中野区の非核・平和の取組み

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更新日:2023年8月3日

憲法擁護・非核都市の宣言

 区は、1982(昭和57)年8月に「憲法擁護・非核都市」の宣言を行いました。この宣言は、区民の平和を希求する声を背景に、約12,000人の請願を区議会が採択したことによって生まれたもので、私たちのいのちと暮らしを守るために、核を持つすべての国に対して、核兵器をすてよと訴える区民の率直な願いと崇高な思いが込められています。

昭和57年8月15日

まちには こどもの笑顔があるひろばには 若者の歌があるここには 私たちのくらしがある

海を越えた かなたにも同じ人間の くらしがある

いま 地球をおおう 核兵器はあらゆる いのちの営みをこの しあわせを 奪い去る

私たちの憲法はくらしを守り 自由を守り恒久の平和を誓う

私たちは この憲法を大切にし世界中の人びとと 手をつなぎ核をもつ すべての国に核兵器をすてよ と 訴える

この区民の声を憲法擁護・非核都市 中野区の宣言とする

この宣言文の英訳文は次のとおりです。
PROCLAMATION IN SUPPORT OF THE CONSTITUTION OF JAPAN AND OUR NUCLEAR-FREECITY(憲法擁護・非核都市の宣言の英訳文)

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。憲法擁護・非核都市の宣言ポスター(PDF形式:270KB)

 昭和60年7月、「憲法擁護・非核都市の宣言」3周年を記念して区民から募集したものです。
 ハト・区章・地球をあしらい、平和の象徴ハトが世界へ羽ばたく姿を表現しています。

平和のシンボルマークのイラスト
(平和のシンボルマーク)

 さまざまな中野の平和推進活動で使用していきます。



中野区における平和行政の基本に関する条例

 区は、1990(平成2)年4月に「中野区における平和行政の基本に関する条例」を施行し、「宣言」に基づく平和行政を区の政策目標として法的に位置づけ、その基本を明確にしました。
 宣言がなされて以降、区では区民とともにさまざまな非核・平和事業を展開してきましたが、この条例の制定により、宣言の精神を現実のものとしていくために、安定的・継続的な平和事業の確保を図りながら、平和への取り組みを着実にすすめていくことが求められています。
 条例の全文については、次のリンク先をご覧ください。

中野区における平和行政の基本に関する条例

ORDINANCE ON BASIC STANCE FOR PEACE ADMINISTRATION IN NAKANO CITY(中野区における平和行政の基本に関する条例の英訳文)

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