長周期地震動に対応した緊急地震速報の運用が開始されました。
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更新日:2023年8月3日
これまで緊急地震速報は、震度の予想によって発表してきました。令和5年2月1日より、発表基準に長周期地震動階級の予想値を追加して提供することとし、長周期地震動階級3以上を予想した場合でも、緊急地震速報を発表します。
気象庁報道発表内容は以下のリンクをご覧ください。
https://www.jma.go.jp/jma/press/2301/25a/20230125_lpgm_suikei.html(外部サイト)
令和5年2月1日からの「緊急地震速報(警報)の発表基準」 赤字は変更点
(出典:気象庁ホームページ)
長周期地震動とは
(出典:気象庁ホームページ)
大きな地震で生じる、周期(揺れが1往復するのにかかる時間)が長い大きな揺れのことを長周期地震動といいます。長周期地震動により高層ビルなどは大きく長時間揺れ続けることがあります。
長周期地震動により高層ビルが大きく長く揺れることで、室内の家具が転倒・移動したりすることがあります。
また、長周期地震動は遠くまで伝わりやすい性質があり、地震が発生した場所から数百キロはなれたところでも大きく長く揺れる事があります。
長周期地震動について、詳しくは下記リンク先の気象庁ホームページをご覧ください。
https://www.data.jma.go.jp/eqev/data/choshuki/index.html(外部サイト)
長周期地震動階級とは
長周期地震動階級とは、高層ビル内における被害の程度などから4つの階級で揺れの大きさを表したものです。
(出典:気象庁ホームページ)
長周期地震動への対応
普段、高層階にお住まいになっている方、高層ビルにお勤めになっている方ではなくても、高層の商業ビルなどに買い物に出かけているときに長周期地震動による揺れに遭遇する可能性があります。
身を守るための行動
緊急地震速報が発表された場合には、慌てずに身の安全を確保しましょう。大きな揺れで飛ばされないよう姿勢を低くして、頭を守り、じょうぶな机の下など、安全な場所に避難してください。
商業ビルなどの場合
安全な場所で頭を保護し、揺れに備えて安全な姿勢をとり、つり下がっている照明などの下から退避して下さい。あわてて出口や階段に殺到しないようにしてください。
エレベーターでは、最寄の階で停止させて、すぐに降りてください。
日頃の備え
家具などの転倒防止や窓ガラスへの飛散防止フィルムの設置、大きく移動する危険性のあるキャスター付家具類の固定など、日頃から備えておきましょう。
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