事務職の仕事「団結して取り組む大切さ」

ページID:577696722

更新日:2023年8月3日

職員写真

令和4年度入区(事務)
区民部 税務課 主事
(所属部署は取材当時のものです。)


インタビュー項目

1 中野区を就職先に選んだ決め手を教えてください。

新区役所イメージ図
(窓口対応中)

 中野区の小学校、中学校を卒業し、中野に愛着を持っていたことが志望したきっかけです。昔も今も変わらず、中野の街は私にとって心から安堵できる大切な場所です。

 大学三年生の夏に参加した中野区役所のインターンシップが最終的な決め手になりました。約二週間様々な部署でインターンシップ実習に参加させていただきました。初めは、不安と緊張でいっぱいでしたが、どの部署でも温かく接していただき、徐々に緊張がほぐれていきました。
 職員の方々が気さくに話しかけてくれたことや質問したことに対して真摯にお答えいただいたことを今でも心から感謝しています。

 インターンシップに参加したことで、それまで抱いていた区役所職員のイメージが大きく変わりました。受動的ではなく、能動的に職員一人一人が自分の仕事に対して熱意を持って取り組んでおり、日々やりがいを感じている様子は当時の私にとって非常に魅力的でした。

 私もその一員となって大好きな中野の街をより良くしていきたいと思い、中野区を志望しました。


2 現在の仕事内容を教えてください。

 私は、税務課課税係に所属しています。主に、住民税申告書や確定申告書、給与支払報告書等の課税資料をもとに住民税の計算を行っています。また、住民税申告書の窓口受付、事業者や区民の方々からの住民税に関する様々な問い合わせ対応も行っています。

 課税処理は正確さが必要不可欠なため、入力者が誤りのないように気をつけることはもちろん、点検者も慎重にチェックを行っています。5月と6月に住民税の当初通知を区民の皆様に送付するため、主に2月~5月にかけて課税処理はピークで忙しく、正確さだけでなく迅速さも重要です。繁忙期は忙しく、辛いと感じることもありますが、その分組織全体で助け合う雰囲気が強く、団結力のある部署です。

 入区したばかりの時は、わからないことがたくさんありましたが、先輩や上司の方々にたくさん助けていただき、職場の温かさに日々感謝しています。わからないことを質問する際に、ただ答えを教えてくれるだけでなく、今後一人で業務を行えるように自分自身で考える機会を与えてくれたり、注意すべきポイントも教えてくれたりします。また、業務の中で、先輩方の知識の豊富さ、適切な対応能力を感じる場面が非常に多く、心から尊敬し、目標としています。

3 一日のスケジュールを教えてください。

8時30分~9時00分出勤、メールチェック、一日の業務内容確認及び優先順位振り分け
9時00分~12時00分申告書や給与支払報告書の入力・点検
12時00分~13時00分昼休み
13時00分~15時00分割り当て業務(扶養調査など)
15時00分~17時00分担当業務(返戻調査、マニュアル作成など)
17時00分~17時15分デスク整理、メールチェック
17時15分退庁

4 今までで一番思い出に残っていることを教えてください。

職場写真2
(問い合わせ対応中)

仕事において今までで一番思い出に残っていることは、8月~12月にかけて行う扶養調査です。扶養調査とは、重複して扶養をとっていないか、被扶養者の所得が基準金額を超えていないかなどを一人あたり数百件ほど調査する業務です。

 時間にゆとりはありますが、量が多く、最終的な処理をするまで時間を要する場合があるため、効率良く遂行することが困難でした。また、毎日の入力や点検、担当業務の仕事と並行して行うため、扶養調査に充てる時間を確保することがなかなか難しく、結果、周りの職員と比較して進捗状況が遅れてしまいました。
 このような状況の私を先輩方は気にかけてくれ、どういったケースのものから着手すれば良いか、効率良く進める方法などを優しくアドバイスしてくれました。まず、調査に時間のかかるもの、そうではないもの、事業者や本人に照会するものというように分類分けしてから、取り組んだ方が良いと知り、具体的にいつまでに終わらせるべきか期日の目標も一緒に考えてくださったので、やるべきことがより明確になりました。
 周りの方々のサポートもあり、なんとか無事に調査を終えることができた時は、「よく頑張ったね、お疲れ様!」と周りの方々に言っていただき、達成感を感じることができました。私自身、一人で抱え込んでしまう性格のため、周りの方々に声をかけていただけることは本当に有り難く、改めて、優しく温かい職場だと感じました。

