第13回 第六中学校・第十一中学校統合委員会 要点記録

ページID:851711808

更新日:2023年8月3日

 開催日時 平成19年6月20日(水曜日) 午後7時~午後8時20分
 開催場所 野方地域センター 洋室A、B
出席者委員笹川五郎、長廣隆、尾田和子、上田富昭、水野明子、手塚由利子、石田一美、岡陽子、竹内実、森泉由香、酒井博美、槇泰智、加藤弘海、薬袋恵一子、大槻喜代子、久保田和佳、廣瀬千史、小林倫子、長谷川嘉昭、齋藤直子、矢口仁、山口博之、太田耕司、青山敬一郎
(敬称略、順不同)
事務局教育改革担当
傍聴者なし
 会議次第【議事】
 1 校章の検討について
 2 校歌の検討について
 3 その他

1 開会
○第六中学校・第十一中学校統合委員会委員の委嘱について
 ・第十一中学校校長推薦枠の欠員1名について、新たに委員推薦があったことに伴う委嘱について事務局より報告。
 ・新委員・・・大内慎吾氏(十一中同窓会) ※2007年6月20日付で委嘱


2 議事

◆議事(1)校章の検討について

委員長
 はじめに校章について検討を行う。第9回統合委員会で、六中・十一中の美術部員や他の生徒から図案を募集することとしていた。図案の募集結果がまとまったので事務局より報告する。

事務局
 2月の統合委員会では、子どもたちにデザインを募集することと、図案の最終的な仕上げはプロに依頼することが決まっている。現時点では応募のあった中から3つ、または4つ程度に絞り、それらをプロに依頼してデザイン化する。その中から統合委員会の中で最終的に1つに絞ることを考えている。図案の募集結果は次のとおり。

(概要)
○募集について
 ・両校同条件で募集。
 ・応募用紙1枚で、2つのデザインの記入が可能であり、六中からは応募用紙3枚で6点、十一中からは19枚で36点の合計22枚、42点の応募があった。
 ・応募人数は、六中が2人、十一中が8人。
※1人で複数枚の応募をしていただいているケースがある。
○応募図案について
 ・全体の傾向として、「緑野中学校」ということで、緑のイメージから、葉をモチーフにした作品が殆どを占め、そのほか、樹木、太陽、花、現在の校章などを使用したものがあった。

委員長 
 配付した資料に目を通し、各応募図案を確認いただきたい。また、学校から補足事項があればお願いしたい。特にないようであれば、各委員から意見をいただきたい。選び方や図案についてなど、いろいろ意見を出していただければと思う。

委員
 図案の色はプロに任せるのか。

委員長
 最終的な仕上げはプロに行ってもらう。本日の委員会で絞り込んだ図案をプロにデザイン化してもらい、デザイン化してもらったものを改めて委員会で選んでいく。図案は全部で42点、すべて両校生徒の作品である。この中から選んでいって良いか確認したい。

― 異議なし ―

委員長
 特に異議はないようなので、この中から選んでいく。選び方も含めご意見をお願いしたい。

委員
 図案は1つに絞るのか。事務局から必ずしも1つではなく3つ程度でも良いという話があったが、例えば絞込みを3つにした場合プロに依頼してどのようになるのかイメージがわかない。

委員長
 委員会で選んだ図案の形を整えてもらう。

委員
 選んだ図案を合わせて1つの図案にするということではないのか。

委員長
 そうではない。1つ1つの図案の形をそれぞれ整えてもらう。形を整える段階で多少のデザインは変わる場合もあるかもしれないが、原型を基本として整えてもらう。

委員
 別々ということであれば、選ぶ図案数は3つが良い。

委員長
 42点の図案全部をプロに頼むわけにいかないので、できれば3つか、多くて5つぐらいに絞っていきたいと思うがいかがか。絞り込み方法はどのようにしていくか。

委員
 子どもが一生懸命考えたことという前提で、プラスの加点方式が良いのではないかと思う。

委員長
 子どもの作品なので点数をつけるのではなく、三重マル・二重マル・一重マルにしてはどうか。

委員
 点数での絞り込みとしない方が良い。

委員
 マイナスになる絞込み方法とならない方が良い。

委員
 42点すべてから3つ選んでいくのか。それとも、あらかじめ一定条件のものを除いた中から3つ選んでいくのか。

委員長
 42点すべてから絞り込むということで良いのではないか。子どもが一生懸命書いてくれたものなので、一定条件のものを除くということはしないほうが良い。意見にあったように点数ではなく、三重マル・二重マル・一重マルを記入する方法で選んでいきたい。

