特殊詐欺に遭わないために 家族の絆で犯人退治!!
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更新日:2023年11月30日
令和4年の東京都内の「オレオレ詐欺」をはじめとする特殊詐欺は、
- 被害件数 3,218件(前年比 101件減少)
- 被害金額 約67億8,000万円(前年比 約1億6,000万円増加)
と、前年に比べて、被害件数は減少したものの、被害金額は増加しています。特殊詐欺の手口の中でも、特に、オレオレ詐欺、預貯金詐欺、還付金詐欺、キャッシュカード詐欺盗の被害が多くなっています。
令和4年の中野区内の特殊詐欺についても、
- 被害件数 80件(前年比 7件減少)
- 被害金額 約2億1,000万円(前年比 約5,000万円増加)
と、前年に比べ、被害件数は減少したものの、被害金額は増加しており、オレオレ詐欺、預貯金詐欺、還付金詐欺、キャッシュカード詐欺盗の被害が多くなっています。
特殊詐欺は、高齢者が人を信用する気持ちにつけ込み、嘘を言って、貴重な財産をだまし取る、卑劣で悪質な犯罪です。
(イメージ)
特に、高齢者の子や孫世代(おおむね20歳代から50歳代)にあたる方は、ご自分からご両親と頻繁に連絡をとるなどして、ご両親が被害者にならないように注意喚起をお願いします。
「自分の親を、詐欺被害から守る」「親の財産は、家族が守る」という強い信念で、被害防止のための対策にご協力をお願いします。
あなたのご両親は本当に大丈夫ですか?
- 区内や隣接区に住んでいるし、月に一度は電話をして「振り込め詐欺に気をつけて」と言っている
- 以前、警察官が防犯指導してくれたし、日常生活はしっかりしている
- 同居している
- 高齢だから、ATMを操作できない
- お金で物事を解決する親じゃない
だから大丈夫、と思っていませんか?
万全の対策をとって、家族の絆で犯人退治!
以下、ご両親が被害に遭わないために、防止対策をご紹介します。
家族で話し合い、この対策を実践し、詐欺犯人からの電話に備えましょう!
1 勤務先電話番号を教えておく
電話で「俺だよ」「〇〇だよ」と、親しげに話しかけられたら、息子等だと思うのが親心。親心スイッチが入ると声を聞き分けられなくなります。
もし「携帯電話をなくした」「電話番号が変わった」と電話を受けたら、元の携帯電話番号にかけるか、勤務先に確認の電話をかけるよう伝えましょう。
2 手口に学ぶ
「電車に会社の大事な書類が入ったカバンを置き忘れた」などという、オレオレ詐欺の手口のほか、「区役所健康保険課です。医療費還付のお知らせを送っていますが、まだ手続きがされていません」などという還付金詐欺。警察や百貨店、家電量販店、銀行協会等になりすまし、「あなたのクレジットカードが不正に使われている」などと言って、その後、自宅にキャッシュカードを取りに来る手口が増加しています。
日々変わる最新の手口については、警視庁ホームページ(特殊詐欺)(外部サイト)をご覧ください。
そして、入手した手口に関する情報を是非ご両親に伝え、特殊詐欺の被害から家族を守りましょう。
3 留守番電話機能の利用
常に「留守番電話」にしておくことも有効な方法です。
また、通話の際には「〇〇(合言葉)の△△(名前)だよ。」と合言葉で相手を確認すれば、犯人と話すこともありません。
4 相談者を決めておく
電話で、儲け話やお金の要求など、お金の話が出たら必ず相談者へ連絡し、1人で判断させないよう伝えましょう。
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