地震に備えて 共助の推進
ページID:789969780
更新日:2023年8月3日
「共助」とは、地域コミニュティや周りの人たちと協力し助け合うことです。実際に阪神・淡路大震災の時には、35,000人もの人ががれきに埋もれました。消防や自衛隊などの公助によって救助された人もいますが、6割近い人は家族や近隣の人々に助け出されています。このような事実からも、地域のみなさんが助け合う「共助」がいかに大切かが分かります。
防災訓練を通して地域の人たちと顔見知りになることで、「共助」の体制を築いていきましょう。身近な災害を最小に抑えることが、全体の被害を減らす大きな力となります。
目次
▼防災会(地域防災住民組織)
▼防災リーダー
▼防災訓練に参加しましょう
▼防災訓練を実施しましょう
地域防災住民組織である「防災会(地域防災住民組織)」は、町会・自治会をベースに区内に113組織あり、地域の防災力向上を目的とした自主防災組織です。災害発生時には、その地域に居住する人は、年齢・性別・国籍を問わず全員が防災会員という国の考え方に基づき構成されています。
いざという時には、防災会のみなさんによる組織的な行動が地域社会を守ります。「震災時の避難所・広域避難場所」でご自身の属する防災会を確認し、防災訓練等の活動に参加しましょう。
中野区では地域防災力の向上の取り組みの一つとして「中野区防災リーダー」を養成しています。防災リーダーとは、地域の防災活動に貢献する意思のある方で、区が主催する「中野区防災リーダー養成講座」を受講することで、防災士の資格の取得等、地域の防災活動の担い手になるための正しい知識や技術を習得した方のことです。
防災リーダーに認定された後も「フォローアップ講座」を開催し、継続的に防災に関する知識・技術を深めていただいてます。また、様々な形で地域の防災力向上に貢献し、活躍しています。
区をはじめとする防災関係機関が住民と一体となって行う、中野区で最も規模の大きい訓練です。北地域と南地域で分けて、年2回開催しています。
防災訓練に参加したことのない方や日頃から防災訓練に参加意欲がありながらも参加機会の機会を得ない方に、地震発生時の行動について、様々な訓練体験を通して学んでいただくことを目的としています。年に数回区が主催し、起震車による震度体験や初期消火訓練などを消防署と協力して行っています。
地域や団体独自で区や消防署と連携しながら様々な訓練を開催しています。起震車による震度体験、資機材操作、初期消火、応急救護、避難、炊き出しなどの訓練のほか、過去の災害から学ぶ「防災講座」の出前もしています。地区まつりと合わせての開催もあります。
防災訓練の相談や申し込みに関しては、防災危機管理課地域防災係、区民活動センター、野方消防署(外部サイト)、中野消防署(外部サイト)までご連絡ください。
訓練を実施する際は上記関係機関に置いてある「防災訓練等実施計画書」の提出が必要です。実施日時の1ヶ月前にはご提出をお願いします。
起震車による震度体験に関しては、「中野区起震車(グラットさん)」をご覧ください。
関連情報
お問い合わせ
このページは総務部 防災危機管理課が担当しています。