Art×Nakano-アートに出会う区役所
ページID:146616331
更新日:2025年9月5日
中野区役所1階は、文化・芸術の発信拠点!
身近に文化・芸術を感じられる場所として、1階アート展示・情報発信スペース「ナカノのナカニワ」をはじめ、アートが楽しめるスポットを区役所内にご用意しています。
また、新庁舎開庁を記念し、本ページで紹介する展示をはじめ、中野区内で楽しめるアートを解説した「中野アートブック」を作成しました。こちらもあわせてご覧ください。中野アートブック(PDF形式:8,377KB)
※冊子の配布は終了しました。
ナカノのナカニワ
区役所1階 ナカノのナカニワ(アート展示・情報発信スペース)では、身近に文化・芸術を感じられる空間として、常設展示と企画展示を開催しています。
アーティスト
赤松 加奈
作品名
日々をつくる
「日々をつくる」
2024年5月11日 開庁記念イベント ワークショップで制作(※現在は展示終了)
解説
開庁記念イベントを開催した5月11日には、イベントスペース ナカノバにてワークショップを開催し、中野のまちのモチーフを思い出として残す作品をみんなで作りました。
5月25日には再びワークショップを開催し、中野の魅力を詰め込んだコラージュ作品を参加者が制作。その内容や作品をもとに、赤松さんが新作「日々をつくる」を制作しました。
日々をつくる
中野の街を描いた。この街は常に新陳代謝していて、昔とくらべ、今は忙しなくもあるようだ。
木を見ても細くて若い木が植っているところも多く、しかしまた長くここに生きているだろう太い木もあった。
近くの保育園に通っているという小さな子どもや、昔からこの場所に住んでいるという女性にも出会った。
街が変わりゆくことやシンボリックな場所が姿を消してしまうことを寂しく感じながら、住みやすく綺麗になっていく街や生まれ変わった公園に通う。
この目まぐるしい変化を、日常に変えていく。
寂しさと新鮮さとわくわく感をもって毎日この街の日々は形づくられるのだ。
全国美大生展示「第N感を」2025『キュルキュル展』
主催
株式会社Portable
共催
ART CLOAK -株式会社大文字-
協賛
小さな美術館
展示期間
2025年9月9日(火曜)まで
全国美大生展示「第N感を」
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚。
私たちが持つ五感の”あいだ”や”すきま”にこそ、表現の芽は潜んでいます。
「第N感」とは、五感では捉えきれない、名もなき新しい感覚のかけら。
本展覧会では、全国各地の美術系大学で感性を磨き続ける学生たちが、それぞれの視点で見つけた多様で繊細な「第N感」を表現します。
今年度で二度目の開催となる本企画は、全国での地方展示を経て、全ての作品が集う最終展示へと繋がります。
彼らが紡ぎ出す未知の感覚を、ぜひ会場でご体感ください。
THEME コンセント Electricul Outlet
壁にひさむ小さな”窓”は、電気という見えない川を部屋へ導き、道具たちに息を吹き返す。
けれど電気は、ただのエネルギーではない。
音を鳴らし、映像を映し、光を灯し、温度さえも変える。
流れ込んだ瞬間に姿を変え、それぞれの器で別々の鼓動を始める。
同じように、ここに集った若きクリエイターたちは、共通の衝動を受け取りながら、絵筆や旋律、言葉や身体へと変換する。
電流が器によって色や質感を変えるように、彼らの感性は出口で多彩できらめき、まだ見ぬ回路図を描き出す。
未完成だからこそ、差し込み口は無数にあり、行き先は自由だ。
迷いも躊躇も熱へと転じ、やがて誰も想像しなかった光源を立ち上げる。
どうか、あなた自身の感性のプラグを差し込み、作品とともに通電してほしい。
ひらめきのスパークが空間を駆け抜け、小さな光があなたの中で灯るその瞬間を――
私たちはここで待っている。
社会福祉法人 愛成会(中野5丁目)のご協力により、アール・ブリュット作品を展示しています。
展示作品
- 熊谷 敏江/イト
- 萩尾 俊雄/無題
アール・ブリュット展示ポスター(PDF形式:7,112KB)
定期的に展示替えも予定しています。今後の展示もどうぞお楽しみに。
1階区民利用会議室と、6階会議室の壁面でもアートを展示しています。
会議室利用者以外の方は普段ご覧いただけませんが、不定期に見学会を開催します。開催時にはこちらのページでご案内します。
【見学会開催予定】
現在、開催予定はありません。
1階 ミーティングルームA(区民利用会議室)
アーティスト
佐藤 朱美
作品名
助け合い
解説
