第15回 第六中学校・第十一中学校統合委員会 要点記録

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更新日:2023年8月3日

 開催日時 平成19年9月19日(水曜日) 午後7時~午後8時25分
 開催場所 野方地域センター 洋室A・B
出席者委員笹川五郎、長廣隆、尾田和子、上田富昭、水野明子、手塚由利子、石田一美、岡陽子、竹内実、森泉由香、酒井博美、槇泰智、加藤弘海、薬袋恵一子、大槻喜代子、大内慎吾、久保田和佳、廣瀬千史、小林倫子、長谷川嘉昭、齋藤直子、矢口仁、太田耕司、青山敬一郎
(敬称略、順不同)
事務局教育改革担当
傍聴者なし
 会議次第【議事】
 1 校歌について
 2 校章の検討について
 3 校旗の検討について
 4 学校指定品等について
 5 その他

1 開会
○緑野中学校の広報について
 校名が「緑野中学校」に決まったことの広報について、事務局から報告。

(概要)
 9月20日付「教育だより」(同日発行の区報に折込み)において、新しい学校の名称の決定についての記事が掲載されている。
 また、「教育だよりなかの」は教育委員会ホームページへも掲載する。


2 議事

◆議事(1)校歌について

委員長
 皆さんからいただいた意見をもとに制作を進めていた校歌が完成した。CD録音の演奏によって、校歌の完成披露を行いたい。

― 校歌披露 ―

委員長
 いかがだろうか。各委員にCDを配布するよう事務局で用意している。校歌の制作にあたっては、「統合委員会(協力)」というふうに銘打っている。CDには歌の入った演奏と、カラオケ伴奏が入っている。また、部活動などで使用できるよう、ブラスバンド用の楽譜も制作者が作成してくださった。委員のみなさまにもご協力いただき、本日完成披露となった。

委員
 1番の詞に中学生には読めないと思われる漢字が使用されている。この字は義務教育上、学習するものか。

委員
 常用漢字表にない読み方だ。

委員
 常用漢字にある漢字を使用すればよいのではないか。

委員長
 ルビを振ったらどうか。

委員
 学校側ではどうか。

委員
 制作者は作詞の際に、考えがあってこの字をあてたと思うが、少なくとも義務教育学校の校歌なので、できれば常用漢字の範疇にとどめたいと考えている。

委員長
 制作者の意図も尊重し、歌詞はこのままで、仮名に変更してもらってはどうか。

委員
 仮名でいいと思う。

委員
 著作権に関わることなので制作者へ相談し、委員会の意向を伝えご理解いただいたほうがよい。何かに校歌を掲載する場合に、勝手に字を変えることはできないのではないか。

事務局
 ただいまの件は、事務局で制作者へ相談させていただくことでどうか。

委員
 作曲については、この内容でもちろん結構だ。制作者に漢字の持つ意味を反映した修正を受け入れていただけるのであれば、音はそのままにして字を変えていただきたいと思う。

委員長
 本日出された意見については、制作者への対応を含め、学校と教育委員会に任せることとしたいがいかがか。

委員
 ぜひ、お願いしたい。

委員
 義務教育の場の校歌であるので、教育に則って教育の専門の立場にいらっしゃる学校側で確認していただき制作者と調整いただきたい。

委員長
 校歌の調整結果については、再度統合委員会へ報告していくか。

委員
 楽譜には、「第六中学校・第十一中学校統合委員会(協力)」とあるので、統合委員会にも責任があると思う。統合委員会で最終確認を行ったほうがよい。

委員長
 次回最終確認を行って、その場で了承していただけるのか。また違うと言う意見が出されると、きりがなくなってしまう。

委員
 最終確認の際に、なぜそうなったかということを説明していただければよい。

委員長
 説明しても、納得していただけない場合もあるのではないか。そういう難しさはあると思う。

委員
 校歌に関しては、基本的に依頼する内容は委員会で確認し、委員長、学校、事務局に一任することを決めて制作者へ依頼しているはずだ。その結果について最終確認をする段となったのであり、それで収めるべきだと思う。

