第31回「子どもたちの人権メッセージ」中野区代表作品の紹介
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更新日:2024年12月5日
子どもたちの人権メッセージ
人権尊重の重要性、必要性の理解を深め、豊かな人権感覚を身につけられるよう、自分たちの身近にある人権問題について発表する事業が毎年開催されています。
この事業は、「特別区・島しょ人権啓発活動ネットワーク協議会」が実施するもので、特別区(23区)と島しょの小学生4年生から6年生を対象としています。
中野区からは 【中野区立上鷺宮小学校四年 加藤 晃子】さんが参加し、代表として選ばれましたので紹介します。
第31回「子どもたちの人権メッセージ」 中野区代表
「みんながかいてきにすごせる社会」
中野区立上鷺宮小学校四年 加藤 晃子
世の中には、手や足がおもうようにうごかない方たちや、目や耳の不自由な方たちもいます。
例えば、私の祖父は脳出血の後遺症により左半身が思うように動きません。平らな道でも歩くことが大変で、車の乗りおりにもとても苦ろうします。外出の時には、障がい者用のちゅう車スペースがあると本当にたすかります。また長きょりのい動をする時には、車イスごと乗れる介ご用タクシーを利用することもあります。外でお手洗いを利用するときには、ユニバーサルトイレしか使えません。
障がい者用のちゅう車スペースもユニバーサルトイレも数が多くないので、必要とする人がゆずりあって使います。それなのにふつうのちゅう車スペースやお手洗いを使える人が入ってしまうと、本当に必要としている人たちがこまってしまうのです。
世の中には、さまざまな事じょうで外出しづらい人がいます。障がい者、赤ちゃんをつれた人、お年よりなど、そういった人達が少しでも外に出やすい社会、かいてきにすごせる社会になれば良いと思います。祖父もみんなで出かけたときは、とてもにこにこしてうれしそうでした。そのためには、周りの気づかいが大切だと思います。私もそういう人たちを気づかい、助けてあげられる人になりたいと思います。
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