【まるっと中野】中野でつながる!デジタル地域通貨「ナカペイ」
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更新日:2025年3月13日
こんにちは。ナカノ観光レポーターの「ちいたん」です。ちびナカノさんも一緒です。
今回ご紹介するのは、デジタル地域通貨アプリ「ナカペイ」です。お気に入りのパン屋さんからお馴染みのスーパーや薬局まで、中野区内のいろいろなお店で使えて、我が家では2024年9月のリリース当初から重宝しています。
まちを歩いていると、こちらの旗やステッカーをよく見かけませんか?
あれ?ちびナカノさん、「ナカペイ」を知らないみたい。
なんと、ナカペイを担当している中野区 区民部 産業振興課 地域経済活性化係の若林泰一さんにお話を伺えることになりました。
―ナカペイとは何か、あらためて教えてください。
「中野区内のお店で1ポイント1円として利用できる、キャッシュレス決済サービスです。実は決済ツールのみならず、みなさんの健康や福祉にも関係があるんです」
―中野区のホームページにも「健康活動に応じたポイント付与を予定」とありますね。
「例えば、歩数に応じてポイントがもらえるなど、健康につながる活動にポイントを付与していく予定です」
なるほど。外出するきっかけになり、健康寿命も延びていきそう。
―ほかのキャッシュレス決済との違いをもっと教えてください。
「一人ひとりの行動や習慣が変わることで、まち全体がより良くなる可能性を秘めています。もしゴミ拾いやボランティア活動でポイントがもらえたら、まちを良くする取り組みが広がっていくと思います」
防災訓練に参加した方へのポイント付与も考えているそうです。地域とのつながりが増えますね。
―ナカペイの担当として、工夫したことはありますか?
「まずはナカペイを知ってもらえるように、情報発信に力を入れました。なかの区報やSNSでの発信はもちろん、掲示板を回ってポスターを貼ったり、中野駅北口にのぼりを立てたりとできることはすべてやったと思います。そのおかげで、リリースして約5か月でアプリのダウンロード数が67,000になりました」
―加盟店の数はどのくらいですか?
「1,200店舗を超えましたが、まだまだ増やしていきたいです。ナカペイが始まる前、企画書やチラシを持って1か月で200から300店に足を運んで、ご協力いただきました」
アプリ内のアンケートから、使いたいお店のリクエストができるんです。ちいたん、応援したいお店がいっぱい。
―これからのナカペイについて教えてください。
「チャージ額にポイントが上乗せされる『プレミアムキャンペーン』を2025年度も行う予定です。それから、ナカペイのポイントが、ふるさと納税返礼品に加わる準備も進めています。さらに、決済音が効果音から『ナカペイ!』の声に変わります」
2025年3月13日からコンビニエンスストアやセブン銀行ATMでチャージできるように。今後も楽しみです!
―最後に、みなさんにメッセージをお願いします。
「『ナカペイ』には、発展途『中』の『ナカ』という意味も込められています。中野を応援するひとつのツールとして、多くの方々に使ってもらい、みんなで作り上げていきたいです」
若林さんからお話を聞いた後、大好きなパン屋さん「CROIX(クロワ)」でナカペイを使ってお買い物。
店主の榎本淳さんに、ナカペイの加盟店になった感想を聞いてみました。
「SNSで『ナカペイ』が利用できるのを告知したところ、来てくれるお客さんが増えました。PayPayと現金以外に使えるツールが増えたことで、お客さんの利便性が良くなったと思いますよ」
最初は戸惑ったナカペイでの決済も慣れると簡単。おいしいパンが買えて、地域への応援にもなるなんて素敵です。これからどんな地域通貨になっていくのか楽しみだね、ちびナカノさん。
みなさんも使ってみてくださいね!
ナカペイサイト
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このページは区民部 文化振興・多文化共生推進課が担当しています。