平成16年度 第5回中野区都市計画審議会会議録

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更新日:2023年8月3日

日時

平成16年11月18日(木曜)午後1時30分

場所

中野区役所 区議会第2委員会室

次第

1.第16期中野区都市計画審議会委員委嘱状伝達

(1)会長及び副会長の選出

(2)委員自己紹介

(3)審議会幹事の設置

(4)事務局説明

出席委員

森委員、矢島委員、田代委員、勝木委員、折原委員、堀委員、福島委員、西見委員、戸矢崎委員、大河内委員、吉村委員、貞弘 委員、加藤(ま)委員、加藤(義)委員、米田委員、篠委員、佐伯委員、かせ委員、むとう委員、伊東委員

事務局

服部都市整備部都市計画担当参事

幹事

  • 那須井区長室まちづくり総合調整担当部長
  • 石井都市整備部長
  • 尾崎都市整備部土木担当課長
  • 上村都市整備部交通安全対策担当課長
  • 佐藤都市整備部建築・住宅担当参事
  • 岩井都市整備部地区整備担当課長
  • 豊川都市整備部中野駅周辺整備担当課長

事務局

 大変お待たせいたしました。本日はご多忙のところお集まりいただき、また新しく第16期となります中野区都市計画審議会の委員をお受けいただきまして、まことにありがとうございます。
 本日の次第につきましては、お席にご配付してございますとおりでございます。委員の委嘱状伝達、それから審議会で、会長および副会長の選任等々を行っていきたいと思ってございます。
 まず初めに、委嘱式を行います。
 区長が皆様方の席に参りますので、その場で委嘱状をお受け取りいただきたいと考えてございます。よろしくお願い申し上げます。

(委嘱状伝達)

事務局

 なお、きょうは欠席が数名おられますが、後ほどお渡しいたしたいと考えてございます。どうもありがとうございました。
 続きまして、中野区長のほうからあいさつを申し上げたいと思ってございます。よろしくお願い申し上げます。

田中区長

 皆様に、ただいま都市計画審議会委員ということで委嘱をいたしました。ことしから2年間の任期ということでございますので、よろしくお願いを申し上げるところでございます。
 中野区のまちづくりですけれども、現在、新しい基本構想10か年計画の策定を行っているところであります。そうした中野区全体の将来像、そうしたものを描きながら中野区のまちづくりといったようなことについても、またその将来像に合った形でまちづくりを進めていくといったようなことが起こってくるというふうに思っております。
 中野区のまちの姿、これはこれまで主として住宅のまちとして発展をしてきたところであります。単に住宅都市としてではなく、産業や学習、娯楽の拠点といったようなにぎわいと活力をともに兼ね備えたまち、そういったものを目指していきたいというふうにも考えているところでございます。都市の活力と環境といったようなものが共生できる、そうしたまちづくりを目指していくということが私どもの目指すところであるかというふうに思っているところでございます。
 そうした意味もありまして、この都市計画審議会におきましても、中野駅周辺のまちづくり計画をはじめとしてさまざまなまちづくりや都市計画等についてご審議をいただく予定でございます。こうしたご審議を通じまして、内実のあるまちづくり協議を期待をしているところでございます。
 どうかこの2年間、よろしくお願いを申し上げます。

事務局

 どうもありがとうございました。
 それでは、ただいまからレジュメにありますように、この第16期としては初めての平成16年第五回中野区都市計画審議会を開催させていただきます。
 お席に資料等を用意させていただきました。
 まず最初に、お手元に関係の条例規則等も載せてございますので、ご参照いただきたいと思ってございます。中野区都市計画審議会条例第4条の規定によりまして、会長の選任が必要となるわけでございますが、会長の選任に当たりまして、臨時議長をどなたかにお願いするわけでございます。事務局のほうであらかじめ折原烈男委員にお願いをしておりますけれども、よろしいでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

事務局

 異議ないようでございますので、そうさせていただきます。
 それでは、折原委員、中央の臨時議長席にお願い申し上げます。

臨時議長

 ただいまご指名をいただきました折原でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。それでは、座らせていただきます。
 会長の選任に入りたいと思いますが、中野区都市計画審議会条例第4条第2項の規定に、「会長は、学識経験のある者につき任命された委員のうちから委員の選挙により定める」とあります。そこで、ここに配付されております第16期中野区都市計画審議会委員名簿の学識経験者の方々の中から選ばせていただくことになります。会長候補について事務局のほうで推薦していただければと思いますが、皆さん、いかがでしょうか。よろしゅうございますか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

