第14回 第六中学校・第十一中学校統合委員会 要点記録

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更新日:2023年8月3日

 開催日時 平成19年7月18日(水曜日) 午後7時~午後8時20分
 開催場所 沼袋地域センター 洋室3号
出席者委員笹川五郎、長廣隆、尾田和子、上田富昭、水野明子、手塚由利子、石田一美、岡陽子、竹内実、森泉由香、酒井博美、槇泰智、加藤弘海、大槻喜代子、廣瀬千史、小林倫子、長谷川嘉昭、齋藤直子、矢口仁、山口博之、太田耕司、青山敬一郎
(敬称略、順不同)
事務局教育改革担当
傍聴者なし
 会議次第【議事】
 1 校章の検討について
 3 校旗の検討について
 3 校歌の検討について
 4 その他

1 開会
○「中野区立学校設置条例の一部を改正する条例」の成立について
区議会本会議において、条例が可決、成立したことについて事務局から報告。

(概要)
○「中野区立学校設置条例の一部を改正する条例」について
 桃園第三小学校、仲町小学校、桃丘小学校を廃止し、桃花小学校を設置するとともに、第六中学校、第十一中学校を廃止し、緑野中学校を設置するもの。この条例は、7月9日に公布された。来年4月1日から施行することになっている。
○新校の名称について
 条例が成立したことに伴い、新校の名称は「仮称」をつける必要がなくなった。
○その他関連事項
 この条例の成立を受け、「中野区立学校通学区域に関する規則」を改正し、桃花小学校、緑野中学校の通学区域を設定するとともに、統合に伴い通学区域が変更になる中野本郷小学校、野方小学校、第四中学校の通学区域変更について定めていく。

委員長
 事務局からの報告のとおり、区議会での条例の可決により、正式に緑野中学校と決定したので、各委員においては、ご承知おきいただきたい。

委員
 この件については、ホームページで確認することができるのか。

事務局
 条例の可決については、区議会のホームページで掲示される予定である。

委員
 区や教育委員会のホームページには掲載されないのか。

事務局
 議決された条例は、区議会の報告として区議会のホームページに掲載される。教育委員会のホームページへの掲載は、将来的には統合新校設置に伴った通学区域変更などを掲載していくこととなると思うが、現時点では予定していない。

委員長
 事務局の説明について、よろしいか。

― 異議なし ―

2 議事

◆議事(1)校章の検討について

 校章デザインの協議に入る前に、校章の色の取り扱いについて事務局から説明。

(概要)
○校章の色については、使われる場所により、様々な色が使用されている。
 ・学校だより等に使用する場合は黒
 ・校旗は一般的には金糸・銀糸を使用
 ・演台に付いているものは木を彫ったものが多く、木材の素材色となっている
○最近の校章には、色がついているものや、何種類かの色を使用しているものもあるが、様々な場所に使用する校章に何らかの同じ色を使うことは難しいと考えている。
○専門家に依頼する際の色については、以下のとおりとしたい。
 ・単色とすること
 ・色に意味合いを持たせないこと
 ・デザイン化される校章は「黒の単色」とし、使用場所等によって色を変えられるものとして考える

委員長
 校章の色を決めると、使用する際全部その色としなければいけなくなるので、原形は白と黒にしたいという事務局の説明だった。このことについて何か意見があればお願いしたい。

委員
 事務局の説明内容で了解した。

委員長
 デザイン化される校章の色については、事務局の説明のとおり「黒の単色」ということでよいか。

― 異議なし ―

委員長
 続いて、校章の協議を行っていく。両校の生徒から応募のあった校章デザインのうち、前回の統合委員会で4点に絞った図案を専門家へ依頼し、デザイン化した。デザイン化にあたっては、原案4点をそれぞれ2案ずつデザイン化したので、合計4種8点となっている。まず、原案とデザイン化された図案を確認し意見をいただき、最終的には、多数決ではなく委員の総意で決めていきたい。意見をお願いしたい。

委員

 4種類のサンプルを出来上がりとして見ることができるか。

委員長
 できない。1つに決定したらそれが出来上がりとなる。8点から絞り込んで決定した後、デザインの詳細について、協議していければよいと思っている。デザインの絞り込みについて意見があればお願いしたい。

