第1回 第六中学校・第十一中学校統合委員会 要点記録

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更新日:2023年8月3日

 開催日時 平成18年5月23日(火曜日) 午後7時~午後8時30分
 開催場所 第十一中学校 図書室
出席者委員笹川五郎、長廣隆、尾田和子、上田富昭、石田一美、岡陽子、竹内実、酒井博美、槇泰智、薬袋恵一子、高木明郎、久保田和佳、大内慎吾、小林倫子、長谷川嘉昭、樫村久憲、矢口仁、山口博之、小出統英、相澤明郎
(敬称略、順不同)
その他教育長、教育委員会事務局次長
事務局教育改革担当
 会議次第
【議事】
 1 第六中学校・第十一中学校統合委員会の運営方法について
 2 第六中学校と第十一中学校との統合の概要
 3 学校統合委員会開催スケジュール
 4 統合新校の校名の検討方法について
 5 その他

1 開会

(1)委嘱状交付(沼口教育長より各委員へ交付)
(2)教育長あいさつ
(3)委員紹介(自己紹介)
(4)事務局紹介
(5)学校統合委員会の説明
(6)委員長・副委員長の選出(委員の互選により選出)
 ・委員長 笹川委員(江古田四丁目町会)
 ・副委員長 加藤委員(第六中学校同窓会)、高木委員(第十一中学校同窓会)


2 議事

◆議事(1)第六中学校・第十一中学校統合委員会の運営方法について

 統合委員会の運営方法の事務局案について、事務局から説明。

(概要)
・ 委員会開催にあたっての定足数は設けない。「学校統合委員会の設置に関する要綱」第3条に定める所掌事項について結果を取りまとめる際には、委員定数の半数以上の委員の出席を要することとしたい。
・ 委員会の傍聴については、傍聴希望者より事前の申し出を受け、委員長が委員会に諮って傍聴の可否を決定することとしたい。
・ 会議録については、要点筆記・発言者無記名で事務局が作成し、各委員に内容確認を行った後、公開としたい。
・ 区民等への広報は、委員会開催の都度「統合委員会ニュース」を発行し、関係小中学校保護者への配布、関係町会・自治会などへの回覧依頼を行い関係者への周知を図りたい。

委員
 会議録の作成にあたって「発言者無記名」するのはなぜか。

事務局
 会議録は、学校統合委員会での話合いの内容をお知らせするものであり、発言者は無記名で良いと考えている。また、会議録は要点筆記としたい。

委員
 所掌事項の結果の取りまとめについては、委員定数の半数以上の出席があればできるとあるが、過半数としたほうが良いのではないか。

事務局
 事務局案であり、当委員会で決めていただきたい。

委員
 会議自体の開催は半数以下でも成立するということか。

事務局
 毎回意見を取りまとめるわけではないので、委員会の成立に定足数を設けなくても良いと考えている。所掌事項の取りまとめ時には、半数以上の委員の出席を得たうえで取りまとめていただきたいと考えている。

委員長
 委員会運営方法について、事務局案のとおり確認したいがどうか。

― 異議なし ―

委員
 欠席する場合は、他の者を代理出席させることは可能か確認したい。

事務局
 委員の代理出席は、原則できないという取り扱いとしたい。欠席時に意見がある場合は、事務局をとおして委員会への意見反映はできる。また、傍聴を認めており、関係者の傍聴は可能である。

委員長
 委員が欠席の場合の代理出席は認めない、としたいがどうか。

― 異議なし ―

◆議事(2)第六中学校と第十一中学校との統合の概要について

 第六中学校と第十一中学校との統合について、事務局から説明。

(概要)
・ 「中野区立小中学校再編計画」により、第六中学校と第十一中学校とを統合し、第十一中学校の位置に統合新校を設置して行く。
・ この統合は、どちらか一方を廃止するのではなく、両校とも一旦廃止し、対等な関係で統合して行くもの。
・ 統合の予定は平成20年4月で、今後15か年の計画期間の前期の一番手の統合となる。

― 質疑なし ―

 


◆議事(3)学校統合委員会開催予定とスケジュールについて

 統合委員会の開催予定、スケジュールの事務局案について、事務局から説明。

 (概要)
・ 校名については、最終的に区議会の議決を得ることを踏まえた日程。まず校名を決定し、その後、校歌、校章、校旗の順で決めていきたい。
・ 工事については、今年度は外部工事、次年度は内部工事を予定。当委員会から、工事内容についての意見をいただきたい。
・ 関心の高い標準服については、今年度の夏休み前には検討を始める。
・ スケジュールは、委員会の検討状況により変更もある。また、開催間隔については、2月に1回程度を想定。最初は校名の検討方法を決めていくことになるので、夏休み前までに委員会をあと2回開催したい。

委員長
 スケジュールについて、事務局案のとおり確認したいがどうか。

― 異議なし ―

事務局
 次の開催日は6月20日(火曜日)、次々回を7月4日(火曜日)としたいがどうか。

委員
 委員会開催の曜日・会場については固定していくのか。

事務局
 固定する考えはない。委員の皆さんで決めていただきたい。ただし、次回は工事の概要について説明し、施設に関する検討を予定しているので、第十一中学校での開催をお願いする。

委員長
 委員会の開催時間は午後7時、日程は事務局案のとおり第2回を6月20日(火曜日)第十一中学校会場、第3回を7月4日(火曜日)(会場未定)と決定したい。

― 異議なし ―


委員
 校名の最終決定は来年6月の議会でとのことだが、議会へ提案する時点で、校名はほぼ決定という認識でよいか。また、正式決定するまで「仮称」という表現を使うことができるのか。

