事務職の仕事「適切な会計事務を心がけることで実感すること」

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更新日:2023年8月3日

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令和3年度入区(事務)
会計室 主事
(所属部署は取材当時のものです。)


インタビュー項目

1 就職先に中野区を選んだ決め手を教えてください。

 中野区を選んだ決め手は、中野区の今後のまちづくりに貢献したいと思ったからです。私は大学進学のために上京してから4年間中野区に住んでいたため、中野区の住みやすさを実感していました。都内へのアクセスがよく、飲食店も多く、閑静な住宅街も広がっているため住みやすさは抜群です。また、大学時代に中野区内の飲食店でアルバイトをしていた際には、多くの区民の方から中野の魅力や住みやすさについて伺い、様々な人にとって住みやすいまちであることを強く感じました。さらに、地域のお祭りやイベントに参加したことがあり、このようなイベントの主催や企画にも携わることで中野のまちをさらに盛り上げていきたいと感じました。
 これらのことから、私自身が中野区の職員の一員として、先輩職員とともに中野の魅力を発信し、よりよいまちづくりを実現するために貢献したいと思ったため、中野区を第一志望に決めました。

2 現在の仕事内容を教えてください。

仕事風景
(問合せ対応中)

 私は会計室に所属しています。仕事内容は、会計室に送付する支出命令の審査をする仕事です。審査係には係長と私の他に5人の係員がいて、それぞれが担当部署を持っています。具体的には、担当する部署の伝票(請求書や関連する支払証拠書類等)の内容確認やシステムのチェック、添付されている起案内容の確認等です。伝票に指摘事項がある場合には、訂正箇所の修正を依頼します。修正内容の説明をする際には、相手の意図を汲み取ることがとても重要で、少しの言葉の受け取り方の違いで誤ったことを伝えてしまうことがないように、相手が聞きたいこととそれに必要な情報をしっかり聞き出すことを心掛けています。
 会計事務に関する指導や支援を適切に行うことは、区民の方の大切な財産である現金や物品を適正に保管することに繋がるため、審査の仕事の重要性を日々実感しています。そして、会計指導を行うためには、自分自身が会計事務規則やそれに関わる知識をしっかり身につける必要があります。審査業務の合間を縫って、規則やマニュアルを読み込み、知識を着実に身につけていくのも大事な業務の一つです。
 区民の方と直接関わることはありませんが、適正な会計事務を遂行することで、中野区のために貢献していると実感しています。


3 一日の仕事の流れを教えてください。

8時30分~9時00分出勤、メールチェック、伝票の期日確認

9時00分~11時50分

期日の迫った伝票から順に審査、空いている時間にマニュアル確認
11時50分~12時00分メールチェック

12時00分~13時00分

昼休み

13時00分~17時00分

伝票の審査、マニュアル確認
17時00分~17時15分メールチェック、翌日の業務の準備
17時15分退勤

4 今までで一番思い出に残っていることを教えてください。

 仕事において今までで一番思い出に残っていることは、初めて一人で担当の伝票類の確認やチェック、そして修正依頼などを行い、適切に支払いの処理を終わらせる事ができた時のことです。入区当初はわからないことだらけで、先輩方のサポートなしでは何もできない状態でした。しかし、地道に知識を身につけ、時間をかけて少しずつ担当部署の方に指導できるようになりました。先輩方のサポートを受け、日々の業務での積み重ねで得た知識を発揮できた時なども、とても達成感があります。
 4月1日に配属先を知った時は、会計室のイメージが全くなく、同期もいなかったため、とても不安な気持ちでした。しかし、実際働いてみると、先輩方や上司の方が気さくに話しかけてくれて、緊張も徐々にほぐれていきました。今では先輩方とお昼休みなど、休憩時間に楽しくコミュニケーションをとることもありますが、業務中はみなさん審査業務に集中し、オンオフの切り替えがしっかりしており、私にとってとても尊敬できる存在です。私がわからないことを質問した際には、ただ答えを教えるだけではなく、気をつけるポイントや根拠も含めて、今後私が一人で問題解決できるように指導してくれます。
 仕事以外の場面では、緊急事態宣言の解除後にはランチに誘ってもらったり、10月1日に正式採用された際には先輩方から祝いの言葉をたくさんいただくなど、いつも気にかけてもらっています。

5 プライベートの過ごし方を教えてください

 大学在学中は同期とランチ、カラオケに行くことが多くありましたが、コロナ禍になってからは公務員としての自覚を持って、外食や友人との集まりは極力控えて過ごしてきました。平日は急ぎの伝票処理がなければ、概ね定時で退勤しているので、普段はスーパーで買い物等をしてから帰宅をしています。また、時には仕事帰りにプールへ行き、泳ぐことでリフレッシュすることもあります。
 現在は友達と会ったり、外出も控える中で、リフレッシュすることが難しい状況ではありますが、今は一人で美味しいラーメンを食べに行った後、家でゆっくり映画を見て過ごしたりすることで、休日を満喫できていると感じています。時には、同期とアフターヌーンティーへ行き楽しい時間を過ごすこともあります。現在は学生時代と同様の過ごし方をすることはできませんが、仕事のメリハリをしっかりと付けることで、平日、休日ともプライベートの時間が多く取れ、ワークライフバランスがとても整っている職場環境だと思います。

6 中野区のいいところを教えてください。

プライベート写真
(同期とアフタヌーンティー)

 中野区に入って良かったことは、職場の利便性が高く快適なことです。まず、中野区役所は駅から近く、中野駅には多くの路線が通っているため、通勤がとてもしやすいです。都内どこでもアクセスが良いため、仕事帰りに都内のデパートなどに行って、買い物などを楽しむことができます。
 また、飲食店が多いことも大きな魅力だと思います。私は大学4年間つけ麺屋でアルバイトをしていた経験があり、お昼に賄いのつけ麺を食べた後、夕飯にもつけ麺を食べるほどつけ麺が大好きです。中野はつけ麺の発祥の地と言われており、美味しいつけ麺・ラーメン屋が多くあります。昼休みにふらっと食べに行けるのは最高に幸せの時間です。それ以外にも美味しい飲食店がたくさんあるので、新型コロナウイルス感染症が落ち着いたら、仕事帰りに立ち寄ることを楽しみにしています。また、晴れた日の昼休みには区役所の近くにある中野セントラルパークでお弁当を食べて、ピクニック気分を味わったりできるのも楽しみの一つです。
 そして最後に中野区に入って一番良かったことは、人間関係の良さです。同期、先輩方に恵まれ、区民の方はもちろん、職場の方の役に立ちたいという思いが、仕事のモチベーションに繋がっています。


7 受験者へメッセージ・エールをお願いします。

ナカノさん写真
(受験生へメッセージ)

 受験生の皆さん、試験勉強は長い戦いで、辛くなるときもあると思います。私自身、緊急事態宣言で試験日程が未定になり、いつまで続くのか・・・と何度も心が折れかけました。しかし、今こうして第一志望の中野区で働くことができています。いきいきと働いている未来の自分を想像して、モチベーションを上げると良いと思います。まち歩きをしたり、美味しいものを食べたりして、適度に息抜きをしながら、最後まで諦めずに頑張ってください!応援しています。

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