委員
 色は黒ベースということでよいか。

委員長

 基本的にはそうであり、デザイン化して示されている図案の色のとおりとなる。

委員

 白い部分は白となるのか、銀や金となるのか。

委員長
 普通の校章は銀色のような色だと思う。

委員長
 基本的には白と黒をベースとし、使う場所による色の使い分けについては、学校で考えていただくこととしたい。

委員

 十一中の校旗は何色か。

事務局
 基本的には金糸、銀糸と呼ばれる金銀色の糸で刺繍されている。

委員
 どんなものに校章が使われるのかイメージして、どの図案がよいか決めたほうがよいのか。

委員長

 選んだ図案が基本となる。校旗の場合は、校章を決定した後、委員会で地の色などの詳細を協議していきたいと考えている。

委員
 色のバランスの問題もあると思うが、色ではなく形を考えればいいのか。

委員長
 そうである。この中からまず選んでいただく。

事務局
 以前委員会で配付した資料を確認すると、六中の校章は紙ベースでは外側の「六」が黒でその中に白抜きで「中」という字が入っている。それが校旗になった場合、金糸と銀糸の刺繍となっている。また、十一中は紙ベースでは黒に塗った部分はなく、金糸のみの刺繍となっている。

委員長
 他に意見はないか。ないようであれば図案の絞込みに入りたい。校章を使用する場面をイメージしていただき、4種8点の図案のうちどれがよいかあげていただきたい。

委員
 元のアイデアにプロの方の手が入り、さらによくなったと思う。

委員
 こうして8点を並べて見ていると、どの図案もよいので絞りにくい。

委員長
 確かにどれもよく、プロの手が入りさらによくなった。

委員
 他の人の意見を聞いていると、イメージが固定化される気がするので、前回のように各委員が良いと思う図案を用紙に記入して選んでいく方法をとってはどうだろうか。

委員長
 それでは、前回同様に投票を行い、結果を見て決めていきたい。投票結果で僅差となった場合は、もう少し話し合っていかないと、総意として決めていくことは難しいと思う。十分協議して決めていきたい。

― 投票、集計 ―

委員長
 投票を行い、ほぼ一つの図案に絞られた。この図案を統合委員会の総意として校章に選んでいくこととしてよいか。

― 異議なし ―

委員長
 この図案をもとに専門家に本日の意見も伝えながら微調整を行ってもらい、次回の委員会で確認をしていく。

― 異議なし ―

 


◆議事(2)校旗の検討について

委員長
 続いて校旗について検討していく。参考に両校の校旗を展示している。ご覧いただくとわかるが、生地が2枚合わせて張ってあり両面に校章が刺繍されている。意見を出していただき、色を決めていきたい。

委員
 緑野中なので、深緑色ではどうか。

委員長
 深緑色という意見が出たが、ほかに意見があればお願いしたい。

委員
 何回かいろいろな校旗を見せていただく機会あったが、大体紺だった思う。先ほど決めた校章の葉の図案が、うまく合えばいいかなという意味をこめて深緑色がよいと思う。専門家にいくつかの色を地としてイメージ図を書いてもらうことが可能であれば、具体的な色が出てきてわかりやすい。

事務局
 校旗の専門メーカーで幾つか色は用意されており、その中から選ぶというケースが多いようようだ。そのため、予め提示された色の中から注文していくようになると思う。色サンプルについては、借用できるものがあるかどうか確認しないと、現時点ではわからない。

委員
 生地も借りられないか。

事務局
 それは今の段階では何とも言えない。色サンプルと併せ、後日事業者へ確認する。

委員長
 色について、他の意見はないか。

委員
 展示した校旗を見ると色が焼けてしまっているものと、日焼けしていないもので随分違う。色を濃くすると日に焼け退色してしまう度合いが増すのではないか。紫外線で退色しにくい生地でないのであれば、緑を使ったら面白いとは思う。

委員
 日の当たらないところに保管しておけば大丈夫なはずだ。

委員
 太陽光線が当たるところに置いておくと、どんなよいものを購入しても必ず焼けてしまう。

委員
 校旗は、傷んだ時などに作り替えることはあるのか。また、作り替えることはなく、閉校までそのままなのか。

委員
 校旗は、基本的には一度作ったらどんなに古く痛んでも伝統を重んじ、そのままだと思う。

事務局
 ご存知の方がいらっしゃると思うが、丸山小学校は50周年で寄贈していただいている。既存の学校に校旗のための予算をつけたことはないが、周年行事のときに寄贈いただくというケースはある。

委員
 校旗は学校の歴史とともに歩み、古くなっていくので今鮮やかなものが変わってくるのは当たり前だと思う。ぼろぼろになってどうにもならない状態であれば変えることもあると思うが、色褪せるということも歴史だという視点で考え、子どもたちが校旗を見て、「なかなかいいな」と思うものが作れるとよいと思う。色は深緑色が面白いと思っている。