事務局
 地域・保護者からなる統合委員会で取りまとめた校名が、議会で円滑に決定されるよう事務局として努力していく。また、「仮称」の表現については確認する。

 


◆議事(4)統合新校の校名の検討方法について


委員
 他区での校名の検討方法の例はどうなっているのか示して欲しい。

事務局
 (a)校名を地域住民に広く募集する。(b)委員会で校名候補をいくつか挙げて地域住民に投票してもらう。(c)募集はせず、委員会で決める。などがある。

委員長
 狭い範囲で考えれば委員会で決める、広く考えれば区全域または制限を設けず公募するかまで想定される。

委員
 校名は第十一中学校などのナンバーにはこだわらなくてよいのか。学校の主人公である子どもたちが一票投じることができる決め方としたい。

事務局
 校名候補を決めていくうえで、縛りは特にない。

委員
 校名には子どもたちの意見を取り入れたい。地区委員会でも話題となっているので、子どもたちに関わっている人々の意見も取り入れたい。

委員
 一般公募することは、区民に広く自分達のことととらえて考えてもらう機会となる。また、第六中学校・第十一中学校統合について注目をしてもらう良い方法であると思う。ただし、どの程度の規模で募集を行うかということは考えないといけない。

委員
 区立学校の再編は、まちの中であまり知られていない。校名を公募することは、区民にこのことを知ってもらう良いきっかけになると思う。

委員
 校歌、校章などを決めていくための予算は用意されるのか。

事務局
 今年度は計上していない。この委員会での話し合いを受け、次年度の予算編成の際に要求していく。他区の例では、校歌は予算を計上し外注していることが多い。校章は児童・生徒や学校関係者から図案を募集することが多く、原案ができた段階でデザイナーに依頼することもある。

委員
 区民や子どもたちへアンケートを行うための、調査費用は計上されているのか。

事務局
 調査のための予算は計上されていない。集計などの作業は事務局で行う。

委員長
 募集方法が決まったら、速やかに区報、地域ニュースなどを通じたPRもお願いしたい。

委員
 校名と校章は一緒に募集していくことも考えられるのか。

事務局
 一般的には校名を最初に決定し、校章などは時間差をもって募集・決定をしている。

委員
 校名はどんな決め方で行っても、決定までは時間がかかる。十分検討した上で委員の合意を得るよう慎重に進めるべきだ。次回に本日欠席した委員の意見も伺うため、継続検討としてはどうか。

委員
 本日、意見が多く出てある程度の方向は見えてきた。次回、今回出された内容を確認しながら、案を取りまとめていってはどうか。他区でも校名は慎重に議論を重ね決定している。

委員
 一般に公募してしまうと広すぎるのではないか。この学区域、地区の方に絞って公募するほうが、後々、校名にも愛着が持てると思う。

委員
 公募の範囲に縛りがあると、他区から通っている子どもが応募できなくなる。

委員
 夏休みの宿題などにして、親子で考えてもらってはどうか。親子二代、三代でその学校の卒業生だという家庭も多くある。親子で考えることで、大人の考えも考慮されたものが出てくる。

委員
 第六中学校・第十一中学校の卒業生・OB、在学生を対象とすれば、他区から通っている子どもも対象となる。小学校については、学区域・町会など単位によって該当中学校に通わない子も含まれるので、基準をどう考えるか難しい。

委員
 基本的に、PTAも含めた第六中学校・第十一中学校の関係者とすれば良いと思う。

委員
 学校は地域のコミュニティーセンターという役割もある。実際に子どもが通っていない地域まで広げて募集する必要があるのではないか。

委員
 基本的には、ここのメンバーが関わる範囲で決めていくべきだ。

委員
 委員会構成の都合上、学区域内の全町会から代表者は選出していない。ここのメンバーの選出範囲に絞ってしまうと、“関わりのある範囲”に漏れが生じてしまうことも考えられる。

委員
 校名の公募をどの段階・範囲としていくのか案を事務局から示していただければと思う。

事務局
 次回、地域の範囲、とらえ方について、いくつかパターンをつくり資料として提示する。

委員
 事務局で示された範囲から、募集結果に応じ、段階を経て公募範囲を広げていくという方法も考えられる。

委員
 校名の募集については、賞金などを出さず、感謝状などにとどめるということで良いか。賞金を設けると際限なく案が集まってしまう恐れもある。

委員
 公募で出された校名から、いくつかを候補とし、子どもたちに選ばせるようにしたらどうか。

委員
 子どもたちが選ぶという形をとると、子どもたちの投票結果の中から得票数が一番多いものを選ばなければならなくなる。子どもたちに投票させる場合のメリット・デメリットも考えなければならない。事務局から広く募集する場合や選択肢の中から選ぶ場合に、どう決めていくかなど事例を示してもらい、参考としたい。最終的には、意見取りまとめはこのメンバーが責任を持って行い、教育委員会に提出し、決定にあたっては委員会の意見が尊重されるものと理解している。

委員
 統合新校の名称を考えるにあたって、制約を設けることはあるのか。他の統合校の名称との兼ね合いで規制されることがあるのか。また、他の自治体の例としてカタカナ、ひらがなを使用した校名があるのか事務局に確認していただきたい。

事務局
 常識の範囲で教育の現場にふさわしい名称を選んでいただければと考えている、なお、他校と同じ名称や横文字の名称については除いて考えていただきたい。カタカナ、ひらがな標記の校名については確認する。

委員長
 統合新校の校名の検討方法について、本日各委員から出された意見を事務局で取りまとめ、検討方法の案として、次回用意いただきたい。本日はこれをもって終了する。

 

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