形成するということでございます。
 これが大体のイメージでございます。20メートル沿いに緑の骨格軸を形成するということでございまして、これが20メートルの幅員の都市計画道路になります。その両側には8メートルの壁面の後退を指定してございまして、車道を中心として緑を植栽し、それから歩行者空間、さらにまた外側に植樹帯を設けて、歩行者空間を二重に整備をしていく。こういった緑豊かな歩行者軸、骨格軸を形成するという、そういったみどりの軸のイメージ図でございます。
 次に、4)でございます。こちらの方は「みどりの歩行者空間」に面した部分の建築計画。こういったものにつきましてはヒューマンスケール、こういったものに配慮して整備を進めるということでございます。さらには中野駅を基点としたにぎわいのある歩行者空間、こういったものをみどりの軸とあわせてにぎわい軸を形成するということでございます。
 こちらが先ほどの都市計画道路沿いに設けたみどりの骨格軸でございます。これに対して、中野駅からのにぎわい軸といたしまして、ちょうどここに公園がつくられるわけでございますけれど、公園の南側ににぎわい軸を形成していくと、そういった考え方をとってございます。
 さらに5)でございますが、ここでは容積率、指定容積率という言い方をしてございます。こういったものを考えているということで、ここであわせてご報告しておきますが、まずこれが区域1でございます。それから区域2でございます。これにつきましては、指定容積率を300%で考えているというものでございます。それから、区域4は現在の囲町公園の所でございまして、こちらの方は500%の指定容積率を考えています。それから、区域5は、この公園の南側の街区、こちらの方でございます。こちらの方につきましては、400%の指定ということで考えてございます。
 今申し上げました容積率につきましては、建築計画等の内容を、これから今後計画が一斉に始まるわけでございますが、さらにそういった内容を評価いたしまして、改めて容積率の最高限度を定めていく、そういったような考え方をとってございます。
 続きまして、再開発等促進区でございます。これは先ほど申し上げました、面積約16.8ヘクタールということになります。土地利用に関する基本方針は、そこに記載したとおりでございます。そして、ここではそれぞれの街区ごとの機能、こういったものを定めてございます。
 まず区域1、それから区域2でございます。こちらにつきましては、大学等教育機能、それから医療機能等を導入するという位置づけでございます。そして、区域3でございます。この区域3につきましては、公共公益機能と都市型居住機能の更新、こういったものを主体とした複合機能ゾーンという位置づけにしてございます。それから区域4、それから区域5でございます。こちらにつきましては、駅至近の立地条件を生かしまして、商業・業務機能、生活利便性の向上に資するサービス機能、街なか居住、こういったものの複合した土地利用、そういったもので考えるということでございます。
 再開発等促進区の中で定める主要な公共施設の配置及び規模。これは再開発等促進区の中では、こういった主要な公共施設につきましては、2号施設として定めるというふうになってございます。そこでは、三つ定めてございます。これが2号施設としての公共空地、1.5ヘクタール。それから、区画道路1号、これが幅員12メートルの道路、延長が約200メートル。それから区画道路2号、こちらの方も幅員12メートルで延長約400メートル。そういったもので定めるということでございます。
 そして、そのほかに地区施設といたしまして、これは緑地1号という位置づけでございます。面積が1,000平方メートル、それから、これが賑わいの条例のゾーンを踏まえての導入部分、広場、これが約500平方メートルで定めます。それから、歩行者のネットワークを図るために、歩行者通路1号、これが東西に、それから歩行者通路2号、これが南北、それからもう一つ南北に歩行者通路3号でございます。ここに歩行者の方々のネットワークを図るということから、それぞれ幅員4メートルでございます。1号につきましては延長170メートル、2号につきましては100メートル、3号につきましては150メートル、そういった形で地区整備計画として定めるということでございます。
 地区整備計画の建築物等に関する事項でございます。これは建築物の用途の制限をするということでございます。区域1から区域5、これらにつきましてはすべて店舗型の風俗関係の営業店舗、こういったものは禁止をしていくという考え方でございます。
 それから区域4、ここでございます。ここにつきましては、商業地域相当の建築規制をかけていくということになっております。それから、区域5でございます。こちらの方は、近隣商業地域相当の建築規制ということで考えてございます。そのほかの今申し上げなかった区域1、区域2、区域3につきましては、現行どおり、第一種中高層住居専用地域をそのままの形で適用していくということで考えているものでございます。
 そのほかの建築物等に関する事項でございます。壁面の指定は先ほど詳しく説明をさせていただきましたので、ここでは省略をいたします。そのほかの事項といたしましては、建物の色彩、こういったものについて、街並み形成に配慮するなど周辺環境と調和をするよう配慮するということでございます。それから二つ目が、屋外公告物、これにつきましては、建築物と一体的なものといたしまして、やはり良好な都市景観の形成に寄与していただくようなものにしていくということで定めております。
 以上が、地区計画原案の内容でございます。
 次に、これは冒頭でも少し触れましたが、都市計画公園、現在の囲町公園でございます。こちらの位置の変更等をさせていただくということで、都市計画公園の変更を考えているということでございます。現在、囲町公園、約0.5ヘクタールあるわけでございますが、これをほぼ区域の中央に約1.5ヘクタールの都市計画公園、これを防災公園という形でつけかえるということでございます。
 現在、ここに囲町公園がございます。これが約0.5ヘクタールでございます。これを新たにこちらの区域につけかえると。今申し上げた1.5ヘクタールの面積で考えるということでございます。こちらは、地区計画とは別の都市計画公園の変更ということで、このような内容になってございます。
 今後の予定でございます。今ご説明申し上げました地区計画の原案、これにつきましては、また東京都で作業を進めてまいります。来年1月から2月になりますと、今度、地区計画原案が地区計画の案という形で返ってまいりまして、公告・縦覧をするということになります。これが来年の1月から2月にかけてと考えてございます。この段階では、この地区計画の案について、やはり区民説明会を開催させていただく。これは東京都と中野区と合同でやらせていただくということで考えてございます。
 それから、2月になりますと、またこの中野区都市計画審議会の開催のお願いをいたしまして、地区計画案の意見照会、これは東京都から意見照会が来ますので、それについて諮問させていただき、答申をいただきたいということでございます。
 それから、来年の3月でございますが、東京都の都市計画審議会が開催されまして、今お話しした地区計画の案を諮問いたしまして答申をいただく。そういう予定で進んでいくわけでございます。ここで答申をいただきますと、19年4月の初旬には、都市計画として決定告示されるということでございます。
 以上が、地区計画の説明でございます。どうもご清聴ありがとうございました。

