中野区の自殺の現状と対策
中野区の自殺の現状
中野区自殺者数と自殺死亡率の推移
中野区の自殺死亡率(人口10万人対)は、毎年変動を繰り返しながら推移しています。
令和3年は前年より3.9ポイント減少し、17.6となっています。
自殺者数は毎年約60名前後となっており、そのうち約3分の2が男性、約3分の1が女性です。
年代別死亡者の割合
資料:厚生労働省ホームページ「地域における自殺の基礎資料【自殺日・住居地】をもとに作成」
中野区の自殺対策
中野区では、これまで実施してきた様々な自殺対策をさらに全区的な取組とするため、令和元年10月に「中野区自殺対策計画~いのちを守り、つまずいても再出発できるまち中野~」 を策定しました。本計画に基づいて、自殺対策にかかわる事業を推進しています。
ゲートキーパー研修
区民、地域関係者、介護事業者、職員を対象に、自殺予防のために求められる理解と援助について、知識の普及を行っています。
ゲートキーパーとは、自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応を図ることができる人のことです。
悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守りを行います。
オンラインでゲートキーパー研修を配信しています
こころといのちの相談窓口
こころとからだの相談、法律問題、男女関係、仕事や生活の相談、不登校・いじめ等子どもや若者の相談、子どもの養育や虐待等子育ての相談等、様々な問題や相談に対応する窓口について、まとめてご紹介しています。
普及啓発
9月と3月の自殺対策強化月間を中心に、普及啓発を実施しています。
区役所本庁舎でのパネル展示、図書館での特別企画展示等を行っています。
また、若者をターゲットにしたミュージカル公演やDVDの配布を行いました。
メール相談事業
自殺関連用語の検索に連動した広告を活用して、自殺ハイリスク者に対してメールによる相談を実施しています。
SOSの出し方に関する教育
区立小学校、区立中学校において、教育課程に位置づけて実施しています。
地域精神保健連絡協議会
地域における保健医療連携のあり方について、協議する場を設置するなど体制整備を図ります。
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