臨時議長

 それでは、異議がないようですので、そうさせていただきます。
 それでは、事務局からご推薦をお願いいたします。

事務局

 事務局といたしましては、第15期に副会長をお務めいただきました森欣貮委員にお願いすることが適当かと考え、森欣貮委員を推薦させていただきたいと思ってございます。お諮りをお願いいたします。

臨時議長

 ありがとうございます。
 ただいま事務局から森委員をご推薦いただきましたが、皆さん、それでよろしいでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

臨時議長

 ありがとうございます。
 それでは、会長に学識経験者でございます森欣貮委員を選任させていただきます。
 それでは、私の務めは終了しました。ご協力ありがとうございました。それでは、森会長、よろしくお願いいたします。

会長

 折原委員、ありがとうございました。
 ただいま皆様方のご賛同を得まして会長という重責を担うことになりました。もとより微力でございます。皆様方のご協力あるいはご指導をいただきながら、当審議会の円滑な運営を図っていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 まず最初に私がやるべき務めは、中野区都市計画審議会条例第4条第3項に基づきまして、副会長の選任ということになります。どなたにお願いしたらよろしいでしょうか。お諮りをいたしたいと思います。
 前回ですと、会長のほうにお預けいただくということだったわけですけれども、それでよろしいでしょうか。

(「会長一任」と呼ぶ者あり)

会長

 それでは、一任させていただきましたので、私としましては矢島隆委員にお願いしたいと存じます。
 矢島隆委員は、都市計画の実務等大変豊富な経験を積んでおられる方です。そういうことでお願いをしたいと思います。いかがでございましょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

会長

 異議なしということで、副会長は矢島委員にお願いいたします。よろしくお願いします。
 矢島委員を紹介いたします。

副会長

 ただいま副会長に選任をいただきました矢島と申します。
 私、長らく国土交通省の都市計画部門に勤めておりまして、その間、幾つかの県庁、その他に出向したり、あるいはいろいろなまちでのまちづくりにかかわってまいりました。私は中野区鷺宮四丁目に住んでおりますが、そのようなご縁で今回委員にさせていただき、副会長の重責を担わせていただくことになりましたが、もとより微力でございますので、皆様のお力を得まして、いささかでも審議会の運営のお役に立てばというふうに考えておる次第でございます。よろしくお願い申し上げます。

会長

 どうもありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、次に、都市計画審議会条例施行規則第4条の規定によりまして、会長の申し出により、当審議会の事務を補助するため、区の職員のうちから幹事を任命することになっておりますけれども、事務局から幹事等のご紹介をお願いいたします。

事務局

 お手元に2004(平成16)年度中野区都市計画審議会幹事名簿をご配付しております。そこのところをご紹介させていただきます。それぞれ担当部長、参事、課長、自己紹介をするわけでございますが、冒頭の区長室長は所用がございましてきょうは欠席でございます。名簿の順番で、那須井区長室まちづくり総合調整担当部長から自己紹介をお願い申し上げます。

まちづくり総合調整担当部長

 区長室まちづくり総合調整担当部長の那須井でございます。よろしくお願いいたします。

都市整備部長

 都市整備部長の石井でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

事務局

 この件の所管でございます都市計画担当参事服部でございます。よろしくお願い申し上げます。

土木担当課長

 土木担当課長の尾崎でございます。よろしくお願いいたします。

交通安全対策担当課長

 交通安全対策担当課長の上村です。よろしくお願いします。

建築・住宅担当参事

 建築・住宅担当参事の佐藤と申します。よろしくお願いします。

地区整備担当課長

 地区整備担当課長の岩井です。よろしくお願いします。

中野駅周辺整備担当課長

 中野駅周辺整備担当課長の豊川でございます。よろしくお願いいたします。

事務局

 あと、幹事ではございませんので、名簿に入ってございませんけれども、野方警察署、野方消防署のほうから毎回お越しいただいてございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