委員長
 では、対応を学校と教育委員会に任せ、その結果を次回皆さんに報告することとしたいがよろしいか。

― 異議なし ―

委員
 配布いただいたCDは家で聴いてもよいのか。

事務局
 配布させていただいたCDは、委員の資料としてお配りしたものである。

委員長
 家で聴いてもらってよいと思う。CDの歌詞は保留のものもある。歌詞の修正があった場合は修正テープなどを張るなどしたほうがよい。

委員
 校歌は、次回最終確認をすると正式決定となるのか。校名は議会で議決されるまで仮称であったので、校歌が正式に決定となる時期が確認したい。

委員長
 次回の統合委員会で承認いただけたら、教育委員会に提出して承諾をとる。

委員
 手続については了解した。しばらくは内々で持っていたほうがよいということか。

委員長
 各委員の心づもりにお任せする。

委員
 委員の中には両校の保護者もいる。内々で自宅で聴き、生徒であるお子さんが聴いてしまって話だけが先行してしまうと、収拾できなくなってしまう。きちんと決まった後に発表していただいたほうがよい。

委員長
 学校現場での影響もあるということで、取り扱いについてはご配慮いただきたい。

 


◆議事(2)校章の検討について

委員長
 事務局から示された校章案について、意見をお願いしたい。

委員
 <図1>から<図4>まであるが、どのように違うのか説明をお願いしたい。

委員長
 <図1>は2枚の葉脈が同じもの。<図2>は図1をベースとし、「中学」の「中」ところに葉の葉脈線が入っている。<図3>は2枚の葉脈が違って「中」のところに葉の葉脈線が入っていない。<図4>は図3をベースとし、「中」ところに葉の葉脈線が入っている、となっている。ここで検討していただきたいのは、葉脈を同じにするかどうかと、「中」の字のところに葉脈が1本入っており、これの有無について、また、2枚の重なる葉っぱの広さが若干違うのでどれがよいかということである。

委員
 個人的には<図1>は一番あっさりしていて見やすいのでよいと思う。<図3>は葉っぱが骨のようであるし、「中」の中に葉脈線があるものも見づらい。

委員
 プロが修正したわけだが、なるべく選定した原案に近いものを選んだほうが良いと思う。原案者の図に近いのは<図1>だと思うが、それには、「中」の中には線が入っていない。デザインのバランスでそうなったのではないかと思うので、それを基準に選んだほうがよい。

委員長
 他に意見はあるか。ないようであれば、投票したほうがよいか。

委員
 投票しなくても委員の意見から大体わかるのではないか。

委員長
 発言しない方の中に違う意見の方もあるかもしれない。投票としてよいか。

― 異議なし ―

委員長
 それでは、白紙を配付するのでよいと思うデザインの番号を記入していただきたい。

― 校章デザイン投票 ―

委員長
 投票の集計結果を事務局から報告いただく。

事務局
 全員一致で<図1>となった。細部の修正は校正で修正できるので意見があればまとめていただければと思う。

委員長
 <図1>のデザインが委員会総意の結果となった。事務局から説明のあったよう、選定した図に細部の修正を加えていくかについて確認したい。例えば「中」の字に葉脈がかかっていないほうがすっきりするなど、意見があると思うがどうか。

委員
 「中」の字にかかる葉脈の先が切れてしまっているのが気になる。

委員
 「中」の字のわきにある細かい葉脈線は全部カットしたほうがよい。

委員
 私もいらないと思う。具体的には、「中」の字の周りにある4箇所の小さい葉脈線で、これは全部カットでいいのではないか。

委員
 意見のあった箇所を塗ってみたが、上に重なる葉が何となく葉には見えなくなってしまった。デザイナーはこの小さな葉脈線を必要があって入れているのだと思った。

委員長
 意見が分かれてしまうと難しいが、4箇所の葉脈線をとるかとらないかによって決めていくか。

委員
 プロにはこだわりがあると思うので、細部についてはお任せしたほうがよいと思う。原案のままでいいと思う。

委員
 この校章デザインが完成し、例えば校章にした場合、校章はこの黒白なのか。

事務局
 校章デザインを使用するものによる。例えば、学校だよりなどは印刷が白黒であれば、黒白になると思う。また、演台に校章がついている場合、白黒ではなく木を彫った形となる。校旗は、金糸、銀糸などの色の糸で校章を刺繍して作成する。このように、校章デザインを使うところによって色は変わるので、使用するところによって変えることができるようにデザインの段階では白黒とすることを、前回確認させていただいた。

