「人権」を守るために「知る」ことは大切な一歩です
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更新日:2023年10月17日
「人権」は、誰もが生まれながらに持っている、人間が人間らしく生きていくための権利で、歴史の中で築いてきた人類の財産です。
誰もが持つ権利を尊重し、みんなが幸せに暮らすために、一人一人が人権の理解を深め、他人を思いやる気持ちが大切と考えています。
中野区は、中野区人権及び多様性を尊重するまちづくり条例を制定し、すべての人が能力を生かし、安全で幸せに、心豊かに暮らし、地域の一員として、新たな価値を生み出すことができるまちを目指しています。
これは、中野区基本構想が目指すところと同じです。
「人権」にはさまざまな課題があります。
これらの課題を知ることで、人権を考えるきっかけとなり、より心豊かな日常生活に役に立つことを願っています。
さまざまな人権に関する課題
人権の課題は、生活の中にたくさんあります。
知ることは、相手を思いやることができる、きっかけになると考えています。
- 男女共同参画社会の実現のために
- いじめや育児放棄をなくして健全な子どもの育成のために
- 介護での虐待や、詐欺商法をなくして、豊かな高齢社会の実現のために
- 障害のある人もみな同じように暮らせる社会のために
- わが国固有の差別意識の解消のために 同和問題(部落差別)、アイヌの人々への理解
- 外国人を理由とした偏見や差別解消のために
- 病気を理由とした差別をなくすために HIV・ハンセン病・新型コロナウイルスの患者の人権
- 刑を終えて出所した人、犯罪被害者等への差別をなくすために 犯罪被害者その家族の人権
- インターネットでの人権侵害をなくすために インターネットで起きている人権課題
- ホームレスへの差別や人権侵害をなくすために 生活に困窮する人の人権
- 北朝鮮による人権侵害問題を解決するために
- からだとこころの性の違いに悩む人や性的指向の人への偏見や差別をなくすために 性的指向と性自認に関する人権
- 性的搾取や強制労働などをなくすために 人身取引による人権侵害
複合差別(インターセクショナリティ)
外国人で障害がある人、高齢で性的指向と性自認の悩みがある人など、複合的な課題がある人もいます。
これが差別に繋がる場合、「複合差別(インターセクショナリティ)」と呼びます。
単独の人権課題でも大きな問題になる場合もありますが、複合差別では健全な成長の妨げや健康被害を受けたりすることで、より深刻な問題になる可能性があります。
中野区の相談
「人権侵害で困っている」「人権侵害で相談したいことがある」「人権侵害を受けている人を見た」など、ご相談ください。
なお、人権侵害と感じても、制度で定められている場合は、法律相談など、専門の相談で解決すべき場合は、そちらの窓口を案内することになりますので、ご了承ください。
お問い合わせ
このページは企画部 企画課が担当しています。
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