スイーツから本場仕込みのタイカレーまで、ゆったり楽しめる沼袋のカフェ「Khagee Cafe」【まるっと中野】

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更新日:2026年7月17日

ナカノ観光レポーターの「いぐしん」です。個人経営のイカした店を応援しています。
今回は、沼袋駅近くの「Khagee Cafe(カジーカフェ)」を紹介します。
自慢のスイーツたちは、ひとくちで思わず顔がほころぶ味わい。スイーツ専門のオシャレなカフェかと思いきや、なんと本場仕込みのタイカレーまで楽しめる。愛犬と一緒に入れるスペースも用意。
ゆったりとした空間で、“おいしい時間”を過ごせます。

店内

木のぬくもりに包まれた20席

店内に入ると、木のぬくもりにあふれた、ゆったりとした空間が広がります。
壁やカウンターにオーク材をふんだんに使った落ち着いた内装。
本来ならば、30席を配置できる広さですが、20席に絞り、余裕を持って座れる間隔を保っています。
 
「家ではなくここに来てくれる意味は何か、チェーン店にはできないことは何か」。店主の植田さんがたどり着いた答えが、居心地や雰囲気の良さでした。そのこだわりが、空間のすみずみに感じられます。

店内

手作り菓子、それぞれの物語

スイーツのケースにはスコーン(税込み380円から)、バナナブレッド(500円)、キャロットケーキ(560円)といったレギュラーメニューが並んでいます。
季節ごとにさまざまなパイ、チーズケーキなども登場します。
 
いずれも植田さんの手作りで、製法は独学です。
「正解はないのだから、自分がおいしいと思ったものを作る」というシンプルな哲学が、メニューの随所に宿っています。

スイーツのケース

バナナブレッドは、植田さんが「カフェをやるなら絶対に置く」と決めていた思い入れのある一品。オーストラリア留学中に出会い、毎日のように食べていたそうです。
トーストするとかりっと香ばしく、中はもっちりとした食感。想像したより甘さ控えめなので、ランチにもぴったりです。

バナナブレッド

複数の種類が並ぶスコーンは、植田さん自身が最も好きだというメニュー。英国式にスコーンをクロテッドクリーム(※)、ジャムと共にいただくと、相性抜群でした。

(※イギリス発祥の濃厚な乳製品。バターと生クリームの中間に位置する。乳脂肪分は約60%ありながらも、軽い口当たりが特徴)

スコーン「選べるスコーン ジャム・クロテッドクリーム付き」(650円)

カフェに、本格タイカレーあり

もう一つの看板メニューは、意外にも、本格的なタイカレーです。スイーツに力を入れるカフェでありながら、豚の背骨を6時間かけて煮込んでだしを取るという、手間を惜しまない一皿。
グリーンカレーと、辛くないマッサマンカレーの2種(いずれもライス・サラダ付き1380円)があります。
私がよく注文するのはグリーンカレー。スパイスが効いていて、じわじわ辛さが押し寄せてくる、タイ料理店顔負けの味わい。おいしさのわけは…、後で説明します。

グリーンカレー

雨の日も、ワンコと一緒に

店内に愛犬と一緒に入れるのもうれしいです。リードフックが設置されています。
植田さんご自身が犬を飼っており「雨や風の日でもワンちゃんとゆっくりできる場所を作りたい」との思いから実現しました。
ドッグカフェではないので、犬同伴はスペースを限定し、マナーを守ることをお願いしています。
混雑していない時には、犬同士が隣り合わせにならない席に案内するなど気を配っているそうです。
すべての人が心地よく過ごせる場所でありたいと、植田さんは願っています。

店内

沼袋は、中野区立公園で唯一ドッグランがある平和の森公園に隣接する地域。公園で愛犬とひとしきり遊んだ後、このカフェでひと息。お散歩帰りに立ち寄るのが、わが家の定番ルートになっています。

タイから沼袋へ

植田さんがカフェを初めて開いたのはオーストラリア留学後に移住したタイでした。「生きるために始めたんです」と笑って振り返ります。
 
店名のKhageeは、タイ語で「鮮やか」「生き生きとした」という意味を持つ言葉。タイの店は、今も現地で営業を続けており、開店から13年が経ちました。

タイのカフェ店内

タイのカフェ外観タイ・チェンマイの一号店(上下、植田さん提供)

植田さんが日本に戻り、沼袋に出店したのは2024年5月。
この場所にはタイ料理店がありましたが、新型コロナウイルス感染症流行時に閉店した後は、空いたままでした。
「駅前がどんどん静かになってきて寂しい。街を元気にしたい」。
地元への思いが植田さんの背中を押しました。

外観

そして、タイカレーのおいしさには、こんな背景がありました。ここにあったタイ料理店のタイ人シェフは、ホテルのレストランで活躍するなど腕のいい料理人でしたが、閉店を機に帰国していました。植田さんはそのシェフに会うためにタイまで出向き、レシピを教わりました。
現在提供しているカレーは、そのシェフから受け継いだものです。他のタイ料理も学びましたが、あくまでカフェなので料理はカレーに絞って提供しています。
おしゃべりをする人、ひとりで本を読む人、作業をする人、そして犬を連れて飲食を楽しむ人―。
このカフェでは、それぞれが思い思いの時間を過ごしています。ぜひ一度立ち寄ってみてください。

メニュー

メニュー、価格は取材時点のものです。メニュー、価格は取材時点のものです

Khagee Cafe(カジーカフェ)

所在地:中野区沼袋1-39-3
アクセス:西武新宿線「沼袋駅」北口より徒歩1分
営業時間:10時00分~18時00分
定休日:月曜日、金曜日、第1火曜日
支払い方法:カード・電子マネー・QR決済可
電話番号 :03-5942-4382
Instagram:新規ウインドウで開きます。@khagee_tokyo(外部サイト)

お問い合わせ

このページは区民部 文化振興・多文化共生推進課が担当しています。

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