会長

 どうもありがとうございました。
 新たな審議会の出発に伴う諸手続は終わりました。
 ここで、恐縮ではございますけれども、各委員に名簿の記載順でよろしいかと思いますけれども、簡単な自己紹介をお願いしたいと存じます。
 最初に私の名前が出ていますので、まず会長から簡単な自己紹介をさせていただきます。
 先ほどもちょっとご紹介がありましたが、平成12年から中野区都市計画審議会委員として2期務めまして、今回3期目ということになります。
 私は東京都庁OBでございまして、都市計画局を中心に東京のまちづくりに携わってまいりました。それから、中野区との関係で申し上げますと、前にも申し上げたかもしれませんけれども、都庁に最初に就職したときに中野区の建築課に3年ほど在籍をいたしました。そういうことで、土地カンがあるというほどではございませんけれども、折に触れ、中野区についてはいろいろ関心も持っておりますし、それから私どもの仲間、当時入都した中で中野区に30人ぐらい同じ時期に入っておりますが、その仲間とは年に1回ぐらい会合を持つというようなことをいまだに続けております。
 そういうことで、中野区には大変関心を持っておりますし、安全で快適で、しかも活力のある中野区になるように、まちづくりを推進する審議会に微力ですけれども一生懸命努力していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
 矢島委員は紹介されたので、次に田代委員、よろしくお願いいたします。

田代委員

 田代でございます。私、所属は千葉大学園芸学部で、専門が緑地計画、環境デザインでございます。現在、日本造園学会会長を仰せつかっておりまして、環境、安全のほうの専門家の集団で都市を担当させていただいております。
 もう一つ、国際的な視野からまちづくりにかかわっておりまして、世界の住みよいまちづくり都市コンクールというのがあるんですが、それの国際審査員を8年ほどやっておりまして、いろいろな世界のまちづくりを勉強させていただいておりますので、何かそういった観点からもお役に立てるのではないかと考えております。よろしくお願いします。

会長

 ありがとうございました。それでは、勝木委員、よろしくお願いいたします。

勝木委員

 弁護士の勝木でございます。私は都市計画とは全く何の縁もゆかりもなくて、実は仕事の面でも余りそういう方面のお仕事というのはしたことがございません。
 ただ、前期と今期とで2期目に入りますけれども、皆様のお話を伺っていると、やはりそれぞれの利害があって、その間の調整というのはなかなか難しいものだなと。最終的には妥協の産物なのかなというふうに思うところもないわけではないんですけれども、やはりそこをどうやって調整していくかというのはすごく大きな問題で、それぞれ根拠があって、それぞれ皆さん、ある意味では施政と、ある意味では利害が対立する。そういうところをここの審議会の中で明らかにしながらどうやってお互いの環境を調整していくかというのを見ていくというのも、外から見ているというのは、そういうことがすごくよくわかって随分勉強になりました。今期は少し自分の意見も述べられたらなというふうには思っていますが、よろしくお願いします。

会長

 どうもありがとうございました。続いて、折原委員。

折原委員

 私は中野区商店街連合会のほうから参りまして、この席は初めてでございますけれども、商店街は、どうしても都市計画のあり方によってその商店街の盛衰が決まると言っても過言ではない、そのくらい都市計画というのは商店街として大変大きな関心事でございまして、これから皆さんの貴重なご意見を伺いながら勉強させていただいて、それが幾らかでも商店街の発展に寄与できるというものであれば、大変ありがたいなというふうに思っております。よろしくお願い申し上げます。

会長

 どうもありがとうございました。次は堀委員。

堀委員

 私も今回2期目になりますけれども、東京都宅地建物取引業協会中野区支部副支部長を仰せつかっております堀と申します。よろしくお願いいたします。

会長

 どうもありがとうございました。福島委員、よろしくお願いします。

福島委員

 福島でございます。私は東京都建築士事務所協会中野支部で副支部長という役を負っています。それによりまして、今回こちらに派遣されたということになりますが、ご任命いただきました。事務所協会といたしましては、特に区民のためのまちづくりは非常に大きな課題です。中野区は非常に災害にも弱いということがございますので、私たちの日々の業務の中で、皆様、また私たちともどものご了見を反映しながら、区民にいいサービスができることを目指したいと思っています。
 ですので、皆様のご協力、また、私どもも勉強させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

会長

 どうもありがとうございました。次に、西見委員、お願いいたします。

西見委員

 西見でございます。東京商工会議所中野支部の副支部長を担当しております。第3期目になろうかと思いますが、妙正寺川沿いに昭和20年から住んでおりまして、中野区の妙正寺川沿いに住んでいる中では割合と古いほうでございます。どうぞよろしくお願いいたします。