会長

 どうもありがとうございました。長時間の説明で、しかも内容が細かい点まで入っておりまして、多岐にわたっておって、なかなか理解しにくい点もあるかもしれませんが、ただいまの説明に対しまして、何か質問等ございましたらお出しいただきたいと思います。

かせ委員

 何点か伺います。まず、最後の説明の方がわかりやすいんで。今後の予定の中で、地区計画等の案の公告・縦覧ですけれども、私ども、その認識がちょっと正確じゃなかったと反省しているんですけれども、この公告・縦覧というのは、一般の区民の方が、この大規模な計画なものですから相当関心を持っていると。そういった区民の方が意見を述べる場というのは、反映させる場というのはないんでしょうか。

拠点まちづくり担当参事

 この後、公告・縦覧期間中に意見をいただくという期間がございます。これは都市計画法17条に基づきます公告・縦覧でございますので、一般の方々の公告・縦覧に供すると。一般の方々からご意見をいただく、そういう期間でございます。

かせ委員

 もう少し詳しく説明していただきたかったんですけれども、その窓口というのはどういうところになりますか。中野区の都市計画課に行けばよろしいんですか。それから、どういう手続をするんだということについても、もう少し詳しくお話しください。

拠点まちづくり担当参事

 公告・縦覧、これは東京都の地区計画の案でございます。したがって窓口は、主体は東京都になるわけでございますが、中野区にもこういった縦覧場所ができるということでございます。今、委員がおっしゃったように、中野区では都市計画の方で縦覧をしていただくということになります。
 それから、意見につきましては、東京都にご提出をいただくということになります。

かせ委員

 意見は東京都にしていただくということですけれども、単なる窓口というよりも、中野区としてもいろいろな意見が出ているということで、それについては公開するような手だてがあってもいいのかなというふうに思うんですがね。全部なくなるということであってはならないと思うんですが、いかがですか。

会長

 どうでしょう、手続的には。東京都の原案ですからね。

拠点まちづくり担当参事

 先ほども申し上げましたが、中野区の都市計画の所管で窓口があるわけでございますが、当然そちらの方でも意見はいただけるわけでございます。ただ、これについて中野区としては、手続上は東京都を通じてということでございまして、内容については取りまとめて、それで東京都に送るということでございます。

