2024夏休み!「あまりにも美味しいあまりものレシピ 親子クッキング」で「食品ロス」を減らす料理に挑戦【開催レポート】

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更新日:2024年10月10日

2024年8月15日(木曜日)、中野区では「あまりにも美味しいあまりものレシピ 親子クッキング」を開催しました 。
この催しは、まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」を減らすための区の取り組みの一環で、新渡戸(にとべ)文化短期大学(中野区本町六丁目38番1号)との連携事業です。24人(小学生と保護者の2人一組限定)が参加しました。その様子をお知らせします。
※8月16日(金曜日)は、台風接近のため中止となりました。

調理前に、ミニ講座で「食品ロス」対策を学習

会場は、新渡戸文化学園内の「FOOD LAB(フードラボ)」。明るく素敵な調理室です。
まず、「食品ロス」についての現状を、中野区ごみ減量おすすめ動画を見て学びます。食べ物の無駄を防ぐポイントとして、「残さず食べる」「材料は買い過ぎない」「食材を使い切る」という3点を教わり、このうち「食材を使い切る」ためのレシピに挑戦します。さあ、いよいよ調理開始です。

「あまりもの」をフル活用して素敵なランチに変身させよう

挑戦するメニューは?

今回のメニューは「カラフル混ぜごはん」「きゅうりのみそヨーグルト漬け」「フレンチトースト ブルーベリーソース(カッテージチーズ添え)」の3品。どれも手軽でありながら、実は、あまりがちな食材の活用、生ごみを出さない工夫、そして、残りもののリメイクのワザが盛り込まれています。作り方はダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。当日配布したレシピ(PDF形式:321KB)をご覧ください。

迫力あるデモンストレーションは会場ならでは

最初は、新渡戸文化短期大学食物栄養学科調理学第一研究室・堀理佐準教授らによるデモンストレーションにより、料理の手順や食材の活用ポイントを確認。子どもたちから次々に質問や感想が飛び出し、先生が丁寧に答えてくださる様子は、会場参加型の教室ならではの良さです。その後、各調理台に分かれて挑戦しました。

子どもたちが大活躍

各調理台では、たくさんの作業に子どもたちが取り組みます。包丁を握って野菜を切ったり、生卵を割ったり、牛乳を温めて酢を入れて固まったものをこしたり、フライパンでフレンチトーストを焼いたり…と、大活躍。
いつもおうちでやっている!という子も、慎重な手つきで挑戦する子もいましたが、親子のチームワークと学生たちのサポートで、立派に料理が完成しました。
(きゅうりは切る前に板ずりします。包丁を使う時は「ねこの手」がポイントです。)

(フレンチトーストは、卵・はちみつ・砂糖・牛乳を混ぜ食パンを浸し、全面をしっかり焼きます。)

(牛乳を温めてお酢を入れ、固まったらこします。フレンチトーストに添えるカッテージチーズを作りました。)

(カラフル混ぜご飯の野菜を切ります。)

(切った野菜をフライパンで炒めます。最後にご飯と合わせます。)

上手に出来上がったお料理は、その場で試食しました

どのグループもあまりがちな食材で見事3品を完成させました。みなさんが頑張って作ったお料理は、作りたてをその場で試食しました。最初から最後まで自分で作った料理は格別です。子どもたちからは、「おいしく簡単にできた」「野菜がきらいだったけどカラフル混ぜごはんだったら食べられた」「ほかのみんなと作ったり食べたりしたので楽しくおいしくできてよかった」など、達成感あふれる感想をいただきました。
また、保護者のみなさんからは「子どもが料理に興味を持つきっかけにもなり楽しく参加できた」「野菜の皮も食べられると分かり、生ごみを減らす気持ちが出てきた」「改めて食品ロスのことを知ることができて、今後に生かしていきたい」等の声が寄せられ、食品ロスについて親子で改めて考えるきっかけとなったようです。
(試食タイムは達成感とおいしさで笑顔いっぱいでした。)

「食品ロス減らし隊長」となった子どもたちに、ごみのんからミッションが!

見事に調理をやり遂げた子どもたちを「『食品ロス』減らし隊長」に任命し、中野区ごみ減量キャラクター「ごみのん」から、おうちでの実践を「作ったよレポート」にまとめて提出するミッションを伝達しました。
(後日「ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。作ったよレポート(PDF形式:662KB)」が届きました。ごみのんもうれしい!)

食べ物を無駄にしない工夫で「食品ロス」削減対策の実践を

「食品ロス」削減に対する関心が高まりつつあります

「食品ロス」は、現代社会の大きな課題の一つです。2019年10月には「食品ロスの削減の推進に関する法律」が施行され、徐々に関心が高まっています。
今回の親子クッキングでも、全員の方から、「今日のレシピを作ってみたい」との感想をいただきました。

できることからチャレンジを!

食べ物の「もったいない!」を少しでも減らすためには、私たち一人ひとりの意識と行動がとても大切です。
ぜひ、周りの方と一緒に、できることからチャレンジしてみてください!

中野区ごみ減量キャラクターごみのん(中野区ごみ減量キャラクターごみのん)

お問い合わせ

このページは環境部 ごみゼロ推進課が担当しています。

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