都立家政駅周辺地区まちづくり

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更新日:2024年8月5日

概要

 区は『中野区都市計画マスタープラン』において、都立家政駅周辺のまちづくり方針として、防災性の向上、駅周辺の魅力づくり、幹線道路の整備を示しています。これを実現するため、以下の通り「都立家政駅周辺地区」を設定し、まちづくりの検討を行っています。


都立家政駅周辺地区

まちづくりの経緯と、都立家政駅周辺地区まちづくり検討会の活動について

 区内北部を東西に走る西武新宿線は、区民の足として、地域の利便性に大いに貢献しています。しかしながら、電車が地上を走っているため、区内には20か所の踏切が存在し、そのほとんどが、ピーク時の遮断時間が一時間当たり40分を超える、いわゆる「開かずの踏切」となっています。そのため、沿線地域では慢性的な交通渋滞や踏切事故の危険性、小中学校、高校の通学経路を分断するなど切実な問題を抱えています。

 こうした状況を受け、区民と区議会、区は一丸となり、平成16年に「西武新宿線踏切渋滞解消促進期成同盟」を結成し、毎年、国や東京都、西武鉄道株式会社へ連続立体交差事業の早期実現を要請してきました。こうした地道な活動が実り、東京都は、平成26年から中井駅~野方駅の連続立体交差事業に着手。現在工事を進めています。また、野方駅~井荻駅については、平成28年3月に、東京都が新規に着工を準備する区間として、社会資本総合整備計画に位置づけられました。

 こうした中で都立家政駅周辺地区では、平成28年9月にまちづくり検討会が設立されました。まちづくり検討会は、連続立体交差事業をまちづくりの大きなチャンスと捉え、踏切がなくなった後のまちの将来像などについて、地域住民自らが主体的に検討するための地域団体です。まちづくり検討会では、普段感じている地域の課題を共有し、課題となっている場所を実際に歩いて確認、その上で、課題解決のための方針、取り組むべきアイデアなどについて議論を重ねています。

 区は、都立家政駅周辺地区まちづくり検討会の活動を支援しています。都立家政駅周辺地区まちづくり検討会より提出されたまちづくり構想を踏まえて、区はまちづくりの整備方針を策定し、連続立体交差事業を契機としたまちづくりに、地域の方と協働して取り組んでいきます。


検討会の様子

都立家政駅周辺地区まちづくりに関わる主な動き

  • 平成23年8月 西武新宿線(中井駅~野方駅間)の連続立体交差化計画が都市計画決定される
  • 平成25年4月 西武新宿線(中井駅~野方駅間)の連続立体交差事業が着手される
  • 平成28年3月 西武新宿線(野方駅~井荻駅間)の連続立体交差化が社会資本総合整備計画に位置づけられる
  • 平成28年9月 都立家政駅周辺地区まちづくり検討会が設立される
  • 平成30年7月 『都立家政駅周辺地区まちづくり構想』がまちづくり検討会より区へ提出される
  • 令和2年4月  『西武新宿線沿線まちづくり整備方針(都立家政駅周辺地区編)』が策定される

 西部新宿線まちづくりに関わるその他の動きについては「西武新宿線沿線まちづくり 現在までの経緯」又は「西武新宿線沿線まちづくり」をご覧ください。

 都立家政駅周辺地区まちづくり検討会は、2年間で20回の検討を重ねて、地域のまちづくりについての考えをまとめた『都立家政駅周辺地区まちづくり構想』を作成しました。
 区はこの『都立家政駅周辺地区まちづくり構想』を、平成30年7月12日に都立家政駅周辺地区まちづくり検討会から受け取りました。

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。都立家政駅周辺地区まちづくり構想(PDF形式:27,506KB)


検討会役員と区長


まちづくり構想について説明する検討会員



「西武新宿線沿線まちづくり整備方針(都立家政駅周辺地区編)」を策定しました

 区は、都立家政駅周辺地区まちづくり検討会より受け取ったまちづくり構想を踏まえて、令和2年4月に『西武新宿線沿線まちづくり整備方針(都立家政駅周辺地区編)』を策定しました。
ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。西武新宿線沿線まちづくり整備方針(都立家政駅周辺地区編)(PDF形式:10,123KB)

関連ファイル

お問い合わせ

このページはまちづくり推進部 まちづくり計画課が担当しています。

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