2022夏休み!「あまりにも美味しい(おいしい)あまりものレシピ 親子クッキング」で「食品ロス」を減らす料理に挑戦【開催レポート】

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更新日:2023年8月3日

あまりものレシピに挑戦

2022年8月9日(火曜日)、11日(木曜日・祝日)の両日、中野区では「あまりにも美味しいあまりものレシピ 親子クッキング」を開催しました。

この催しは、まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」を減らすための区の取り組みの一環で、新渡戸(にとべ)文化短期大学(中野区本町六丁目38番1号)との連携事業。新型コロナウイルスの感染防止対策の上、2日間で48人(小学生と保護者の2人一組限定)が参加しました。その様子をお知らせします。


調理前に、ミニ講座で「食品ロス」対策を学習

会場は、新渡戸文化学園内の「NITOBE KITCHEN(にとべキッチン)」。明るく素敵な調理室です。
まず、「食品ロス」についての現状を、中野区ごみ減量おすすめ動画を見て学びます。食べ物の無駄を防ぐポイントとして、「好き嫌いをしない」「材料は買い過ぎない」「食材を使い切る」という3点を教わり、このうち「食材を使い切る」ためのレシピに挑戦します。さあ、いよいよ調理開始です。

(【食品ロス】を減らすには?中野区ごみ減量おすすめ動画)
新規ウインドウで開きます。クリックするとユーチューブを開きます(外部サイト)

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。「食品ロス」ミニ講座1

「あまりもの」をフル活用して素敵なランチに変身させよう

挑戦するメニューは?

今回のメニューは「簡単トマトドリア」「きゅうりのみそヨーグルト漬け」「フレンチトースト ブルーベリーソース(カッテージチーズ添え)」の3品。どれも手軽でありながら、実は、あまりがちな食材の活用、生ごみを出さない工夫、そして、残りもののリメイクのワザが盛り込まれています。作り方はダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。当日配布したレシピ(PDF形式:365KB)をご覧ください。

完成した3品

(完成した3品)


迫力あるデモンストレーションは会場ならでは

最初は、新渡戸文化短期大学生活学科調理学研究室・堀理佐準教授らによるデモンストレーションにより、料理の手順や食材の活用ポイントを確認。見るだけでなく、聞いて、においもかいで、感覚が刺激されるのは、会場参加型の教室ならではの良さです。その後、各調理台に2組ずつ分かれて挑戦しました。

子どもたちが大活躍

各調理台では、たくさんの作業に子どもたちが取り組みます。包丁を握ってきゅうりを切ったり、生卵を丁寧に割ったり、野菜を炒めたり、フライパンでフレンチトーストを焼いたり…と、大活躍。
「いつもおうちでやっている!」という子も、「生まれて初めてだから」と慎重な手つきで挑戦する子もいましたが、親子のチームワークと学生たちのサポートで、立派に料理が完成しました。

(きゅうりは切る前に板ずり。包丁を使う時は「ねこの手」がポイントです)

きゅうりを切る2

きゅうりを切る1

きゅうりを切る4


きゅうりを切る5

きゅうりを切る6


(フレンチトーストは、卵・はちみつ・砂糖・牛乳を混ぜ食パンを浸し、
全面をしっかり焼きます)

フレンチトースト2

フレンチトースト


(フライパンで野菜を炒め、ホエーと冷ご飯を入れて煮ます)

ドリア1

ドリア2

ドリア3


ドリア4

ドリア5

ドリア6


(みんな真剣です)

カット

カット2

カット3


無駄なく食材を使って楽しく学び、「『食品ロス』減らし隊長」が誕生!

上手に出来上がった料理は、持ち帰って試食しました

調理室には、みなさんが頑張って作ったお料理のいい匂いが立ち込め、すぐにでも味わいたいところでしたが、残念ながら今回の料理教室では、新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮して、料理は持ち帰って試食をすることに。それでも子どもたちからは、「フレンチトーストがいい匂い。」「パンをつぶさずに切るのが難しかった!」「またおうちで作りたい」など、達成感あふれる感想が聞かれました。
また、保護者のみなさんからは「フードロスについて親子で考えるいいきっかけになりました」「子どもに食への興味が出てきたのでよかった」等の声が寄せられ、食品ロスについて親子で改めて考えるきっかけとなったようです。

最後にごみのんから、頑張った子どもたちへのプレゼントとミッションが!

見事に調理をやり遂げた子どもたちには、中野区食育マスコットキャラクター「うさごはん」のグッズをプレゼント(食品ロス対策は食育の取り組みの一つでもあることから、うさごはんも「のこさずたべよう」と呼び掛けています)。
それだけではありません。中野区ごみ減量キャラクター「ごみのん」からは、子どもたちを「『食品ロス』減らし隊長」に任命し、おうちでの実践を「作ったよレポート」にまとめて提出するミッションを伝達しました。

ピース

(最後はみんないい笑顔でした)


ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。隊長カード(画像:9KB)
(隊長に任命しました!)

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。緊急指令(画像:382KB)
(ごみのんからの緊急指令です)


食べ物を無駄にしない工夫で「食品ロス」削減対策の実践を

「食品ロス」削減に対する関心が高まりつつあります

「食品ロス」は、現代社会の大きな課題の一つです。2019年10月には「食品ロスの削減の推進に関する法律」が施行され、徐々に関心が高まっています。

今回の親子クッキングでも、全員の方から、「今日のレシピを作ってみたい」との感想をいただきました。「ごみのん」から隊長さん(子どもたち)に提出を呼び掛けた「作ったよレポート」も、実際に寄せられ、ご家庭で継続して取り組んでいただいているうれしい手応えが感じられます。

(隊長さんに提出を呼び掛けた「作ったよレポート」が届いて、ごみのんもうれしい!)

作ったよ!レポート

次はみなさんの出番です。できることからチャレンジを

食べ物の「もったいない!」を少しでも減らすためには、私たち一人ひとりの意識と行動がカギを握ります。この講座が「なかのエコポイント」の付与対象となっているのも、環境に配慮したさまざまな行動を中野区が応援するためです。
楽しく、おいしく、親子で学んだ体験やダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。今回のレシピ(PDF形式:365KB)が、各家庭の「食品ロス」削減対策の契機となるように、そして、これから対策を始めたいみなさんにも取り組みやすいように、区は様々な事業を推進していきます。

ごみのん

次に隊長さんになるのは、あなたです。ぜひ、周りの方と一緒に、できることからチャレンジしてみてください。

関連情報

お問い合わせ

このページは環境部 ごみゼロ推進課が担当しています。

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