目標と成果による区政運営(令和7年度)

ページID:433240655

更新日:2025年5月21日

「つながる はじまる なかの」を実現するための区政運営を目指します。

区政運営の原則

行政活動の基本方針

区は、目標と成果による区政運営を全ての行政活動の基本方針として、区の全ての資源を基本目標の実現に最も適する方法により管理し、活用することを原則としています。

PDCAサイクルによる区政運営

区政運営は、目標の作成(PLAN)、事業の実施(DO)、評価(CHECK)及び改善(ACTION)のサイクルにより継続していきます。(PDCAサイクル)

区の目標

 区の目標は、中野区基本構想(令和3年3月23日改定)で描くまちの姿を、基本目標として定めています。この基本目標の実現のために、区が行う取組を政策、施策及び事業の階層で体系化したものが基本計画(令和3年9月策定)になります。基本計画では、政策及び施策を効果的かつ効率的に推進していくため、組織横断的かつ重点的に対応することが必要な政策課題に対して、3つの重点プロジェクトを設定し、区全体で取り組んでいるところです。

5年後を見据えた目標 ‐ 基本計画における成果指標と目標値

  •  基本計画で体系化された政策及び施策は、令和3年度を始期とした5年後の成果指標と目標値を設定します。
  • 「政策」の成果指標は、基本構想で描く10年後のまちの姿の実現に対する区民の実感を指標として、目標値を設定します。
  • 「施策」の成果指標は、施策の達成状況の目安となる指標として、目標値を設定します。
  •  基本計画の着実な推進を図るため、令和6年2月に実施計画を策定し、一部目標値の更新等を行っています。

1年間の行政活動の目標

 区では、基本計画における目標を達成するために、毎年度、組織(部)の1年間の行政活動の目標(ビジョン)を持ち、戦略(ミッション)をたてて、取り組んでいます。

令和7年度の各部の目標(ビジョン)

令和7年度における各部の目標(ビジョン)は下記のとおりです。

企画部

【ビジョン】

「つながる はじまる なかの」を実現するための区政運営を目指します。

  • 目標と成果による区政運営(PDCAサイクル)を推進し、予算、職員、施設、財産、情報等の経営資源が最大限に活用されるとともに、重点プロジェクトや重要な施策の実現に向けて、各部が主体的かつ積極的に協力・連携し「つながる」ことにより、基本構想に掲げる10年後のまちの姿の実現を目指す。

【組織運営方針】

  • 区の持続的発展を目指した効果的な政策形成を行うため、現行の基本計画の進捗管理を行うとともに、次期基本計画及び次期区有施設整備計画の策定や複合交流拠点整備に向けた検討、財政運営の考え方の見直し、区政情報がより多くの区民に伝わる工夫を行うなど、新しいことに積極的にチャレンジする。

総務部

【ビジョン】

「つながる はじまる なかの」の実現に向けて、庁内や民間事業者との連携や協働、不断の改善や挑戦に率先して取り組む組織運営が図られるよう、人員体制、施設管理、契約事務、DX推進、防災危機管理等により各部を支援し、業務がより効率化され生産性が高く、安全・安心で持続可能な区政運営を実現する。

【組織運営方針】

  • 組織全体を下支えする部門として、常に全体最適の視点で業務に取り組み、DXや新しい働き方を推進することで、職員同士・組織間が協力・連携しやすい組織風土を醸成していく。
  • 次期基本計画の策定を見据え、効果的な政策推進を図る組織体制の構築と全庁支援の更なる充実、区民の安全と安心の確保を図る。

区民部

【ビジョン】

区民の生活が支えられ、人と人とがつながり、新たな活力が生み出されるまちの実現

  • 最適化された窓口業務により、効率的で質の高いサービスが提供され区民満足度の向上が図られている。
  • 多様性を認め合い、区民、事業者、団体との協働・協創による歴史と未来をつなぐ文化・芸術、そして賑わいと活力が溢れるまちとなっている。

【組織運営方針】

  • システム標準化、法改正等への着実な対応と区民視点に立った業務改善による安定したサービス提供の確保
  • 各方針に基づく、産業振興とシティプロモーション、文化・芸術振興及び多文化共生推進の連動した取組の実施

子ども教育部・教育委員会事務局

【ビジョン】

「子どもの今と未来のために、子どもの権利を保障し、子どもにやさしいまちづくりを進めます」

  • 未来ある子どもの育ちを地域全体で「つながり・支える」まちの実現に向けて、基本計画における重点プロジェクト「子育て先進区の実現」を推進するとともに、目指すまちの姿を実現するための子育て・子育ち支援、学校教育の充実に向けた取組を実施する。

【組織運営方針】

  • 「子育て先進区」を実現するため、子ども・子育て家庭に対するセーフティネットの強化、子育て・子育ち環境の整備、地域全体で子育てを応援するための体制の整備に向けて、「つながり」効果的・効率的な取組に「チャレンジ」します。
  • 「中野区教育大綱」、「中野区教育ビジョン(第4次)」に基づき、子どもたち一人ひとりの可能性を伸ばし、未来を切り拓く力を育む教育をさらに推進する。