委員
 では、基本ベースの色はないのか。

事務局
 どれを基本と見るかということはあると思うが、基本ベースはこの色のデザインとなる。

委員
 例えば葉っぱを緑にするとか、プリントアウトすると黒になるけれども、実際学校に来て見てみたら葉っぱが緑ということも考えられるのか。

事務局
 そうである。つまり、色に意味を持たせるとどこにもその色を使わなければいけなくなるので、色に意味合いを持たさないでお願いしたいということである。逆に言えば、どの色をどこで使ってもいいという前提で、この校章をつくっているというふうに考えられるのではないかと思う。

委員長
 では、学校側からも<図1>の原案どおりがよいという意見もでているので<図1>の原案どおりとし、教育委員会に報告してよいか。

― 異議なし ―

■校章の由来についての事務局案を説明。

(概要)
[事務局案]
 平成19年○月○日制定
 本校の校章は、平成19年に、本校の前身である第六中学校及び第十一中学校の生徒から図案を募集し、当時第六中学校3年生である○○○○さんの作品を元に、第六中学校・第十一中学校統合委員会の議論を経て制定されたものである。
 2枚の葉により、「緑野」の「緑」と、2校の統合により誕生する学校であることを表現している。
 また、2枚の葉が重なりあっていることで、葉が一枚一枚あわさって年月を重ねていくことを表している。これには、毎年生徒が入学し、成長して卒業することを繰り返すことで、新しい学校の歴史を刻み、良き伝統を築いて欲しいとの願いが込められている。
○提案理由
 ・図案応募者の理由欄に、「緑野」の<緑>を表し2枚の葉っぱが重なり合っていることで「新しい学校の歴史を刻み、良き伝統を築いて欲しい」というような文言があったので、多少表現を変え文章化した。
 ・統合委員会での協議の中で、2枚で統合も意味するのではないかという意見もあがっていたので、そのことも含め由来案としてまとめた。

委員長
 事務局から由来案について説明いただいた。文章について意見をお願いしたい。

委員
 言葉の使い方について、上から3行目の「統合委員会の議論を経て」の「議論」という言葉は硬いイメージであるので「検討」としてはどうか。また、「欲しい」は、漢字でなく平仮名としたほうがよい。

委員
 校章原案者の生徒名があるが、校章の検討の中では同じような図柄も多くあったので、原案者の作品を基本にしながらというような意味合いの言葉が入るとよいと思う。

委員長
 応募の中には、原案に類似したデザインも多くあったことから個人名を出したほうがいいのか、特定個人の作品とせず、応募の中から基本となるデザインを元に考えてこういう図案になったとしたほうがいいのか。

委員
 由来案では、図案を募集し、特定の図案を決めてから統合委員会で検討を行ったというふうに読み取れてしまう。統合委員会での検討段階があったという記述があったほうがよい。

委員長
 個人の名前を出すことの可否について意見があった。最終的には専門家に依頼し基本デザインを基にはしているが、多少違っているので、応募の中のデザインを元にしているという言葉は入れることとして、個人の名前を入れるのか入れないのかについて意見をお願いしたい。

委員
 ほかの応募者の中にも類似したデザインはあったと思うので、個人名を入れてしまうと自分も同じようなデザインを応募したと思うお子さんがいるのではないか。そう考えると、個人名は入れないほうがいいと思う。

委員
 学校側では生徒の個人名を出すということについて、どのように考えるのか。

委員
 基本的によい事の場合は、褒め称えるのはいいと思っている。しかし、今回の応募のように類似した図案がいくつかあったということを考えると、同じように扱わなければいけないと思う。

