ノロウイルスにも有効!次亜塩素酸ナトリウム液の作り方
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更新日:2024年10月1日
消毒液の作り方について
ノロウイルスの消毒には塩素系漂白剤である次亜塩素酸ナトリウムが有効です。次亜塩素酸ナトリウムを希釈して使用します。市販の次亜塩素酸ナトリウムは1~12%など製品により濃度が異なります。調理器具や衣類、トイレなどの消毒に用いる場合、次亜塩素酸ナトリウムを0.02%に薄めてから使用します。使用する目的により次亜塩素酸(原液)の量が変わりますので、確認を行ってから使用してください。以下に示した例は市販されている5%次亜塩素酸ナトリウムを使用した時の説明になります。
(例)次亜塩素酸の濃度が5%の時
塩素濃度1%=10000ppmです。
調理器具、衣類、トイレなどの消毒に使用する場合
最終的に必要な濃度 0.02%(=200ppm)
2リットルペットボトル使用時
まず2リットルペットボトルに漂白剤である旨、飲用できない旨の表示を必ず行います。
ペットボトルに水を半分ほど入れ、そこにキャップ2杯分(5ml×2=10ml)の次亜塩素酸を入れます。
最後に水を加えて全体を2リットルとし、ふたをしてよくかき混ぜます。
次亜塩素酸ナトリウムについての注意点
・金属を腐食させるので、金属に使用した場合は10分程度経過後、水拭きをしてください。
・皮膚に対する刺激が強いため、手指の消毒などに使用しないでください。
・消毒の際に塩素ガスが発生する可能性があるので、使用時は十分換気を行ってください。
・使用する際には手袋をつけて下さい。万が一手指に付着した場合は、すぐに流水で洗い流してください。
・次亜塩素酸ナトリウムは時間が経過すると塩素が揮発し、効果が減っていきます。作り置きはせず、使用時に薄めてください。
・塩素は日光により分解されるため、原液はふたつきの容器に入れて光の当たらない場所に保管し、早めに使用するようにしてください。
・消毒液が入った容器などには調味料と混同することのないよう、明確に表示し、食品と区別して保管するようにしてください。
お問い合わせ
このページは健康福祉部 生活衛生課(中野区保健所)が担当しています。