目標と成果による区政運営(令和6年度)

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更新日:2024年10月10日

「つながる はじまる なかの」を実現するための区政運営を目指します。

区政運営の原則

行政活動の基本方針

区は、目標と成果による区政運営を全ての行政活動の基本方針として、区の全ての資源を基本目標の実現に最も適する方法により管理し、活用することを原則としています。

PDCAサイクルによる区政運営

区政運営は、目標の作成(PLAN)、事業の実施(DO)、評価(CHECK)及び改善(ACTION)のサイクルにより継続していきます。(PDCAサイクル)

区の目標

 区の目標は、中野区基本構想(令和3年3月23日改定)で描くまちの姿を、基本目標として定めています。この基本目標の実現のために、区が行う取組を政策、施策及び事業の階層で体系化したものが基本計画(令和3年9月策定)になります。基本計画では、政策及び施策を効果的かつ効率的に推進していくため、組織横断的かつ重点的に対応することが必要な政策課題に対して、3つの重点プロジェクトを設定し、区全体で取り組んでいるところです。

5年後を見据えた目標 ‐ 基本計画における成果指標と目標値

  •  基本計画で体系化された政策及び施策は、令和3年度を始期とした5年後の成果指標と目標値を設定します。
  • 「政策」の成果指標は、基本構想で描く10年後のまちの姿の実現に対する区民の実感を指標として、目標値を設定します。
  • 「施策」の成果指標は、施策の達成状況の目安となる指標として、目標値を設定します。
  •  基本計画の着実な推進を図るため、令和6年2月に実施計画を策定し、一部目標値の更新等を行っています。

1年間の行政活動の目標

 区では、基本計画における目標を達成するために、毎年度、組織(部)の1年間の行政活動の目標(ビジョン)を持ち、戦略(ミッション)をたてて、取り組んでいます。

令和6年度の各部の目標(ビジョン)

令和6年度における各部の目標(ビジョン)は下記のとおりです。

企画部

【ビジョン】
「つながる はじまる 中野」を実現するための区政運営を目指します。

  • 基本構想に掲げる10年後のまちの姿の実現に向けて、目標と成果による区政運営(PDCAサイクル)を推進し、予算、職員、施設、財産、情報等の経営資源が最大限に活用される持続可能な区政運営を目指す。

【組織運営方針】

  • 区の持続的発展を目指した効果的な政策形成を行うため、基本計画後期の取組を具体化した実施計画の進捗管理と次期基本計画及び次期区有施設整備計画の策定に向けた検討を行うとともに、区のPDCAサイクルの運用を円滑に進めていく。

総務部

【ビジョン】
中野区基本計画で示された事業が円滑かつ効果的に実施されるよう、人員体制、施設管理、契約事務等により事業部を支援するとともに、効率的に事務改善が進むよう、電子化等の基盤整備を行い、組織力向上のためにリーダーシップを発揮し、持続可能な区政運営を目指す。
【組織運営方針】

  • 新庁舎への円滑な移転と、移転後における区民サービス向上、効率的な働き方の定着を実現するため、全庁の支援を継続するとともに、デジタル機器を活用した新しい働き方を率先して実施し、リーダーシップを発揮する。また、物価高騰の影響等に対応し、区民生活を活性化するための支援等を進める。

区民部

【ビジョン】
区民の生活が支えられ、人と人とがつながり、新たな活力が生み出されるまちの実現

  • 区民目線での窓口サービスを整備することで、区民満足度を向上させるとともに、DXの推進や働き方改革によって業務効率化が進んでいる。
  • 多様性を認め合い、区民、事業者、団体との協働・協創による歴史と未来をつなぐ文化・芸術、そして賑わいと活力が溢れるまちとなっている。

【組織運営方針】

  • 新庁舎移転を契機とした最先端の窓口サービスの定着と段階的に進める業務効率化
  • システム標準化、電子手続の拡充など今後の大きな変化を見据えたサービス提供体制の最適化
  • 昨年度策定した方針等に基づく、産業振興とシティプロモーション、文化・芸術振興及び多文化共生推進の連動した取組の実施

子ども教育部・教育委員会事務局

【ビジョン】
「子どもの今と未来のために、子どもの権利を保障し、子どもにやさしいまちづくりを進めます」

  • 未来ある子どもの育ちを地域全体で支えるまちの実現に向けて、基本計画における重点プロジェクト「子育て先進区の実現」を推進するとともに、目指すまちの姿を実現するための子育て・子育ち支援、学校教育の充実に向けた取組を実施する。

【組織運営方針】

  • 「子育て先進区」を実現するため、子ども・子育て家庭に対するセーフティネットの強化、子育て・子育ち環境の整備、地域全体で子育てを応援するための体制の整備に向けて、部・事務局全体で効果的・効率的に取組を推進する。
  • 「中野区教育大綱」、「中野区教育ビジョン(第4次)」に基づき、子どもたち一人ひとりの可能性を伸ばし、未来を切り拓く力を育む教育をさらに推進する。

地域支えあい推進部

【ビジョン】
地域活動の活性化や地域包括ケアシステムの構築など「顔の見える関係づくり」によって、だれもが健康かつ生きがいを持ち、安心安全で豊かな生活を送れる「スマートウェルネスシティ」の理念を踏まえた地域共生社会の実現を目指す。