委員
 類似した図案がいくつかあるが、これらが選ばれた場合プロにデザインを任せると、同じような形で仕上がってくると思う。そうであれば、みんながいいなと思ったものに3、2、1点で差をつけるのではなく、各1点としても良いのではないか。

委員
 各委員が良いと思うもの順に3つ選び、マルの多い順に絞ってはどうか。

委員長
 各委員が良いと思うものを3つ選び、集計の結果マルが多くついたものに絞っていくという意見が出たがいかがか。

委員
 例えば3つか4つ選んでプロに依頼し、デザイン化されたもので再度選考する時には新しい標準服に合わせてどれが合うかを考えることもできるのではないか。

委員長
 デザイン化された後にどう選んでいくかは、また皆さんと検討して決めていきたい。

委員
 校章は、校旗に使われるのか。

委員長
 そのとおり。事務局に補足説明をお願いしたい。

事務局
 校章が使われる場所について幾つかあるので補足説明をさせていただく。例としては、標準服のボタンに使うことがある。また、体育館の舞台上の演台や一文字幕の真ん中についていたり、学校によっては正面玄関の上に校章がついているところもある。他には、体操着につけるケースもある。校章はいろいろなところに使われるとご理解いただきたい。

委員
 校章自体のデザインは、色つきで仕上げられるのか。

委員長
 色も含め、プロに任せる予定である。他に意見がなければ、応募のあった42点の図案の中から良いと思うものを3つ選んでマルをするということで良いか。

― 異議なし ―

委員
 3つを必ず選ばなくてはいけないか。3つ以内ということでも良いか。また、その3つはあくまでも、点数としては平等になるということで良いか。

委員長
 そういうことだ。

委員
 選んだ委員本人の順位は関係しないのか。

委員長
 各委員の選んだトータル数で多い順に決めていく。では、配付する用紙に記入をお願いしたい。考えていただく時間をとるので、ゆっくり考えていただいければと思う。

― 各委員が校章デザイン候補を選択記入し、事務局で集計 ―

委員長
 集計結果をマルの多い順から並べると、4番目と5番目との間があいている。特に異議がないようであれば、上位4点の図案を選んでいくこととしてよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 意見の一致が得られたので、応募のあった図案42点のうち4点をデザイン化していく。次回までにはプロの図案が出てくる予定だが、デザイン化された4点の中から1つに決めていきたいと思う。

委員
 校章の図案の公表や著作権についての扱いは、どのようにしていくのか。

委員
 子どもの作品も著作権の対象になっている。

委員長
 募集に際して、子どもたちに公表の承諾は確認しているのか。

委員
 了解はまだ得ていない。今の段階で、選ばれた、選ばれていないということが出てしまうのか。

委員
 例えば統合委員会ニュースにいくつかピックアップした形では載らないか。

委員長
 図案は統合委員会ニュースには載せないのではないか。

事務局
 桃園第三小学校・仲町小学校・桃丘小学校統合委員会では応募があった校章について、数は少ないが全部載せた。他の自治体の統合に関するニュースでも、70個ぐらい校章が並んでいるものもある。広報紙へ掲載する例は多くある。

委員
 名誉なことなので、公表するということであれば本人の了解をとるようにする。

事務局
 例えば、今回選ばれた4つを載せるということも可能だと思うがいかがか。

委員
 応募した生徒は一生懸命デザインした自分の図案が選ばれたのかどうか、結果は一日も早く知りたいのではないか。

事務局
 今回の選ばれた4つの図案については、応募者本人の了解を得ていただき統合委員会ニュースに載せるということでどうか。42点応募があった中から統合委員会で4点を選び、デザイン化を行った後、もう一度絞って決めていくというような形であれば可能ではないかと思う。

委員長
 図案を統合委員会ニュースに載せるのか。

事務局
 応募のあった手書きの図案をニュースに載せ、統合委員会で選んだ4点をデザイン化して、もう一度検討していくという内容となると思う。

委員
 デザインをやっている子であれば、細部にもこだわりを持って考えていると思う。プロに依頼し、多少の変更があるということは本人へ事前に説明しておかないといけないのではないか。

委員
 校歌や校章はつくられた由来、作者の名前など残っているもの。プロの方がデザインの仕上げをして出来上がっても、もとのデザインをつくった生徒の名前や作成の意図など残してあげたい。

事務局
 そういった学校もあるが、そうではないところもある。

委員
 最終的には図案作成者名は残してあげたい。本人のつくった図案に多少修正は加わっても、その子の気持ちが反映されたものとなっているのであれば良いと思う。生徒本人にもデザイン化のための修正については説明し、図案作者として名前を残してあげられたら良いと思っている。