かせ委員

 区民に対して、それを公開されるべきだというふうに思うんですが、ぜひ検討していただきたいと思います。
 それと、先ほどいろいろ容積率の問題であるとか、高さ制限の問題であるとか、言われておりました。ただ、これは現在持ち主が確定していない。いわゆる持ち主がこれから確定するわけですけれども、そうした場合には見直しがされるわけですよね。その割に、いわゆる見直し容積率についても、評価容積率が加えられて、これよりも大きなものになるというのが再開発等促進区の仕組みだというふうに理解をしているわけですけれども、そうした場合に、先ほど言った高さであるとか、それから公開空地の確保の問題であるとか、これはどういうふうに確保する、担保をする、補償できるのかということですけれども、これはどうなんですか。

拠点まちづくり担当参事

 先ほど20ページのところで容積率のご説明をさせていただきました。その折に建築計画の内容によって、それを評価していくと申し上げております。まさしく本日申し上げた指定容積率にこの評価分が加わるということで、その段階で改めて都市計画を見直していく。
 それから、この建築計画、建物の高さでございますが、区域5のところで約110mということで決定をしていくわけでございますが、その他の区域についても、その段階で改めて決定されるということも考えられるわけでございます。

会長

 今の答えでいいのかな。もう決まるわけでしょう。枠を決める、地区計画として、高さとか、そういうものはみんな決めていくわけじゃないの。それをちょっとはっきり答えてください。

拠点まちづくり担当参事

 失礼いたしました。容積率は、今申し上げましたように、評価をいたしまして、そのときの上乗せがあるということでございます。建物の高さは、先ほど区域5のところで110mということで決定をしていくわけでございます。その範囲の中で計画をしていくということになるわけでございます。

かせ委員

 そのために、どのように担保するのかということですよ。再開発等促進区のことで法律を理解すれば、そういう見直しのときに、評価の部分も加えるという、これはこの法の趣旨なわけですから、だからそれをいかに抑えていくかということが、この計画を本当にできるかどうかという核心になるわけですよ。今おっしゃったあれだと、まだこれはっきりしない。どのような縛りをかけて守っていくのかということをお聞きしているんですよ。

副会長

 事務局の説明が余りはっきりしないので、私の方から説明しますが、地区計画というのは都市計画で定めますので、これを定めますと、確実に建築計画に従わなければならないということですので、この制限の枠内でしか、建築ができないということになります。以上です。

会長

 かせ委員、そういうことです。何かほかに。

かせ委員

 後でまたいろいろ議論がされると思うので、これでやめますけれども。それと、住民の皆さんからいろいろ心配されている問題で、例えばこのビルとビルの間の広場で安全性が確保できるのかという問題とか、それから日照の問題、ここで先ほど説明されていましたけれども、日影の問題で、どのように日影を確保するのか。特に公園の問題、それから中学校の校庭の問題ですね。これをどのように確保するかということで、具体的な説明がないというふうに私どもは聞いておるんですけれども、どのようにこれを確保する、クリアしていくのか。この辺についてはどうですか。

会長

 答えられますか。具体的な計画じゃないと言えないんじゃないかな。

拠点まちづくり担当参事

 今、ご質問があったわけでございますが、こちらの方につきましては、具体の計画が策定される段階で、中野区としてはそういった計画と調整を図りながら、この都市計画に定められる内容について、その実現化を図っていく、そういうことで考えているものでございます。

かせ委員

 今は答えられないということで受けとめておきます。

会長

 それから、あとどなたか。はい、どうぞ、飯島委員。

飯島委員

 地区計画の目標というところに、みどりの保全と緑化の推進、資源・エネルギーの有効活用など、環境保全型の市街地の形成が挙げられています。整・開・保にかかわるところとか、特にそういうことに関する指摘が、方針として公園緑地等の整備方針というのもあるんですが、ここでの例えば再生利用可能エネルギーの利用とか、その辺のことについて、今、東京都は非常に関心を持っていますし、これを積極的に推進しようと。開発計画に当たっては、その当該地域で新たに発生するエネルギー需要のうち、どの程度を再生利用可能エネルギーとして計画を出すか。イギリスなんかでは、もう既にそういう計画を持ってやったりしていますけれども。いずれにしても、そういうことをする予定にあるようなことで、ここで周知される。したがって、このいわゆる四丁目地区地区計画内に定められている方針及び再開発等促進地区の、いわゆるそれぞれの公共施設、あるいは建築物云々かんぬんと、こうあるんですけれども、これ以上に何か物を考える余地はないのか。つまり、これはもう既に存在している、今まで項目として挙げられてきたものが自動的に上がってきている。そういう感じもするんですが、そうした方面に関する地区計画の中に取り組みなり、これは原案ですから、段階でつけ加わってくるような可能性、あるいは、この地区計画とセットになる環境にかかわる計画、もしくは景観にかかわる計画、こういうことは考えられているんですか。

