知って!気付いて!ヤングケアラー
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更新日:2023年10月19日
ヤングケアラーとは
「ヤングケアラー」とは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どものことです。
家族の世話をすることが当然だと思う子どももいるため、ヤングケアラー本人がその状況に気付いていなかったり、気付いていても声を上げることができない場合もあります。
そのような状況が続くと、責任や負担の重さにより、「勉強の時間が取れない」「友人とコミュニケーションをとる時間が少ない」「希望する進学先や仕事の範囲を狭めてしまう」などの影響が出てしまうことがあります。
まずは、子どもが子どもでいられるために、ヤングケアラーについて知り、まわりの人がヤングケアラーの存在に気付くことが大切です。
ヤングケアラーの例
障がいや病気のある家族に代わり、買い物・料理・掃除・洗濯などの家事をしている。
家族に代わり、幼いきょうだいのお世話をしている。
障がいや病気のあるきょうだいの世話や見守りをしている。
目の離せない家族の見守りや声かけなどの気づかいをしている。
日本語が第一言語でない家族や障がいのある家族のために通訳をしている。
家計を支えるために労働をして、障がいや病気のある家族を助けている。
アルコール・薬物・ギャンブル問題を抱える家族に対応している。
がん・難病・精神疾患など慢性的な病気の家族の看病をしている。
障がいや病気のある家族の身の回りの世話をしている。
障がいや病気のある家族の入浴やトイレの介助をしている。
出典:こども家庭庁「ヤングケアラーについて」ホームページ
中野区の取り組み
令和5年度の取組
実態調査
区立小学校4年生から6年生までの全児童・区立中学校全生徒・区内在住の高校生世代(平成17年4月2日から平成20年4月1日生まれの方)を対象に、「子どもの生活についてのアンケート」を実施します。
ヤングケアラー実態調査の詳細は、こちらのページをご覧ください。
ヤングケアラーコーディネーターの配置
令和5年8月より、中野区にヤングケアラーコーディネーターを配置しました。
ヤングケアラーコーディネーターは、学校をはじめとする関係機関、地域団体の方からのヤングケアラーに関するあらゆる相談に対し助言を行うとともに、必要に応じて、関係機関等と連携し、適切な支援につなぐ役割を担います。
ヤングケアラーコーディネーターの詳細は、こちらのページをご覧ください。
ヤングケアラー支援部会
地域における支援者連携のネットワークを構築し、連携のあり方や具体的な取組の検討を進めるため、中野区地域包括ケア推進会議に「ヤングケアラー支援部会」を設置しました。
相談先のごあんない
子どものみなさんが「つらいな」と思ったら…
電話:0120-463-931 通話無料
受付時間:月曜日から土曜日 午前11時から午後7時まで(祝日除く)
メール:kodomo-sodan@city.tokyo-nakano.lg.jp
子どもとその家族に関する相談は…
電話:03-5937-3257
受付時間:平日 午前8時30分から午後5時まで (祝日除く)
義務教育終了後から39歳までの若者とその家族に関する相談は…
電話:03-5937-3271
受付時間:平日 午前8時30分から午後5時まで (祝日除く)
家族のさまざまなお悩みの相談は…
受付時間:月曜日から土曜日 午前8時30分から午後5時まで (祝日除く)
お問い合わせ
このページは地域支えあい推進部 地域包括ケア推進課が担当しています。