 入区するまでは税務の知識がほとんどなく、本当にこの職場でやっていけるのか非常に不安でした。しかし、先輩方に教えていただいたことをまとめて理解を深めたり、マニュアルを確認したり、日々経験を積み、少しずつ知識を培うことができました。
 まだまだ、至らないところも多く、周りの方々にご心配やご迷惑をかけてしまうこともありますが、失敗も糧にして今後も成長していきたいと思っています。そして、今後は私が職場の力になれるよう、日々努力したいと考えています。


5 プライベートの過ごし方を教えてください。

 平日は、基本的に帰宅して家族と夕食を食べてから、YouTubeを見たり、ヨガをしてリラックスしています。お昼休憩は、職場の同期と四季の森公園でお弁当を食べることが多いです。デスクで食べるより気分転換になるので、天気の良い日はなるべく外に出るようにしています。また、新型コロナウイルス感染症に十分配慮しながら、時には仕事終わりに学生時代の友人と会ったり、職場の人と飲みに行ったりしています。

 休日は自宅でゆったりアニメを見たり、買い物に行ったりすることが多いです。最近は、疲れが溜まった時に岩盤浴に行ってリフレッシュしています。

 夏には、仲の良い同期と予定を合わせて温泉旅行に行き、楽しい時間を過ごしました。仕事の時は支え合い、プライベートでは良い友人として他愛もない話で盛り上がったり、相談し合ったりできる友人が職場で出会えると思っていなかったので、とても嬉しいです。

 学生時代と同様ではありませんが、社会人になったからこそ楽しめることも多く、良いプライベートを過ごせていると思います。

6 中野区に入ってよかったことを教えてください。

 中野区に入ってよかったことは、職場までの利便性が高いということです。私は自宅から中野区役所まで距離が近いので、自転車で通勤しています。そのため、帰宅してからプライベートの時間を多くとることができています。電車通勤だとしても、駅から近く、多くの路線が通っているため、アクセスが良いことが魅力だと思います。

 また飲食店が多いことも大きな特徴です。空き時間にネットで中野のお店を調べて、気になったところに仕事終わりに立ち寄ることがとても楽しいです。コロナ禍なので、頻繁には行けませんが、たまにお洒落なお店で美味しいご飯を食べたり、お酒を飲んだりすることが至福の時間です。まだまだ行きたいお店がたくさんあるので、少しずつ中野の飲食店を開拓したいと思っています。

 そして最後に、中野区に入って一番良かったと感じることは、職場の人間関係の良さです。同期や先輩方に恵まれていることで辛いことがあっても乗り越えられ、職場の方々の役に立ちたいという思いが自然と仕事のモチベーションに繋がっています。今後も、素敵な中野区職員の方々と区民の皆様のために、働いていきたいと思います。

7 受験者へメッセージ・エールをお願いします。

受験生へのメッセージ
(受験生へメッセージ)

 受験生の皆さん、試験勉強は長期戦で辛いことも多々あるかと思います。実際に私も何度も心が折れそうになりました…。しかし、憧れの中野区役所で働くことを目標になんとか頑張り、こうして充実した日々を過ごすことができています。

 毎日の勉強や試験対策は自分が思っている以上にストレスになっていることがあります。そのため、限界を感じる一歩手前で一度試験勉強を離れ、好きなことをすることも良い息抜きとなり、大切なことだと思います。

 長い期間、モチベーションを維持し続けることは本当に大変だと思いますが、適度にストレス発散しながら、目標に向かって頑張ってください!応援しています。

お問い合わせ

このページは総務部 職員課が担当しています。

本文ここまで

サブナビゲーションここから