地域支えあい推進部

【ビジョン】
地域活動や地域包括ケア、孤独・孤立対策などにおいて“つながる(連携)・はじまる(協働)プラットフォーム”を構築して「顔の見える関係づくり」を進め、誰もが健康かつ生きがいを持ち、安全・安心で豊かな生活を送ることのできる「スマートウェルネスシティ」の理念を踏まえた地域共生社会の実現を目指す。

【組織運営方針】

  • 団塊の世代全員が後期高齢者となる2025年を迎え、地域包括ケアシステムのさらなる展開とともに、2040年を見据えた若年期からの健康づくりや孤独・孤立対策に取り組む。
  • 区民の健康度と幸福度を高めるため、「スマートウェルネスシティ」の理念を踏まえた取組を推進する。
  • 「顔の見える関係づくり」により、次世代の担い手の発掘・育成に努め、持続可能な地域づくりを進める。

健康福祉部

【ビジョン】

健康福祉部は、基本構想で掲げる10年後に目指すまちの姿のうち「誰もが生涯を通じて安心して自分らしく生きられるまち」の実現を目指して、子どもから高齢者、障害のある人などが住み慣れた地域で心身ともに健やかに安心して暮らし続けられるよう基本構想のキャッチフレーズのうち、特に”つながる”を意識しながら取組を進めます。

【組織運営方針】

  • 変化する区民ニーズに対応した効果的な政策形成を行うため、庁内及び国や都等の関係機関と連携の充実を図るとともに、事業のスクラップアンドビルドを推進します。
  • 新庁舎における新しい働き方やDXの推進により、区民サービスの向上を図るとともに、業務の効率化を図り、職員のワークライフバランスを推進します。
  • 新興・再興感染症の拡大等に適切に業務が継続できる体制づくりや職員の専門性を高める取組を推進します。

環境部

【ビジョン】

「環境負荷の少ない持続可能なまち」の実現に向け、区は区民・事業者とつながり共に取組を進めることで、環境配慮行動の第一歩がはじまり、まちに定着していく。

  • 再生可能エネルギー利用への転換や建築物の環境性能の向上により、「2050ゼロカーボンシティ」を実現する。
  • 区民の不用物発生・排出の抑制と資源化により、「ごみゼロ都市」をめざす。

【組織運営方針】

  • 第4次中野区環境基本計画のアクションプログラム、第4次中野区一般廃棄物処理基本計画の重点施策、中野区基本計画の重点プロジェクト「活力ある持続可能なまちの実現」等に基づき、区民・事業者と区が連携した脱炭素やごみ減量に向けた持続可能な取組を推進する。
  • 「2050ゼロカーボンシティ」及び「ごみゼロ都市」の実現に向け、区民や事業者が無理なく環境配慮行動をはじめ、更に促進するため、環境施策の普及啓発強化を図る。

都市基盤部

【ビジョン】

「安全・安心で住み続けたくなる持続可能なまち」の実現に向け、人と人とがつながる、快適で魅力ある都市空間の形成を目指す。

  • 子どもから高齢者まで様々な価値観を持った人々が快適に過ごすことのできる魅力ある公共空間の整備
  • 区民の安全・安心な暮らしを守る都市基盤の整備
  • 誰もが居心地よく、歩きたくなるまちづくりの推進

【組織運営方針】

  • 区民の安全・安心を最優先にした都市基盤施設の計画的・効果的な整備及び維持管理の推進
  • DXの効果的な活用による業務効率化及び区民サービスの向上
  • 歩きたくなるまちづくり実現に向けた、組織横断的な取組の推進

まちづくり推進部

【ビジョン】

 活力の再生と創出に向けて、区民とつながり地域からはじまる「つながる はじまる なかの」のまちづくりを目指します。

  • 西武新宿線の連続立体交差事業を契機とした沿線各駅のまちづくりや地区の特性に応じたまちづくりにより、安全性・快適性・利便性を向上させる。
  • 防災まちづくりの推進や地域の防災力の向上などにより、災害に強いまちづくりを進める。
  • 中野駅周辺では、多様な経済・文化活動が行われ、新たな活力とにぎわいが生まれるまちづくりを進める。

【組織運営方針】

  • 実施計画(重点プロジェクト)の達成に向けて、政策・財政・情報などのマネジメントを適切に行い、施策の優先度に基づく経営資源の配分と着実な財源確保に努め、安全性・快適性・利便性が向上し、時代の変化に対応したまちづくりを推進する。

会計室

【ビジョン】

区民の財産である公金、有価証券及び物品が適正に出納・保管され、「つながる はじまる なかの」を実現するための区政運営の基盤が整備されている。

【組織運営方針】

  • 各部・局に対して適切な助言や指導等を行うことにより、定期(財務)監査における指摘事項や会計事故の発生防止を図る。また、歳計現金等の管理においては、資金需要を正確に把握し、日々の支払に充てるための支払準備金の確保に努める。

各部の経営戦略

各部の経営戦略については、下記リンク先をご覧ください。

お問い合わせ

このページは企画部 企画課が担当しています。

本文ここまで

サブナビゲーションここから