会長

 大変難しいけど、答えられますか。

拠点まちづくり推進室長

 実は、この地区計画というのは、一つの都市計画のツールであると思います。この地区計画とセットになりまして、区としては先ほどご説明しました中野駅周辺まちづくり計画をベースにいたしまして、まちづくりのガイドラインをつくろうと、今検討を進めております。ある程度まとまりました段階で、またこの審議会等にも報告したいと考えておりますけれども、このガイドラインの中に、いわゆるこの中野駅周辺まちづくりについて、どういった形で環境保全型のまちづくりをつくっていくかというような内容につきましても織り込もうというふうに考えております。
 その中におきましては、エネルギーの再利用であるとか、自然エネルギーの活用であるとか、それから場合によっては中水道の活用であるとか、そういった観点からの区としての考え方、そういうものをまちづくりガイドラインの中に盛り込んでいきたいというふうに考えております。
 それにつきまして、ある程度まとまった段階で、またこの審議会にご報告をさせていただいて、いろいろご意見をいただければ大変ありがたいと考えております。

飯島委員

 その際に防災公園という、中野区としては初めての防災公園という規定の公園が考えられるかと思いますけれども、その具体的な施設の、あるいは地下に埋設する施設等と含めてお考えをいただければというふうに申し上げておきます。
 これは原案で、案の段階でまたご報告があるのかなと思ったりいたしておりますけれども、区としてはおおむねこの原案、もちろん提案をされたわけですから異論があるわけじゃないでしょうけど、しかし、あくまでもこれは東京都の決定による原案ですから、ここで区としてさらに言わなければならないようなことがおありだとお考えか、おおむねこれで進めていただいていいのかなと、事務局としてはそういう考えを持っておりますか。

会長

 どうでしょう、答えられますか。要するに、原案についてはあれですね。

拠点まちづくり推進室長

 原案は既にできまして、公告・縦覧をさせていただいています。これに対して意見が出てきましたので、東京都としては、原案に対する意見等を踏まえて、これから地区計画の案をつくるということで考えております。
 地区計画の案につきましては、その案につきまして東京都の方から意見照会がございますので、その意見照会について、この審議会の場に諮らせていただいて、それに対する回答についてご審議をいただきたいと考えております。
 それから、中野区として原案に対して何か意見を申すかという話でございますけれども、少なくとも今の原案につきましては、私どもがつくりました区としての素案に沿った形で原案がつくられておりますので、中野区として今の段階でこの原案に対して何か申し上げて変えてくれということは一切考えておりません。

飯島委員

 最後にします。そこで高度の問題がありますけど、絶対的高度制限、おおむね110メートルという幅がある書き方にこの原案ではなっていますけれども、しかし、ここの場所の周辺関連施設、日影その他に配慮して云々ということで、グラデーションをつけたこういう高さの制限を考えているわけですが、むしろ絶対的な高度制限をここでかけておいた方が、それこそ既に、副会長はここら辺、もうと、こうおっしゃっていますけれども、しかし、それは計画として確保するならば、それは絶対的高度制限をかけるべき場所ではないのかなと。その方がむしろ区としての主張といいますか、環境と共生する、にぎわいを考えられるというなら、そういうことをむしろこの地区計画の中できちっとされた方がいいのかなと、こう思ったりするんで、ちょっと聞いたんですけど、それはどうでしょう。