佐藤は、自宅のアトリエスペースで、ほぼ毎日朝から夕方まで制作に向かっています。モチーフは、象、鳥、魚、恐竜、花などさまざま。絵の大枠を象るモチーフは、図鑑などから自由に選びます。絵のなかに現れる不思議なかたちと混じりけのない配色は、佐藤いわく「頭のなかに見えてくるイメージに従い、描いている」といいます。色の配色は、佐藤が"考えて"決めるのではなく、"(色が)見える"瞬間まで絵を眺めながら待っているそうです。
色は一瞬で"見える"こともあれば、半月程かかる場合もあります。興味深いのは、佐藤自身にも、どの部分から色がついていくかわからないとうこと。佐藤の描画は"見える"というリレーを繰り返しながら、完成へと向かっていきます。
1階 ミーティングルームB(区民利用会議室)
アーティスト
丸 倫徳
作品名
SOKODOKO-Nakano-
解説
神奈川県藤沢市出身のアーティスト、ペインター。
ペインティング、ドローイング、壁画、サインペイントなどの表現メディアを用い、ストリート、ギャラリー、店舗、ビーチなど国内外を問わずどこにでも出向いて制作。旅の足跡を残しながら、時にサイトスペシフィックな制作活動を行う。
6階 606会議室
アーティスト
omi
作品名
交錯する街
解説
熊本県出身。イラストレーター&グラフィックデザイナー。
イラストレーションを軸に、ロゴデザイン、ビジュアルデザイン、壁面へのペイント、ペーパーアイテム制作などのグラフィックデザイン全般を手がける。
音楽・アパレル・飲食・美容など様々な業種へのイラストやロゴデザイン等トータルデザインを行っている。
6階 607会議室
アーティスト
WHOLE9
作品名
風に花
解説
大阪を拠点に国内外で活動する二人組のアーティストユニット。ライブペイントと壁画制作を得意とし、経験とセンスを活かしてハイクオリティな作品を作り上げてきた。人物や動物など具象的モチーフを描くhitchと、自然からのインスピレーションを抽象的に描くsimoにより、二人で1枚の世界を描く。
6階 608会議室
アーティスト
国保 幸宏
作品名
ビー玉、湖、ひつじ、ショートケーキ
解説
国保は、京都市伏見区にある「アトリエやっほぅ!!」で長年制作しています。アトリエ内の一畳ほどの半個室が、彼専用の制作スペースです。スタッフがいくつかの写真を用意すると、その中から描きたいものを選び、それを見ながら制作します。1点あたりの制作期間は3日から1週間ほど。その制作過程の中で、具象とも抽象とも捉えられるような、独特なイメージができ上がっていきます。作品は、オイルパステルや絵具を何層にも塗り重ねることで生まれます。その手つきは、描くというよりも、塗り込むというような制作スタイルです。画面を隙間なく描き込むことにこだわりがあるのかもしれません。幾度とない塗り重ねは力強く、彼の作品にずっしりとした重厚さをもたらしています。
6階 609会議室
アーティスト
小田 佑二
作品名
Sketch
解説
秩序ある即興のパターン化をテーマに、見聞きしたこと、コミュニケーションの中から受けたインスピレーションや情景を線や面の構成で表現している。
国内外での壁画制作や作品発表をはじめ、フェスやイベントでのライブペイント、ペイントワークショップのほか、書籍、音楽、ファッションなど様々なジャンルのアートワークを手がける。
6階 610会議室(プレゼンテーションルーム)
アーティスト
emi tanaji
作品名
温故知新
解説
職業として舞台や音楽に携わってきた経験から、鑑賞者と表現者の間に生まれる心の交流を意識し、生命力溢れるダイナミックな作風からやわらかい線のゆるいタッチやタイルアートに至るまで、自由な表現方法で幅広く描く。
カラフルな線は音や時間の流れを表している。
1階カフェテリア
アーティスト
西野 壮平
作品名
中野サンプラザ フォトアーカイブプロジェクト ~City of Nakano Sunplaza~
解説
一つの作品として中野サンプラザを残すこと。中野サンプラザ閉館までの約半年、ハレとケ、そして「表」と「裏」のすべてを撮影しました。3万枚を超える撮影した写真をつなぎ合わせ一つの作品へと昇華させていくことで、中野サンプラザの唯一無二の魅力を再認識させられる作品になりました。
(制作・協力)中野サンプラザシティエリアマネジメント準備会
「ナカノヤ/NYAcafe」での観覧について
カフェテリアの営業時間内のみ観覧可能です。営業時間はカフェテリアのご案内ページをご覧ください。
※営業時間内であっても、貸し切り利用中等の理由により観覧いただけない場合があります。
新庁舎1階カフェテリア「ナカノヤ NYAcafe」のご案内
お問い合わせ
このページは区民部 文化振興・多文化共生推進課が担当しています。