委員
 今検討している校旗は、三脚に立てる校旗と掲揚用の校旗、あと式典のときに壇上に掛ける校旗でよいか。また、それぞれ別に考えてよいのか。

委員長
 そうだ。掲揚用などは、刺繍旗ではなく染色旗となる。

委員
 式典のときに、国旗と区旗と一緒に並べて正面に飾る校旗は、掲揚用とは別のものなのか。

事務局
 式典の際には、この会場に展示している刺繍旗が壇上に立ち、正面には掲揚校旗よりも大きい染色旗が掛けられる。

委員
 それぞれの校旗は同じデザイン、同じ色なのか。

委員
 大きさが違うだけで、基本的には同じということでよいか。

委員長
 掲揚校旗などは刺繍ではなく、校章を染めたものとなるため、中抜きの白になるかなどデザインによって違ってくる。このため、刺繍旗のように校章が金色にはならない。グリーン系、深緑色がよいという意見が出された。次回までに、色見本を何点か取り寄せてもらいたいがどうか。

事務局
 事業者へあたってみる。

委員長

 本日の意見としては深緑色ということで決めさせていただく。次回、色見本を確認したところで変更があれば再度協議することとしたい。

 


◆議事(3)校歌の検討について

委員長
 校歌については、前回の統合委員会で歌詞の案についてご賛同いただいた。最終的に委員長、副委員長、学校、事務局とで細部の確認を行い、制作者へ委員会の意向を伝え調整を行ったので報告する。また、現在作曲作業を進めているとのことであり、来月の統合委員会で披露できる予定である。

 


◆議事(4)その他

 7月14日、十一中で開催した緑野中学校の説明会について、事務局から報告。

(概要)
<緑野中学校の開校に伴う就学手続き>
 第六中学校・第十一中学校の第1学年、第2学年に在籍する生徒の保護者の方を対象に、9月中旬に就学校の意向調査を実施し、意向の確認を行う。
○指定校への入学
 就学校の意向調査で、意向を確認するが、通学区域により定められた学校(指定校)へ入学する場合は特別な手続きは不要。
○指定校変更(書類申請)
 学校再編に伴う特例により、緑野中学校への指定校変更を希望する場合は認める。就学校の意向調査時に、書類申請が必要となる。
○指定校変更(個別相談)
 その他の学校への指定校変更を希望する場合は個別に事情を伺い、指定校変更承認基準に該
当する場合は指定校変更を認める。
 ※就学校の意向調査時に確認し、指定校変更を希望する方を対象に9月下旬~10月上旬に両校で個別相談等を行い、指定校変更承認基準に該当する場合は指定校変更を認める。
<学校指定品等の支給>
○対象となる品目
 ・標準服の冬服
 上着とズボンやスカートの上下。学校が指定する場合にはネクタイやリボンも対象とする。
 ・標準服の夏服
 ズボンやスカート。
 ・体操着
 半袖シャツと短パン、ジャージの上下。
 ※このほかの上履きなどは対象外であり、公費負担にならないものについては、これまで使用していたものを引き続き使用できるように学校側と調整を図っていく。
○対象者
 ・今年度六中、十一中に通学している生徒で、来年度(仮称)緑野中に通学する生徒は、居住地域を問わず、対象とする。
 ・六中の通学区域のうち環七から西側は、この統合に伴って四中に通学区域が変更になる。この地域に居住し、来年度四中に通学する生徒についても同様に対象とする。
 ※その他の生徒は対象外(統合に伴って緑野中には行かず、中央中や七中に通学する場合等)
<目指す学校像(案)>
 第6回統合委員会で提示した内容から、若干教育目標等を整理し、現段階の案ということで学校から説明された。この中身については、今後も両校で検討を進めていただき、よりしっかりした形で作っていくこととなっている。
<その他>
 次回の学校説明会の開催は、11月17日を予定している。

委員長
 最後になったが、先ほど選んでいただいた校章について、文化的な意味などの制定理由の案を事務局に示してもらい、次回委員会で確認していきたい。次回の統合委員会は、事務局案では8月、9月を休会とし、10月に開催してはどうかと提案されている。今後の協議内容としては、校章の形を最終デザインしてもらったものが提示され最終確認をする、校旗の色をどうするか色見本を取り寄せ確認するなどのほか、校歌の作曲されたものの確認、標準服や体育着などの学校指定品の細部検討については学校側で行っているのでその報告を受ける、といった内容となると思う。

委員

 標準服については、細かいところ、例えばボタンをどうするかというようなことを学校側で決めることとなっている。標準服に校章を入れることとなった場合、その発注を行うためには10月では遅くなってしまう。できれば、9月中に委員会を開催してもらいたい。

委員長
 それでは、次回は9月19日第三水曜日に開催としたいがよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 会場については、後日事務局から通知する。本日はこれをもって終了する。

 

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