会長

 どうもありがとうございました。戸矢崎委員、お願いします。

戸矢崎委員

 中野工業産業協会の会長をやっております戸矢崎と申します。
 現在、まちづくりのほうもお世話になっておりますし、中野のこの都市計画等につきましても過去何回か出席させていただいております。そのたびにいろいろな意見が出るんですけれども、なかなか実りのある状況でなかったというようなところが、私の心配でございました。今度こそは何とか実りのあるものにしていただきたいと思っております。よろしくお願いします。

会長

 ありがとうございました。それでは、大河内委員、よろしくお願いいたします。

大河内委員

 大河内隆之でございます。公募で今回初めて委員に選ばれました。よろしくお願いいたします。
 私は新井三丁目に住んでおりますが、仕事としては企業経営のコンサルタントと建築関係の相談事、NPOとかいうような関係を一人でやっておるコンサルタントでございます。学校卒業後、総合建設業、いわゆるゼネコンにおきまして建築設計と、それから不動産開発の開発計画などを担当いたしました。また、その間、いわゆる企業人の立場から省庁とか東商さんなどのいろいろな委員会とか審議会の委員としてお手伝いをさせていただきました。これらの経験が自分の住んでいる中野のまちに幾らかでもお役に立つことができれば幸いと思い、今回応募させていただいたわけであります。ひとつよろしくお願いいたします。

会長

 ありがとうございました。次は吉村委員、よろしくお願いいたします。

吉村委員

 吉村でございます。私は丸山一丁目に住んでおります。生まれて50年中野におります。40代に入ってからこの審議会にかかわらせていただきましたので、5期目に入った形になると思います。もともと私、大学でエコロジカルプランニングを30年ぐらいやりまして、ちょっと早過ぎたところがございましたが、その後、民間の設計コンサルタントにおりまして、まちづくりにかかわってまいりました。大体がコミュニティづくりというところが多かったんですけれども、実際、今自分が住んでいるところでどのようなことができるかということで、その後、野方地域での住区の環境部会、それから都市マス等々かかわったりして、まちづくりについての実践での改革をさせていただいているつもりでございます。ここ10年ぐらいの中で、特に世の中の変化と、それから中野がこれからどう変わるべきかというと、やはり盛んに言われております基礎的自治体としての自立といいますか、自分で立つところと、自分で規則の中で立つというところですか、そういったところがどうなるかということがこれから大切なことだと思います。それは何かというと、区だけに頼ることなく、住民がどうやって意識を持つかということだと思っております。その大きなフレームをつくるべく都市計画という枠組みができればというふうに思っています。当然、住むだけではなく、そこで経済状態が動く、そして今後どういうふうに子供たちを育てるかということも大切かなと、大きな意味での人づくり、まちづくりということになるんじゃないかと思います。私もここ五、六年、PTAにかかわって、都のPTAの中学校の会長をやったりしていました。やっぱり人づくりの意味も大きな意味でのまちづくりの一つかなというふうに思っています。あと、うちの親父が今から5年前に倒れまして、福祉の関係で住宅と介護の問題とかにも直面しております。現在、東京都の福祉のまちづくり推進協議会委員も公募でやっております。以上でございます。

会長

 どうもありがとうございました。それでは、伊東委員、お願いします。

伊東委員

 こんにちは。中野区議会のTOKYO自民党中野区議団の伊東しんじと申します。
 この審議会に関しましては、15期の春よりお世話になっております。もともと建築の設計に携わっておりまして、まちづくりの分野に遠からず縁を持っております。20世紀、都市の膨張を追いかける形で都市施策が用意されて、また21世紀を迎えた時点で、それらのインフラのストックを十分に活用しながら再建の時期を迎えるのではないかなと。大変な時代に入ってきたと思っております。その意識を持っていろいろご意見を言わせていただけたらと思っております。よろしくお願いいたします。

会長

 どうもありがとうございました。それでは、むとう委員。

むとう委員

 どうもこんにちは。区議会無所属の会のむとう有子と申します。
 私も15期の春からこの審議会の仲間に加えていただきました。私は特段専門知識はございません。ここに暮らす一区民の視点で本当に住みやすい中野のまちづくりというものに関心を持ってこの席に座らせていただいております。そういった意味では、学識経験者として入られていらっしゃる先生方の学識の部分を、ぜひとも今期では皆さんに教えていただきまして、学識をフルに生かして発言していただけたらというふうなところを期待しております。私自身も一区民の立場で発言させていただきます。どうもありがとうございます。よろしくお願いいたします。