拠点まちづくり推進室長

 現段階ではスカイラインという形で、110メートルを最高限度にして西方向、あるいは北方向にずっと下げているという、そういう大枠を今回都市計画の中では決めていきたいと思っています。この地域については、早稲田通り沿いは別でございますけれども、第2種高度地区という、いわゆる高さ制限がかかっておりまして、それをどうするかという話とセットで考えなきゃいけないと思っております。
 高度地区の廃止につきましても、今回の手続の中で一緒に考えていたんですが、今回ご提案しましたのは公園の変更でありますけれども、高度地区の廃止と防火地域の指定については、もう少し先に延ばしていきたいというふうに考えております。ですから、今回の都市計画の中では、高さも含めて大枠だけを組み込みまして、将来この跡地の地権者等が決まって、具体的に建築計画が決まった段階で、もう一度その建築計画に基づいて、地区整備計画を変更する予定でございます。これは、今の地区整備計画の中では、壁面の位置と用途の制限しか決めませんので、将来的には地区整備計画の中で高さの限度であるとか、それから計画容積を決めていきますので、その段階で、各街区の高さの限度をどうするか、そういうものにつきましては、将来の建築計画をにらみながら、改めて都市計画の中で決めていきたいというふうに考えておりまして、また、それが具体化した段階でこの審議会等にご報告させていただきまして、いろいろ意見をお伺いできればというふうに考えております。

飯島委員

 だとすると、ちょっと確認をしておかなければならない。地区計画、ここ再開発促進区も含めて地区計画をつくりますよね。表現はおおむね110メートルという高度の制限で、最高110メートルというふうにおっしゃったけれども、だとすれば、改めてその整備計画の段階で高度を定める必要が出てくる。それはだって、今、2種高度がかかっているから、それはいじくりませんよと。2種高度がかかったままでは、いわゆるこの容積を満たしてどうなのかといったら、どんなのができるかわかりませんから。だけど、少なくとも、そもそもの地区計画、四丁目地区地区計画の中において、最高限度が110メートルと定められているものだとすれば、おおむねという言葉がついているんですよ。それは、もうそこが限度で、改めて高度を検討するということでないと、この地区計画それ自体は何なんだということになってしまう。したがって、区の考え方としては、改めて整備計画を考えるにしても、少なくともこの枠は外れないんだと、その中で考えるんだと。
 そういう意味では、絶対高度を110メートルにしておいた方がいいんじゃないですかというのが、絶対的高度を制限しておいたらいいんじゃないですかというのは、そういう意味で本来枠はもう動きませんよと、ここの。そういうものじゃないと、これは整備計画の中で、そもそもの都市計画の方針を決めたものの、計画の範囲を逸脱して拡大するような高度であったら困るわけですね。そうでなければ、そもそもの計画のいわば一体性、関連性、連携性、整合性の問題が問われてしまうんですから。そこはやっぱり事務方として云々じゃなくて、これはこういうものとして決めるんだから、この範囲の中の検討が整備計画の中でも行われるのだというふうにお答えいただかないと、一体これは何なんだということになってしまいますので、そこはもう一度確認をいたします。

会長

 いや、今、飯島委員が言われたように、もう一つはっきり言ってください。

拠点まちづくり推進室長

 私の説明が誤解を招いたというふうに思います。基本的には110メートルという制限は、基本的に今回の都市計画で大枠として決めますので、今後、具体的な街区の計画をつくるときには、今の大枠の中で考えていくものでございます。その大枠の中で各街区での高さの限度をどうするか、あるいは今かかっています高度地区をどうするのか、そういうものを含めて議論をしていきたいと。また、そういうことについて、いろいろご意見をいただきたいと思っております。誤解を招くような説明をして申しわけありませんでした。

会長

 ほかに何かございますか。きょうは初めての方もいらっしゃるんですけれども、先ほどから、今後の予定の方にありますように、今度は正式にまた2月の段階では、東京都案に対して区として意見を述べる機会、そういうこともあります。そういうことで、きょうは一応報告ということで、これで少しいろいろまた勉強していただいて、次の機会にできるだけたくさん意見を出していただければ幸いではないかなと思っています。
 いずれにしましても、時間がもう3時半を過ぎています。そういうことで貴重な時間ですし、皆さん方もいろいろ予定ありますので、きょうはこのあたりで、この報告を終わりにしたいと思いますが、いかがでしょうか。

(「はい」と呼ぶ者あり)

会長

 それでは、異議ないようですので、きょうのこの報告2件、これで終わりにしたいと思います。
 きょうは、大変貴重な意見等いただきました。事務局としても、このあたり十分踏まえて、また次の見解に努力をしてほしいと思います。
 それでは、本日の審議会はこれで終了いたします。
 なお、事務局の方から連絡がございますので、もうしばらくお待ちください。

事務局

 最後に、今後の日程につきまして事務局からご連絡させていただきます。
 次の都市計画審議会でございますが、年明け、2月15日木曜日になります。午後1時半から、この場所で開催を予定しております。改めてご通知を差し上げますが、日程に加えていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
 本日は、ありがとうございました。

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このページは都市基盤部 都市計画課が担当しています。

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