投資用マンション購入の判断は慎重に!(消費者相談の現場から 2020年3月号)

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更新日:2024年5月7日

 投資用マンションには、建物や設備の老朽化による価格下落のリスクや、空室や家賃滞納等により予定していた家賃収入が得られない等のリスクがあります。
 家賃が保証される仕組みの一つにサブリース契約(管理業者がマンション等をオーナから一括して借り上げ、入居者と転貸借契約を締結する契約)がありますが、空室保証や家賃保証と説明されていても、近年、契約途中で賃料が引き下げられたりするなどのトラブルが発生しています。
 投資用マンション購入の場合は、契約内容をよく確認し、慎重に検討しましょう。
 また、勤務先に投資用マンションの勧誘電話がかかってくるとの相談もあります。しつこい電話勧誘があっても、契約する気がなければきっぱりと断り、すぐに電話を切りましょう。実際に会うと相手の強硬な態度に断り切れず、望まない契約を結ぶことになりかねません。呼び出されても断りましょう。
 なお、長時間勧誘や深夜の勧誘、威迫して契約させる行為、一度断った人に再度勧誘する行為などは宅地建物取引業法で禁止されています。

区長からのメッセージ

 高齢者を狙った詐欺や悪質商法が後を絶たず、振込め詐欺や、訪問買取り(押し買い)などに加え、法務省や裁判所などの公的機関を名乗ったハガキによる架空請求も激増し、区内でも被害が発生しています。
 また、スマートフォンなどの普及により、インターネットを介したマルチ商法・情報商材やサイトへのアクセスによる不当な料金請求、利用したことのないサイトから支払請求のメッセージが届くなど、年齢にかかわらず多くの方が被害に遭っています。
 消費生活センターでは、複雑化する消費生活に伴って発生したトラブルなど、区民からの様々な相談に適切に対応してまいります。また、啓発活動として、1.契約や商品、サービスに関する正しい知識や情報について、2.キャッシュレス決済の普及に伴う使用方法やポイント還元の仕組みについて、3.成年年齢引き下げを視野に、若者を対象とした消費者被害防止、に努めてまいります。
 区民の皆さんが、中野のまちで安心した暮らしを営むことができるよう今後も消費者行政に取り組んでいきます。 

 中野区長 酒井直人

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消費生活センターまでお電話ください。
相談受付 相談直通電話 03-3228-5438
相談時間 月曜日から金曜日 午前9時半から午後4時まで(土曜日・日曜日・祝日・年末年始は休み)

土曜日・日曜日・祝日はこちらへ

 消費者ホットライン (局番なし)188
(以下の窓口へおつなぎします。音声ガイダンスに沿って電話機を操作してください。一部のIP電話、プリペイド式携帯電話からはご利用できません。年末年始は休み)
土曜日 9時~17時 東京都消費生活総合センター(直通あり 03-3235-1155)
土曜日・日曜日・祝日 10時~16時 国民生活センター 消費者ホットライン(局番なし)188へ

お問い合わせ

このページは区民部 区民サービス課が担当しています。

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