令和7年度 平和の旅・広島 事前学習会を実施しました

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更新日:2025年8月25日

平和の旅が復活して3年目となる今年度の「平和の旅」には、区内在住・在学の中学2年生10人が参加することとなりました。
みなさん通学する学校が違うため、初めて会う仲間と意見を交わす良い機会となりました。
また、休憩時間などでも親交を深めてくれていました。

佐々木祐滋さんによる講話

広島平和記念公園にある「原爆の子の像」のモデルとなった、佐々木禎子さんの甥である、佐々木祐滋さんにお話しを聴きました。
平和の象徴ともいえる「折り鶴」と佐々木禎子さんに関するお話しをしていただきました。

佐々木さん佐々木禎子さんと折り鶴について語る佐々木さん

語り部による被爆者講話

広島での被爆者である家島さんによる被爆者講話を行いました。
家島さんは3歳の時に広島市牛田(爆心地から2キロ)で被爆しました。
現在は各所で講演会など原爆の被害を語り継ぐ活動を行っており、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が2024年にノーベル平和賞を受賞した際には、代表団の一員としての授賞式にも出席しました。

3歳で被爆した家島さんの話を聞く参加者たち

訪問先紹介とグループ学習

実際に広島で訪れる場所の紹介と、平和に関するグループ学習を行いました。
原子爆弾による被害、現代にも残っている戦争の爪痕等の学習、同じ事実に対しての受け止め方の違いについて、みなさん一生懸命に考えてくれていました。

みんなで折り鶴を折りました

学習会の最後に参加者のみなさんで折り鶴を折りました。
折り鶴を初めて折る人もいましたが、折り方を教わりながら一人で何羽も折ってくれた人もいました。
参加者のみなさんが折った折り鶴は、平和の旅までの間、平和資料展示室に常設展示されている「サダコの折り鶴」と一緒に過ごしました。
折り鶴プロジェクト」において、区民の方々が折っていただいた折り鶴に加え、都立稔ヶ丘高校の生徒さんが学習の一環で作成し、区に寄贈してくれた千羽鶴と一緒に、広島平和記念公園の原爆の子の像に献納します。
平和の旅参加者が中野区を代表して、区民の方々の平和への祈りをしっかりと原爆の子の像へと繋げていきます。

しっかりと学んできます

事前学習会において、参加者それぞれの中でいろいろな疑問が沸いてきたようでした。
平和の旅当日までの間、それぞれが調べ、今度は広島現地でしっかりと学んできます!

集合写真今年はこの10人で学んできます!

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