令和5年度 平和の旅・広島 事前学習会を開催しました

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更新日:2023年11月20日

一緒に行く人を知ることから始めました

令和5年11月19日(日曜)に、令和5年度からの新規事業「平和の旅」の事前学習会を実施しました。
今回の参加者は、区内在学の中学2年生10人です。
初めて会う人や普段はあまり話したことがない友だちと意見を交わす機会になりました。
今回の旅では、「今回出会った仲間と仲良くなること」も大切にして欲しいと考えていましたが、みんな休憩時間などに親交を深めてくれていました。

事前学習会の外からの様子

次世代を担う若い人たちが平和を考えました

今年は、終戦の日から78年を迎えました。
この間、日本は紛争に直接巻き込まれることはありませんでしたが、世界では武力による紛争がつい最近も起きてしまっています。
どうしたら平和な世の中になるのか、次世代を担う中学生が自ら考えて、意見を出し合いました。
広島での旅で考えてもらうために、役に立ってくれることを願います。

佐々木祐滋さんは意見交換にも参加してくれました

広島平和記念公園にある「原爆の子の像」のモデルとなった、佐々木偵子さんの甥である、佐々木祐滋さんにお話しを聴きました。
佐々木さんは、参加者同士の意見交換の輪にも入ってくれて、生徒たちの率直な言葉を引き出してくれました。

生徒たちに話しかける佐々木祐滋さん

28年ぶりの平和の旅事業

中野区が平和の旅事業を行うのは、平成7年度以来、28年ぶり。
担当者も手探りですが、次世代を担う若い人たちとともに、広島で学んできます!

集合写真
このメンバーで平和について学んでいきます


千羽鶴も一緒に行きます

平和資料展示室は、令和2(2020)年11月6日にリニューアルオープンしました。
開設の時には、特定非営利活動法人SADAKO LEGACYから、広島平和記念公園の「原爆の子の像」のモデルとなった「佐々木偵子」さんが病床で実際に折った「折り鶴」の貸与いただき、今回、お話をいただいた副理事長である佐々木祐滋さんから、中野区長へ手渡していただいています。

今では平和の象徴である折り鶴

貴重なサダコの折り鶴とともに、区民のみなさんに平和への思いとともに、折り鶴を折っていただく、「中野区折り鶴プロジェクト」を開設の時から実施していました。
昨年の令和4年8月15日は、中野区が「憲法擁護・非核都市の宣言」を行ってから40周年にあたり記念に、広島からいただいた被爆アオギリ二世の苗木を、20年ぶりに再び平和の森公園に植樹しました。
この時に千羽鶴を作成し、区民のみなさんの平和への想いとして、平和資料展示室に飾らせていただていていました。
令和5年度、平和の旅を実施することになったので、みなさんの想いと、平和の旅に参加する生徒たちの想いを寄せた千羽鶴を、原爆の子の像へ、生徒たちに届けてもらいます。

参加者たちが折った折り鶴たち事前学習会の最後に、みんなで偵子さんに届けるために折り鶴を折りました

参加者たちが折った折り鶴たちとともに、区民のみなさんが思いを込めた千羽鶴が広島へ旅立ちます

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このページは企画部 企画課が担当しています。

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