中野区の人口と世帯
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更新日:2023年8月3日
人口を示す統計には、5年に1度実施される国勢調査と、毎月公表される住民基本台帳による数値があります。ここでは、令和2年国勢調査の結果を基に中野区の人口や世帯について紹介します。住民基本台帳による数値はこちらをご覧ください。
人口の動き
中野区の人口は344,880人、世帯数は208,093世帯で、23区の中では中位です。
人口密度をみると、1平方キロメートルあたり22,122人となっています。区内では、JR中央線を境に南の地域が比較的高く、1平方キロメートルあたり3万人を超える地区もあります。
人口は昭和20年から30年代にかけて急激に増加し、昭和40年の国勢調査では376,697人に達しました。昭和50年の国勢調査以降減少し始め、平成7年の国勢調査では306,581人まで落ち込みましたが、その後は、わずかずつですが増加してきています。
人口構成
中野区の人口構成を年代別にみると、30歳代が最も多く、人口の17.7パーセントを占め、次いで20歳代が16.3パーセント、40歳代が16.2パーセントとなっています。30歳代の23区平均が15.0パーセント、20歳代が13.2パーセントであることから、中野区は20歳代、30歳代人口が比較的多い区といえます。
また、65歳以上の人が占める割合は20.2パーセントで、23区平均の21.5パーセントよりもやや少なくなっています。
世帯構成
世帯構成をみると、単身世帯が増加し、令和2年国勢調査では全世帯数の62.3パーセントを占め、平成27年調査に比べて約0.4ポイント増加しています。逆に、5人以上の世帯は全世帯数の1.5パーセントを占めているにすぎません。
また、夫婦のみ・夫婦と子供・ひとり親と子供からなる核家族世帯は、一般世帯の33.7パーセントを占めています。
昼、夜間人口
中野区の昼間人口は325,767人、夜間人口は344,880人となっており、他の地域に通勤や通学をする人数が、他の地域から中野区に流入する人数よりも多くなっています。中野区民が通勤や通学する地域としては、新宿区、千代田区、港区の3区に、区外通勤・通学者が集中しています。
中野区の人口・世帯数の推移(国勢調査)
回 | 年 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|---|
1 | 大正9年 | 5,577 | 29,198 |
2 | 大正14年 | 18,433 | 85,294 |
3 | 昭和5年 | 28,583 | 134,098 |
4 | 昭和10年 | 36,289 | 178,383 |
5 | 昭和15年 | 45,713 | 214,117 |
6 | 昭和22年 | 41,623 | 168,215 |
7 | 昭和25年 | 53,296 | 213,461 |
8 | 昭和30年 | 71,536 | 289,165 |
9 | 昭和35年 | 105,628 | 351,360 |
10 | 昭和40年 | 125,671 | 376,697 |
11 | 昭和45年 | 140,406 | 378,723 |
12 | 昭和50年 | 152,925 | 373,075 |
13 | 昭和55年 | 152,905 | 345,733 |
14 | 昭和60年 | 153,924 | 335,936 |
15 | 平成2年 | 153,966 | 319,687 |
16 | 平成7年 | 154,518 | 306,581 |
17 | 平成12年 | 165,900 | 309,526 |
18 | 平成17年 | 172,786 | 310,627 |
19 | 平成22年 | 184,267 | 314,750 |
20 | 平成27年 | 196,132 | 328,215 |
21 | 令和2年 | 208,093 | 344,880 |
中野区の人口・世帯数の推移グラフ(国勢調査)
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