委員
 個人名を記述しないほうが、後の文章への縛りがなくなり、応募作品の中で検討して決めた経緯など、委員会が主体的となった文章としてまとめやすい。2枚の葉が重なるデザインの応募は数名あった。それぞれ意図があったと思うが、それに意味づけをしたのは統合委員会であるとしたほうが良いと思う。

委員長
 ただいまの意見に準じて、事務局案を訂正していくこととしたいがいかがか。

委員
 由来なので細かく書かなくてもいいと思う。選定までのいきさつがわかれば由来としては十分伝えられるのではないか。個人名を記入せず、意味づけは統合委員会で行うという意見に賛成だ。

委員
 原案者である生徒に個人名を公表することの話はしているのか。

事務局
 学校側から応募生徒へ、応募した原案はデザイン化され専門家の手が加えられ変更するという可変の話と、名前を公表する場合があることを説明していただいている。

委員
 どのようなコンクールでも、応募した作品をどう使うかについては、募集した団体に任せるということが書いてあるので問題ないと思う。また、案中最後の箇所の「願いが込められている」は「込めた」というふうに、統合委員会が主体となった書き方をすれば自然だと思う。

委員
 個人名を由来に載せることで、今の段階ではよいと思っても、これから成長していく段階で名前を掲載しなければよかったのではないかと思うときが来るかもしれない。後年、名前を削除するができないのであれば、載せないほうがいいと思う。

委員
 応募いただいた図案の中には、葉っぱのイメージの図案が多くあった。その中のイメージの代表として絵が上手であった原案を委員会で選定したと記憶している。名前は載せないほうがいい。

委員長
 個人名は掲載しないほうがいいとの意見がでているが、その他の意見の方はないか。この案件については多数決で決めていくことではないので、学校側の意見を尊重し、事務局に本日の意見も踏まえ再考いただき、次回改めて提案いただくこととしてよいか。

― 異議なし ―

 


◆議事(3)校旗の検討について

委員長
 前回の統合委員会で要望のあった校旗の生地見本を事務局に用意していただいた。順に見本を回していくのでご覧いただき意見をお願いしたい。緑色は3パターンある。先ほど事務局から説明があったとおり、金糸・銀糸で校章を刺繍する。このことを踏まえ、地の色となる生地について意見をお願いしたい。

委員

 金糸は非常に明度の高い色であり生地も同じように明度の高い色では金が映えないので、地色はできるだけ濃いほうがいい。生地の色が早く褪めてしまい、何色なのかわからないような色になっても困るので、一番濃い緑が適切であると考える。

委員長
 薄い色は、既に褪せた感じを受ける。

委員
 こういう色は、あっという間に白くなってしまう。

委員
 この見本生地の色の上に、先ほど検討した校章が刺繍されると、葉の色は何色になるのか。

事務局
 通常は金色か銀色で校章の部分を刺繍する。

委員
 濃い色でよいと思う。

委員長
 他に意見がないようであれば、濃い緑色という意見があがっているのでそれで決めたいがよいか。

― 異議なし ―

委員長
 それでは、地の色は濃い緑色ということで決定させていただく。

― 異議なし ―

事務局
 色については、発注先によっては若干ずれが生じると思うので予めご了承いただくようお願いしたい。

委員長
 学校側から確認したいことがあるということなので、発言をお願いしたい。

委員
 後ほど中野区の緑野中の教育目標をご報告させていただくこととなっているが、教育目標は両校で強い思いを込め設定した。建学の精神に近いような言葉を教育目標としているが、この言葉を金色の刺繍糸で縫いこむことで校旗が映えると思う。校章とともに刺繍させていただくことを提案する。

委員長
 この件については、学校と教育委員会で相談し決めていただくこととしたい。

― 異議なし ―

委員長
 続いて、教育目標について学校側から説明いただく。

■中野区立緑野中学校教育目標(案)について学校から説明。

(概要)