会長

 どうもありがとうございます。それでは、かせ委員。

かせ委員

 区議会議員日本共産党のかせ次郎でございます。前期に引き続いて、またご支援いただきたいと思います。
 私が一番先に考えるのは10月23日の新潟の大震災のことですけれども、これは今後まちづくりを考えていく上で非常に考えさせられる課題だということで、いろいろ発言していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

会長

 どうもありがとうございました。それでは佐伯委員。

佐伯委員

 こんにちは。区議会民主クラブの佐伯です。よろしくお願いします。
 私は、議会のほうでは建設委員と中野駅周辺・警察大学校等跡地整備特別委員会の委員ですから、案件によっては同じ説明をこの審議会を含め3回聞くという機会があるわけですけれども、聞いた分だけしっかりと議論していきたいと思います。よろしくお願いします。

会長

 ありがとうございました。篠委員、どうぞ。

篠委員

 自由民主党・民主クラブの篠国昭と申します。
 区長が中野駅のにぎわいということにスタート地点を当てられて、我々議員もその切り込みの難しさを痛感しているわけですが、かせ委員もおっしゃったように震災という最悪の場合を想定したような力強い取り組みで参加させていただきたい。お隣の佐伯委員は上鷺なんですが、上鷺の広大な地域にお住まいの方の8割方の意見は区のほうもしっかり察知しておるんですが、やはり建ぺい率等について、区画整理区域という流れを地区計画という流れにきめ細かく切り込むときの難しさを地域の方と一緒に痛感しておりますので、またしっかり勉強させていただきたいと思っております。

会長

 ありがとうございました。続いて、加藤委員。

加藤(義)委員

 中野消防署所長の加藤でございます。2期目に入りますけれども、防災というか、そういう観点で何かお役に立てればというふうに思っています。よろしくお願いします。

会長

 ありがとうございました。それでは、米田委員。

米田委員

 米田でございます。東京都第三建設事務所長でございます。私ども第三建設事務所といいますのは、中野区をはじめとしまして新宿区、杉並区、この3区の東京都が管理しております業務の整理と管理、それと河川の整理を担当しております。よろしくお願いいたします。

会長

 どうもありがとうございました。それでは、加藤委員。

加藤(ま)委員

 区民委員に選ばれました加藤です。今回で2期目になります。私は中野三丁目に勤めております。主婦でして、夏はできればランニング、冬は日の当たる南側の窓辺で編み物などして過ごしたいとずっと思っていたんですが、うちの前に高いビルが建って日が当たらなくなりました。それから都市計画ですとか、住宅の基本構想とか、そういったものに関心を持つようになりました。思い出してみれば、私は大学で地理学を勉強していましたので、都市計画とかいうことは比較的身近な話題だったのかなというふうに思っています。そして、土地と人がどのように出会って、どのような景色をつくっていくかということに大変興味を持っています。中野の景色を見ると、皆さん何もないとかおっしゃいますけれども、モニュメントのようなものはなくても、ここにはまちに住んでいた人たちの歴史があります。最近読んでいる本なんですけれども、「場所の力」という本があって、その中には、本当に何でもないという言い方は変ですけれども、普通の人というか、生活がその土地の歴史になっているということが出ていて、すごく感動しております。中野区もそういった場所の力というものが点在していますので、そういうものをつなぎ合わせて損なわないような都市計画というものをしていっていただきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

会長

 どうもありがとうございました。よろしくお願いしたいと思います。
 なお、きょうは委員の方で4名ほど欠席の方がいらっしゃいますけれども、これはまたどこかの機会で自己紹介の機会をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、議事次第のその他というところですけれども、事務局から何かありますか。

