2019年度に中野区へ寄せられた区政への提案と回答(中野区内西武線の各駅の商店街について)

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更新日:2023年10月26日

中野区内西武線の各駅の商店街について

日本の人口減少とくに高齢者増と若年層減は生産人口を減らし日本の政治・経済を沈滞化させることが予想されています。地方自治体も同様で中野区もその傾向が見られます。町では一見人があふれているようなところもありますが実際は異なります。実際中野区の人口はほとんど変わりませんが実態は高齢者増、若年者減、外国人増の傾向が見られます。
最近中野区にある西武新宿線5駅とJR中央線3駅(高円寺駅を含む)を観察していますが、中野駅と高円寺駅を除き以前と変わらないか衰退を感じます。とくに西武新宿線5駅は一工夫、二工夫しないと将来田舎の駅となる恐れがあります。そこで提案。
西武線5駅の駅前商店街は中野駅北口サンモールや高円寺駅南口商店街を見習うべきです。具体的には、

  1. 車両交通止め規制とするとともに自転車乗車規制をする(最初に時間規制を検討すべきか、とくに商店のための荷物の積み下ろしのため)。
  2. 屋根と照明設備を設け、雨でも夜遅くでも通行買い物ができるようにする。
  3. 一様舗装あるいはカラフルな舗装とする。
  4. 商店街両側は原則商店とし人の出入りが少ない、たとえば事務所、工場、病院などは禁止する。
  5. 商店でない銀行などは2Fに設ける。ただしエレベーターやエスカレーターなどの設備を設ける。  

これによってこれからますます増える高齢者、幼児や子供を連れた母親(場合によって父親)、身障者、外国人などの買い物客を増やし税収増を図る。一般に中野区は他の区の状況に鈍感すぎる。たとえば世田谷区や北区の商店街や光が丘を含む練馬の商業地域などを参考にすべき。
なお上記とは異なる提案をひとつ。
最近住宅地に車が疾走する例が少なくありません。とくに信号設置されている大通りへ出るため青信号の間に交差道路を無視して猛スピードで突進する車が見られます。これは通常人のもならず高齢者や幼児子供ずれのひとやベビーカー・車いすの人たちとって危険極まりないことです。
そこで住宅地は目的がある場合を除き通行止めとすべきです。とくに通過交通不可とすべきです。ただしやむを得ない車両の通行は速度制限(と騒音制限)をし、違反したり事故を起こしたときは厳罰とすべきです。

中野区の回答

区内西武新宿線の駅前商店街の交通規制につきましては、野方や都立家政商店街など一部の商店街では、交通管理者(警察)と協議のうえ「お買いもの道路」等として一定の時間帯を車両通行止めにしています。商店街としても混雑の際は、自転車は下りて通行していただくよう働きかけている事例があります。今後も商店街、警察、町会・自治会等と協力しあいながら、快適で安全な空間づくりを行っていきます。
アーケード設置やカラー舗装につきましては、都・区や国の補助制度において、商店街向けの支援制度は整っており、またそれら事業の企画・運営に対するアドバイザー派遣制度もあります。区としても、商店街にはそれらの制度や実績についての情報提供を行うと同時に相談にものっています。今回いただいたご提案をもとに、さらに支援を行っていきます。
商店街は商店のみの用途とするといったご提案につきましては、区内に類似の事例として、商店街に面する建物の建替えに際して、1階部分に商店を誘導することを目的に「1階部分の建物用途を非住宅とする」といったまちづくりのルール(地区計画)を定めたものがあります。これは、沼袋駅北側のバス通りの拡幅を契機に定められたものです。一方、商店以外については2階に設けるといったご提案につきまして、現状では、まちづくりのルールとして定めることはできません。
西武新宿線各駅周辺につきましては、区は、連続立体交差事業を契機に(野方以西については、現在事業採択を目指しております)、これまで不足していた道路や駅前広場の整備はもとより、駅前の拠点整備など、総合的なまちづくりに取り組んでおり、商店街の再生や新たなにぎわいの創出を図っていく考えです。

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