○ 生涯学習の基礎となる「生きる力」の育成を目指し、教育目標を設定する。
○「生きる力」を、「確かな学力」「豊かな心」「健やかな心身」をトータルでとらえ、知・徳・体のバランスのとれた生徒を育てる。
○教育目標は、より大きな教育理念、建学の精神として「探求」「創造」「共生」を設定する。
 ・「探求」・・・真理の探求、あるいは人としての生き方の探求
 ・「創造」・・・新しい未来社会、文化の創造
 ・「共生」・・・新しい仲間との共生、地域との共生、障害のある子もない子もともに生きる態度の育成など、トータル的な共生を目指す。
○学校目標を達成するための基本方針
 ・人権尊重教育・生命尊重教育の推進
 ・健康で安全な生活・体力向上への取り組み
 ・基礎的・基本的な学習内容の確実な定着
 ・地域社会や家庭との連携重視

委員長
 緑野中学校の教育目標(案)について説明いただいた。質問、意見があればお願いしたい。学校側から補足はないか。

委員

 先ほど説明したとおりである。教育目標については、中野で初めて統合によりつくられる学校であるので、よくあるような目標ではなく、こういうふうな学校をつくりたいというみんなの願いを凝集し、漢語の言葉に込めることとなった。このような建学の精神を抱えているのは私立の学校に多いが、公立学校でもこのような教育目標としてもいいのではないかなと思っている。基本方針については、毎年変えている。その時代に合わせ変えていけばいい。しかし、建学の理念だけはずっと受け継いでもらいたと思っており、校旗にこの文字を金の刺繍でしっかり縫い込んでいただくと、校旗も一段と映えると思う。

委員
 「PISA(ピサ)型読解力」とあるが意味が分からないので教えて欲しい。

委員
 フィンランドが教育立国だということはご承知のとおりだと思う。OECD(経済協力開発機構)が行っている義務教育が終了した段階の子どもたちに行うテストをPISA(ピサ)テストといっている。そこで定義されている読解力は、ただ読み取る力ではなく自分が将来何か目標を達成するために、社会に貢献するために必要な文章を読む、あるいは文章だけではなくてグラフを読む、表を読む、そういったものを読み取って自分の中で理解して考えて伝えていく力のことで、私たちが普通に言う読解力よりももう少し実践的で社会で生きるような読解力を意図している。

委員長

 他に意見があればお願いしたい。説明いただいた案の目標は非常に高く、私立に負けないような区立にするという心意気を感じた。この目標(案)は、検討途中の段階であり、決定のものではない。この内容を基本として、両校で調整していくということである。意見は、この場でなくとも学校へお寄せいただければと思う。教育目標(案)については、現段階の案でご理解いただいてよろしいか。

― 異議なし ―

 


◆議事(4)学校指定品等について

 体操着等の学校指定品について、学校側から説明。

(概要)
○ジャージの上下、Tシャツ、ハーフパンツ
 ・色・・・明るい紺色。ただし、Tシャツは白。
 ・素材・・・特徴として、泥や油などの汚れを落としやすい素材を使用している。洗濯しやすい素材の要望があったので、何度も洗濯に耐えられる素材を選んだ。
○体育館シューズ
 ・インドア用のシューズで試着した中ではしっかりしているものであった。
○上履き
 ・教室で生徒が授業のときに履いているもの。メッシュのようになっており、蒸れないような生地を使用している。かかとが少し厚くできており、多少踏みつぶしにくくなっている。
○価格
 ・両校の現行と比べ、個別に見ると現行価格との差はあるが、トータルでは現行のものより少し価格が下がるものを選定。

委員長
 体操着等の学校指定品について説明をいただいた。質問や意見があればお願いしたい。

委員
 いくつかのスポーツメーカーの比較は実施したのか。実施した場合、どうであったか。

委員
 各種メーカーのものを確認したが、素材が良くても価格も高いなど条件が合わなかった。この製品は、価格と質の面で条件が折り合ったので選定した。

委員
 どのぐらいのメーカーを確認したのか。

委員
 5~6社だったと思う。

委員
 国外のメーカーはどうだったか。

委員
 素材は良かったが、価格が高かった。

委員
 了解した。

委員
 半袖の白いシャツの品質はポリエステル90%・綿10%となっており、汗を吸わないのではないか気になるがどうか。アトピーの子への対応も含めどうなっているのか。