事務局

 それでは、2点ございます。
 まず1点目が、きょうお席に配りしてございます資料の確認でございます。委員全員にお配りいたしました資料が、この次第のペーパー並びに第16期中野区都市計画審議会委員名簿でございます。また同時に、当審議会の幹事名簿でございます。また、先ほども関連して見ていただいていますが、中野区都市計画審議会条例および同施行規則でございます。
 なお、今期から新たに委員となられた方々につきましては、以下、数点の資料をお席にお配りしてございます。
 まず一つ目が、中野区用途地域・地区、日影規制の指定図並びに東京都建築安全条例第7条の3第2項に基づきます建築物の構造制限区域図でございます。
 また、二つ目が中野区都市計画概要図、最後に中野区都市計画マスタープラン、これは2000年に策定したものでございますが、その3種類をお配りしてございます。よろしくお願い申し上げます。
 それから、もう1点でございます。この機会でございますので、都市計画審議会の権限等につきまして、簡単に私のほうからご説明させていただきます。
 第16期中野区都市計画審議会につきましては、先ほどご選任いただきました森会長および矢島副会長のもとでこの2カ年間、運営を行っていただくことになります。ここで簡単に都市計画審議会の権限等につきましてご説明いたします。
 区の都市計画審議会、いわゆる都市計画法によりますと、市町村都市計画審議会でございますが、その設置につきましては、地方分権推進の流れの中で、平成11年の都市計画法改正で法定化されてございます。
 また、権限につきましても、同じく改正都市計画法によりまして「区の都市計画審議会の審議の議を経て、区の都市計画決定をすること」としてございます。言いかえれば、区の都市計画の策定や実施に関しまして、この場でご審議いただくという大変重要な役割を担っていただくことになります。一般的に、区長から審議会に対しまして諮問させていただきまして、審議会におきましては十分な審議をいただきまして、答申という形でお答えいただくことが主でございます。
 なお、これまで、審議会の運営におきましては、区におけますまちづくり並びに都市計画にかかわりますさまざまな所管事項の報告、あるいは情報提供という形で適宜行ってまいりました。
 しかしながら、必ずしも、報告並びに情報提供、そういったことを十分整理しないままにお伝えをしてきたこともなくはなかったものもございました。
 したがいまして、今後につきましては、先ほど申し上げました諮問に対します答申をいただくほか、報告事項および情報提供など、きちんと区分をいたしまして対応いたしたいと考えてございます。
 いずれにいたしましても、森会長並びに矢島副会長と相談させていただきながら、事務局といたしましても、先ほども区長のほうから内実のある都市計画審議会ということでご期待申し上げたご発言がございました。都市計画審議会の部分に当たりましても、そういった所存でいきたいと考えてございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 以上でございます。

会長

 どうもありがとうございました。
 ただいまの事務局からの説明につきまして、何かご質問等ありましたらお出しいただきたいと思います。
 何もないようですので、本日の審議会はこれで終了いたしたいと思いますが、いかがでしょうか。
 どうぞ、加藤委員。

加藤(ま)委員

 一つ伺いたいのですけれども、都市計画審議会のことではないのですが、今まちづくりで駅周辺のことをしています。都市整備部ですか、駅周辺のほうの担当の方が区民検討委員会で議論をしてくださっていると思うんですが、私の友人でもあった委員の一人の中村陽子さんが急逝されて、女性の委員が一人もいなくなった状態で今後どうされるのか、そのことをちょっと伺いたいと思います。

会長

 審議会の中身として類したものではありませんので、その他ということでの発言ですが。

事務局

 よろしければ審議会が終わってから、担当の部長、課長がおりますので、そこでお願いできればと思っております。申しわけございません。

会長

 そういうことで、本日の審議会はこれで……

篠委員

 ちょっとよろしいですか。次回の日程というのはどのように決められるんですか。

事務局

 ご説明させていただきます。
 ちょうど最後のところでございます。今後の日程でございます。今後の日程につきましては、諮問事項等が当面ございませんので、現在未定でございます。先ほども審議会に諮る中で、報告事項とか、情報提供といいますか、それは先ほど加藤委員のほうから出ましたけれども、中野駅周辺整備の検討状況といいますか、そういったこともこれまでのところ審議会で適宜報告させていただきました。そういったことも、今すぐにご報告すべきところまでまとまってございません。
 したがって、諮問事項等につきましても当面ございませんので、日程として未定でございます。開催につきましては、おおむね年明け後になろうかと考えてございますが、改めて森会長並びに矢島副会長と相談させていただきながら日程を確定し、あるいは案件を確定いたしまして、ご案内いたしたいと考えてございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

会長

 それでは、ちょっと不手際でしたが、これで審議会を終了させていただきます。
 きょうはどうもありがとうございました。

お問い合わせ

このページは都市基盤部 都市計画課が担当しています。

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