放射線の人への影響

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更新日:2023年12月22日

人の細胞に放射線が当たると、細胞の中のDNAが壊れます。
壊れたDNAは、ほとんど修復されます。
DNAが修復されない細胞も、ほとんど新しい細胞に生まれ変わります。
しかし、大量に被ばくすると、細胞の再生が追い付かず、症状が出ます。
これらの症状を、 確定的影響といいます。
また、実験では少ない被ばくでもDNAの突然変異が起きるので、 確率的影響(がんと遺伝影響)は、被ばく線量が増えるにつれて、発生率が増えると仮定されています。
なお、放射線被ばくによる人への影響は、放射線以外の原因で細胞が傷ついた影響と、区別が困難です。
例えば、疲労感や鼻血は、確かに確定的影響として放射線被ばくでも発生しますが、放射線以外の原因でも発生します。

参考

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このページは健康福祉部 保健予防課(中野区保健所)が担当しています。

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