委員
 どの部分がどの素材にあたるかこの場で即答できないが、吸水性がいいことは確認してある。

委員
 試着したが、肌触りは良かった。

委員
 吸収性がいいのであれば、了解した。

委員
 綿100%のものはとても重く、汗をかくとまとわりついてしまう。このため、サッカーの子たちが着ているのは、化繊がほとんどである。化繊は汗を吸わないように見えるが、汗を通してしまう素材で、木綿は汗を吸って体にへばりついてしまう。そのようなことも考慮しながら職員も試着したので、大丈夫だ。

委員
 ジャージの上着のチャックがハーフジッパーで下まで下げることができない仕様だが、指導上の問題を考慮したのか。

委員
 生徒はフルジッパータイプのほうが楽だという意見が多い。教員はハーフジッパーのほうがいいという意見が多い。生徒指導上の問題で、だらしなく着てしまう子が多くなるということと、ジッパーをせず上着をひらひらした状態で体育を行った場合非常に危険であるなどを考慮し、安全であるということはもちろん、「危ないから上げろ」という指導がなくなるということで総合して選定した。

委員
 すべて男女共通か。示されているサイズ表は男子を基準にしたものだと思うが、SSでも157センチからとなっている。女子の場合もっと身長が低い子がいると思うが、SS以下も当然用意されているという理解でよいか。

委員
 大丈夫だと思う。

委員
 校名や氏名など入れる予定はあるのか。

委員
 校名は入らないが、ジャージの上着で説明すると左側の胸にネームが入る仕様としている。

委員
 ジャージの上だけか。

委員
 ジャージ以外の体操着、全部に入る。

委員
 学年ごとにカラーが変わったりはするのか。

委員
 そのことについては、これから検討していく。上履きについては、学年ごとに色が変わることになると思う。ただ、ジャージなどは、兄弟間で共用できるなど経済面でのメリットもあるので、学年ごとに色を変えるほうがいいのかも含め、今後検討させていただく。

委員
 Tシャツは、指定品でない普通の白いTシャツでもよいような感じがするが、基本的には指定品を買わなければいけないのか。

委員
 これは学校指定品なので、入学時に2枚ネーム入りを注文していただくことになっている。

委員
 必ず購入しなければいけないのか。

委員
 そうである。指定品をトータル購入することにより、今年までの指定品よりも少し安くなる。

委員長
 体操着等については、本日の報告をもって了承し、その他の指定品については、引き続き学校側に一任させていただきたいと思うがよろしいか。

― 異議なし ―

 


◆議事(5)その他

委員長
 就学手続について、事務局から事務連絡があるのでお願いする。

事務局

 現在の六中・十一中に通われている1年生、2年生への就学校の意向調査を9月の半ばに実施する予定であるとお話していたが、準備が若干遅れており予定では来週ぐらいに両校を通じ調査票を配布する手はずとなっているのでご了承願いたい。

委員長
 質問などあればお願いしたい。ないようであれば、次回の日程を確認したい。来月以降には六中・十一中の50周年、60周年の記念行事が予定されている。十一中が10月27日、六中が11月10日ということだ。非常に残念であるが、最後の周年行事となる。ぜひ統合委員会の各関係者が送り出して、最後を見届けていただけるとありがたいと思うので、ご協力のほど、よろしくお願いする。
 次回は、行事もあるので11月13日を予定し、大方の事項を取りまとめ、以降は、校旗など取りまとめたものが完成したときにお集まりいただき、統合委員会を解散したいと思っているので、引き続きご協力をお願いする。事務局から事前に連絡した11月13日火曜日でよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 次回は11月13日火曜日の開催とする。会場については、後日事務局から通知する。本日はこれをもって終了する。

お問い合わせ

このページは教育委員会事務局 子ども・教育政策課(教)が担当しています。

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