中野区立小中学校再編計画（パブリック・コメント案）

　―　意見募集期間は終了しました―

○案件の概要

　学校は、集団で活動することを通して自立した人間の育成を目指す教育の場です。中野区では学校の小規模化が続き集団教育の良さが生かされにくくなっていることから、学校の再編を行い、学校教育の充実を目指します。

○　区立小中学校の望ましい規模は、小学校では18学級、中学校では15学級程度を目指しますが、少なくとも小学校では12学級、中学校では9学級を維持します。
○　通学区域については、現行の通学区域を尊重しつつ、幹線道路や鉄道の横断、小学校と中学校の通学区域の整合性などを勘案し総合的に判断して調整します。
○　統合を行う場合は、該当校をいずれも廃止し、統合校を新しい名称の新設校として設置することを原則とします。
○　統合新校の位置は、全体的な施設配置のバランスや将来の改築を想定した学校敷地の状況等を総合的に判断して定めます。

a．計画期間は、平成17年度から平成31年度までの15年間とします。　
b．計画期間を5年ごとに前期、中期、後期の3期に分けます。中期、後期の再編の時期、統合新校の位置、手順など具体的計画は、5年ごとに計画を改定する中で明らかにします。

a．障害学級の確保　
　現に障害学級を設置している学校を統合する場合は、その時点での学級を確保します。　
b．円滑な再編のための取り組み　
　実際に統合が行われるまで各学校は、子どもたちが引き続き充実した学校生活を送り、適切な教育が受けられるようにしていきます。　
また、統合新校設置時においても、新校が円滑にスタートできるよう、人的措置を含めた支援を行います。　
c．再編に伴う指定校変更　
　再編に伴い、新入生については再編後の新たな通学区域や通学距離などを考慮した特例を、統合の時点での在校生についても交友関係や通学距離などを考慮した特例を設け、指定校変更の承認をすることとします。　
d．通学の安全対策　
　再編に伴い新たに幹線道路や鉄道を横断する通学区域を設定した学校については、再編対象校の実情を踏まえ、現在小学校に配置している　安全誘導員を拡充するなど、通学の安全について十分配慮していきます。　
e．再編にあたっての手順　
　統合の組み合わせごとに(仮称)学校統合委員会を設け、新たな学校の名称や特色、学校指定品の扱いなどの検討を行っていきます。

　特に小規模化の著しい学校を解消し、学校規模の確保を図ることを目的に再編を行います。また、改築期が迫っている学校については、前期の期間中から改築の準備に入ります。

a．桃園第三小学校、仲町小学校、桃丘小学校の統合　
　統合新校は、桃園第三小学校の位置に設置します。　
b．中野昭和小学校、東中野小学校の統合　
　統合新校は、中野昭和小学校の位置に設置します。　
c．野方小学校、丸山小学校、沼袋小学校の統合　
　3校を統合し、2校の統合新校を設置します。統合新校は、野方小学校、丸山小学校の位置に設置します。　
d．第一中学校、中野富士見中学校の統合　
　統合新校は、第一中学校の位置に設置します。　
e．第六中学校、第十一中学校の統合　
　統合新校は、第十一中学校の位置に設置します。　
f．第九中学校、中央中学校の統合　
　統合新校は、警察大学校等移転跡地・その周辺地区に校地を確保します。

　中期及び後期においては、前期に引き続き小規模校を解消し、学校規模の確保を図ることを目的に再編を行います。なお、平成20年度を目途に計画を改定し、校舎の位置や時期等を定めますが、それに先立って、区民論議の場を設けます。

a．中野神明小学校、多田小学校、新山小学校の統合　
　3校を統合し、2校の統合新校を設置します。　
b．桃園小学校、向台小学校の統合　
c．大和小学校、若宮小学校の統合　
d．鷺宮小学校、西中野小学校の統合　
e．第三中学校、第五中学校、第十中学校の統合　
　3校を統合し、2校の統合新校を設置します。　
f．第四中学校、第八中学校の統合

□　公表案

　中野区立小中学校再編計画（パブリック・コメント案）　※PDFファイル　2.2MB（PDF形式：2,253KB）
　

　意見募集期間は終了しました　

　意見募集期間は終了しました

　意見募集期間は終了しました

□　結果の公表

　意見募集の結果(PDFファイル　23.4KB)（PDF形式：23KB）
　

　中野区立小中学校再編計画(PDFファイル　2.14MB) （PDF形式：2,195KB）