委員長
 類似意見はあるか。

委員
 公表するのであれば、応募された42点すべてを平等な形で出した方が良いと思う。委員会で絞り込んだ4点だけニュースに載せても、最終的に採用されるのは1点だ。そうであれば、42点すべてを公表したほうが良い。

委員
 コンクールなどの場合、優劣をつけた際にはノミネートしたもののみ公表している事を考えれば、絞りこんだ4点のみ公表することは問題ないと思う。応募数を考えると、全部載せるだけの紙面に余裕はないのではないか。

委員長
 子どもの気持ちを考えると、第一段階では応募作品全部をニュースに掲載し、この中から選んでいくと公表した方が良いのでないかと思う。その後、決定したものを広報していく方が良い。

委員
私もそう思う。

委員
 校章も、子どもたちから意見をもらうということで統合委員会ニュースにも掲載して広報したのだから、応募結果を載せても良いと思う。

委員
 初期の段階として、応募結果全部を掲載すべきではないかと思う。応募した子どもたちも、この中から一つが選ばれるということは前提で応募しているわけなので、とりあえず自分の作品がニュースに載るということがとても大切なのではないかと思う。

委員長
 掲載されれば嬉しいだろう。

委員
 また、原案を誰が考えたかということは残すべきだと思う。

委員長
 事務局に確認するが、図案作成者名を後世に残すことは可能か。

事務局
 本人が承諾すれば可能だ。強制はできない。

委員長
 では、意見のとおり、応募作品全点を統合委員会ニュースへ掲載するということで良いか。

委員
 桃園第三小学校・仲町小学校・桃丘小学校統合委員会でも全部公表したのであれば、同じ扱いにして良いと思う。

委員長
 それでは、子どもたちへの統合委員会ニュース掲載の確認を学校側にとってもうこととする。応募者前は入れないということで良いか。

事務局
 名前は掲載しない。図案の作成理由もいろいろ記入があるが、掲載スペースが確保できないのでデザインのみを並べることとしたい。

委員長
 名前、作成理由は除き、図案のみの掲載で良いか。

― 異議なし ―

◆議事(2)校歌の検討について

委員長
 次に校歌について検討していきたい。前回の統合委員会に歌詞の案が示され、それに対して各委員からご意見をいただいた。いただいた意見をもとに制作者へ委員会の意図を伝え、これを受けてイメージを少し変えていただいた。この中には、子どもたちのアンケートで寄せられた18ほどのフレーズが入っている。前回の統合委員会での意見を伝え、以前よりわかりやすくさせていただいた。歌詞の内容については、委員の数だけイメージが異なり、調整するのは難しいと思う。問題は曲がついて、どういうイメージになるのかではないか。

委員
 ここまで詞ができているのだから、制作者にはある程度曲のイメージがあるのではないか。

委員長
 そうだと思う。詞が決まれば翌日には曲が完成するはずである。意見があればお願いしたい。

委員
 アンケートで寄せられた子どもたちのフレーズを18点も入れてこれだけのものをつくってもらったので、これで良いと思う。

委員長
 制作者が訂正に訂正を重ねてくれた。前回の委員会で出た要望はクリアしていると思う。ピアノがあればこの場で曲を弾いてもらいながら、要望を伝え作ってもらうこともできるが、この場では難しい。この歌詞(案)で決定として良いか、委員の総意で決めていきたいがどうか。