【組織運営方針】

  • 施設予約システムの構築とともに、施設利用ルールの合意形成や区民活動センター等のデジタル化検討を着実に進める。
  • 孤独・孤立対策を踏まえた地域包括ケアシステムの構築に向け、様々なセクターの参加促進とポピュレーションアプローチを展開する。
  • こども家庭センター機能を有するすこやか福祉センターの相談支援体制の強化とともに、妊娠・出産・子育てトータルケアの充実を図る。
  • 介護保険制度の適正な運営に向け、健康寿命の延伸、介護・フレイル予防の取組を推進するとともに、業務の効率化を図る。

健康福祉部

【ビジョン】
「誰もが生涯を通じて安心して自分らしく生きられるまち」の実現を目指して、子どもから高齢者、障害のある人などが住み慣れた地域で心身ともに健やかに安心して暮らし続けられる取り組みを進めます。


【組織運営方針】

  • 区の持続的発展を目指した効果的な政策形成を行うため、庁内及び国や都等の関係機関と連携しながら、実施計画に掲げた取組を着実に推進します。
  • 新庁舎移転を契機として、業務の効率化を図り、ワークライフバランスを推進します。
  • 新興感染症の拡大等に適切に業務が継続できる体制づくりや職員の専門性を高める取組を推進します。

環境部

【ビジョン】
「2050ゼロカーボンシティ」と「ごみゼロ都市」の実現により持続可能なまちをつくる。

  • 再生可能エネルギー利用への転換や建築物の環境性能の向上により、「2050ゼロカーボンシティ」を実現する。また、区民の不用物発生・排出の抑制と資源化により、「ごみゼロ都市」をめざす。

【組織運営方針】

  • 第4次中野区環境基本計画のアクションプログラム、第4次中野区一般廃棄物処理基本計画の重点施策、中野区基本計画の重点プロジェクト「活力ある持続可能なまちの実現」等に基づき、脱炭素やごみ減量に向けた取組を推進する。
  • 「2050ゼロカーボンシティ」及び「ごみゼロ都市」の実現に向け、区民や事業者の環境配慮行動をさらに促進するため、部全体で環境施策の普及啓発強化を図る。

都市基盤部

【ビジョン】

  • 都市の骨格となる道路や公園などの着実な整備や計画的な維持・管理が行われるとともに、多様なニーズに応じた住宅ストックの活用、利用しやすい交通環境の整備、魅力ある都市景観の形成が図られ、区民が安心して、快適に暮らすための都市基盤の整備が進んでいる。
  • 建築物の耐震化、狭あい道路の拡幅整備などにより、区民の生命と暮らしが守られる災害に強いまちになっている。
  • 公共空間における都市基盤施設の効果的・効率的な利活用が進められ、持続可能で居心地が良く歩きたくなるまちづくりが実現している。

【組織運営方針】

  • 基本計画に示された重点プロジェクト及び政策課題について、部の経営資源を最大限に活用し、部全体で情報を共有するとともに、まちづくり関連や環境施策等庁内関連部署と連携し、成果を検証しながら取り組む。
  • 職員は、行政のプロとしての自覚・知識を持ち、自律的主体的に判断し行動できる力を身に付けるとともに、チーム力を発揮し職務を遂行する。
  • 災害、通信の途絶、情報の漏洩、感染症の拡大及び業務上の事故など、あらゆるリスクを適切にマネジメントできる組織文化が形成され、適切・適正に職務が遂行できる職場環境の形成を図る。
  • 資料のペーパーレス化及び地図情報のGIS化を適正に進め、地図情報のホームページ公開等により、区民サービスの向上及び窓口業務の効率化、円滑化をより進める。

まちづくり推進部

【ビジョン】
 活力の再生と創出に向けたまちづくりを目指します。

  • 西武新宿線の連続立体交差事業を契機とした沿線各駅のまちづくりや地区の特性に応じたまちづくりにより、安全性・快適性・利便性を向上させる。
  • 防災まちづくりの推進や地域の防災力の向上などにより、災害に強いまちづくりを進める。
  • 中野駅周辺では、多様な経済・文化活動が行われ、新たな活力とにぎわいが生まれるまちづくりを進める。

【組織運営方針】

  • 実施計画(重点プロジェクト)の達成に向けて、政策・財政・情報などのマネジメントを適切に行い、施策の優先度に基づく経営資源の配分と着実な財源確保に努め、安全性・快適性・利便性が向上し、時代の変化に対応したまちづくりを推進する。

会計室

【ビジョン】
会計室の日常業務としての各部・局に対する会計事務に関する指導及び支援が適切に行われることにより、区民の大切な財産である現金、有価証券及び物品が適正に出納・保管されている。
【組織運営方針】

  • 定期(財務)監査における指摘や不適切な会計事務をなくすため、各部・局に対し適正かつ的確な指導・支援を行うことにより、新庁舎への移転後についても、会計事務の電子化や効率化(財務会計システムの改修)を着実に進めていく。

各部の経営戦略

各部の経営戦略については、下記リンク先をご覧ください。

お問い合わせ

このページは企画部 企画課が担当しています。

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