多重債務を解決するために!(消費者相談の現場から 2020年2月号)

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更新日:2024年5月7日

相談事例

急場しのぎのつもりで、サラ金から30万円を借りた。さらに、家族の急病のために、他の消費者金融や銀行のカードローンからも借りてしまった。今は借金の返済のために借金をするという自転車操業の状態になっている。どうしたらよいか。

消費生活センターからアドバイス

債務整理の方法としては、次の4つがあります。債務の支払いが困難になる恐れがある場合には、1人で悩まず早めに相談することが大切です。専門家の力を借りて、生活の再建を図りましょう。「自分にとってはどの債務整理の方法が適切なのか」「自分はどの相談窓口に行けばよいのか」「弁護士や司法書士に相談する前に、どこかに相談したい」と考える場合は、まずは消費生活センターに相談してください。

1 任意整理 裁判所を通さず弁護士や司法書士に依頼して債権者との話し合いで返済の仕方を決
 める方法。(借金総額が比較的少ない人向き)

2 特定調停 自分で簡易裁判所に申立てを行い、調停委員のあっせんに基づいて債務整理を行
 う。(借入先が少ない人向き)

3 個人民事再生 地方裁判所が認可した再生計画に基づき、計画通りに弁済すれば元本の一部が免除
 される。(給与等の定期的な収入がある人向き)

4 自己破産 地方裁判所に自己破産を申立て、裁判所の審理によって認められると破産宣告を受
 け、その後免責を申立て、決定されると債務が免除される。(返済の見込みがない
 人向き)

困ったとき心配なときは

消費生活センターまでお電話ください。
相談受付 相談直通電話 03-3228-5438
相談時間 月曜日から金曜日 午前9時半から午後4時まで(土・日・祝日・年末年始は休み)

土・日・祝日はこちらへ

 消費者ホットライン (局番なし)188
(以下の窓口へおつなぎします。音声ガイダンスに沿って電話機を操作してください。一部のIP電話、プリペイド式携帯電話からはご利用できません。年末年始は休み)
土曜 9時~17時 東京都消費生活総合センター(直通あり 03-3235-1155)
土・日・祝日 10時~16時 国民生活センター 消費者ホットライン(局番なし)188へ

お問い合わせ

このページは区民部 区民サービス課が担当しています。

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