委員
 良いと思う。

委員長
 それでは、この歌詞(案)で決定として良いか。

― 異議なし ―

委員長
 なお、校歌の歌詞については、今後変更なども考えられるので、前回同様、著作権の関係から公表は差し控えることとしたいのでご了承いただきたい。

◆議事(3)その他

委員長
 学校指定品等の公費負担と新たに設置された統合委員会について事務局から、統合新校説明会について学校からそれぞれ報告。

(概要)
○学校指定品等の公費負担についての考え方について事務局より報告
[対象となる品目]
 ・標準服の冬服
 上着とズボンやスカートの上下。学校が指定する場合にはネクタイやリボンも対象とする。
 ・標準服の夏服
 ズボンやスカート。
 ・体操着
 半袖シャツと短パン、ジャージの上下。
 ※このほかの上履きなどは対象外であり、公費負担にならないものについては、これまで使用していたものを引き続き使用できるように学校側と調整を図っていく。
[対象者]
 ・今年度六中、十一中に通学している生徒で、来年度(仮称)緑野中に通学する生徒は、居住地域を問わず、対象とする。
 ・六中の通学区域のうち環七から西側は、この統合に伴って四中に通学区域が変更になる。この地域に居住し、来年度四中に通学する生徒についても同様に対象とする。
 ※その他の生徒は対象外(統合に伴って緑野中には行かず、中央中や七中に通学する場合など)
[その他]
 ・最終的な確定をしていないので、現時点での情報提供とする。最終決定した内容は、7月14日に予定されている統合新校説明会で保護者へ説明を行う予定である。
○統合新校説明会の開催について学校側より報告
 ・7月14日の午前11時から12時、第十一中学校の体育館で行う。
 ・6月中に丸山小学校、沼袋小学校、北原小学校、野方小学校、啓明小学校の5、6年生の保護者へプリントを配る予定で準備を進めている。
○新たに設置された統合委員会について事務局から報告
 ・21年度統合に統合する第一中学校・中野富士見中学校と中野昭和小学校・東中野小学校の統合委員会がそれぞれ6月にスタートした。
 ・23年度統合予定となっている野方小学校・沼袋小学校の統合委員会も来月発足する予定。最初に建て替えの校舎の話をしていただくということとなっている。
 ・第一中学校・中野富士見中学校の統合委員会では、先行している統合委員会の検討内容を参考とさせて欲しいという意見があった。このため、公開済みの統合委員会ニュース一式を委員会へ提供させていただいた。

委員長
 事務局からの説明について質問があればお願いしたい。

委員
 支給対象者の平成20年度入学予定者には、転校生も含まれるのか。

事務局
 今年度六中・十一中に通っている生徒で、来年度緑野中学校に通う生徒としているので、20年の4月以降の転校生は対象外となる。

委員
 4月2日前だったら対象となるということか。

事務局
 例えば、3月27日に転入してきた場合は、基本的には、六中なり、十一中には在籍しなくなってしまうので対象外だ。例えば1月に六中に転校してきたという方については対象としていく予定だ。なお、緑野中学校開校時の新1年生は対象外であり、新2、3年生が対象となる。

委員長
 新1年生へ支給しないのはなぜか。

事務局
 1年生はどこの学校へ入学しても学校指定品等を購入する。2、3年生は、入学時に1回は購入しているという前提で、支給対象を考えている。

委員長
 学校側からネクタイやリボンの着用可否など学校指定品の検討状況について報告できるか。

委員
 まだ検討途中であり、申し訳ないが現時点では報告できない。

委員長
 7月14日開催予定の新校説明会は、六中と十一中が一緒に行うのか。

委員
 両校合同で行う。

事務局
 学区域の小学校だけではなく、六中・十一中の在校生保護者も対象となる。

委員
 事務局に確認するが、支給品に関しての情報を早く知りたいという保護者がいる。先ほどの説明では、最終決定はされていないということなので、7月14日の統合新校説明会まで伝えない方が良いか。

事務局
 小学校の統合新校説明会の方が少し早いので、先に説明されることになるが、中学校については、7月14日の説明会でお話するということとしていただきたい。

委員
 了解した。説明会の場では、説明いただいた内容についてプリントなどが配られるのか。

事務局
 統合新校説明会へは、教育委員会事務局の職員も同席し支給品についてと就学に関する手続について説明をさせていただく予定である。資料についても、その場で配付する予定である。

委員
 了解した。

委員
 説明会で配付する資料は、当日都合で出席できない保護者へ配付はしないのか。

事務局
 欠席者への配付は可能だ。小学生の保護者については、欠席の有無を確認していないが六中・十一中の1、2年生の保護者へは予め出欠をとり、欠席された方には、後日資料をお渡しすることは可能である。

委員
 近隣の小学校でも説明会へは出席しないが資料は欲しいという方もいると思うので、六中か十一中に行けばこの資料はもらえるという扱いにしていただけるとありがたい。

事務局
 説明会は今回だけでなく、第2回を11月に、第3回を2月に予定しており、後の日程の説明会になるほど詳しくなる。

委員
 了解した。

委員長
 他に意見はあるか。また、総合的なご意見などあればお願いしたい。特にないようであれば、本日の議事は以上である。次回は7月18日(水曜日)午後7時から開催する。場所は未定なので、追って連絡申し上げる。なお、8月は統合委員会を休みとして良いか。

― 異議なし ―

委員長
 特に異議がないようなので、8月は統合委員会を休会とし、次回の委員会で9月の日程を決めていきたい。基本的には第3水曜日で調整できればと思っている。本日はこれをもって終了する。

お問い合わせ

このページは教育委員会事務局 子ども・教育政策課(教)が担当しています。

本文ここまで

サブナビゲーションここから