都市再生整備計画事業(中野区新井・松が丘地区)の事後評価
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更新日:2023年8月3日
都市再生整備計画事業(中野区新井・松が丘地区)事後評価の公表について
中野区では、中野区新井・松が丘地区において都市再生整備計画を策定し、社会資本整備総合交付金の交付を受け、平成30年度から令和2年度にかけて大規模公園や地域住民の健康づくり・交流の活性化のための拠点施設整備などの事業を実施してきました。また、社会資本整備総合交付金交付要綱等に基づき、都市再生整備計画においては事後評価を公表することとしています。
事後評価は、都市再生整備計画に定めた目標の達成状況を説明するとともに、事業の成果を学識経験者らにより客観的に検証し、今後のまちづくりの方策を検討することを目的としています。
この度、中野区新井・松が丘地区都市再生整備計画についての事後評価を作成しましたので、公表します。
計画概要
計画名称
中野区新井・松が丘地区都市再生整備計画
実施期間
平成30年度から令和2年度
事業内容(基幹事業)
公園・・・平和の森公園
地域生活基盤施設・・・中野区立総合体育館
高次都市施設・・・区民交流多目的ホール
事後評価の成果概要
目標を定量化する指標の達成状況(従前値は平成29年度末、評価値は令和2年度末の数値となる)
指標1 地区内の町会・自治会やボランティアなど地域の活動に参加した区民の割合(単位:%)
従前値:30.9
目標値:32.0
評価値:18.8
総合所見:大規模公園、中野区立総合体育館、区民交流多目的ホールの整備により、区民の活動場所等が増加となったが、転出入が多い区の特性から、住民の定着が図れず、町会・ボランティアなどの活動において、新規参加者の獲得などにつながらず、コロナ禍による活動自粛の影響もあり、指標の改善が見られなかった。
指標2 地域の『災害時の安全性』に対する生活環境評価(単位:指標1~4)
従前値:2.53
目標値:2.61
評価値:2.80
総合所見:大規模公園における災害時オープンスペースの確保など、災害時の安全性が向上する施設整備や公園等の災害時利用について、寄与することから、環境評価の向上につながった。
指標3 地域の『公園や広場』に対する生活環境評価(単位:指標1~4)
従前値:3.09
目標値:3.22
評価値:3.26
総合所見:大規模公園の整備により、地区内の区民一人あたりの公園面積の増加や、みどり率の改善が図られたため、生活環境評価の向上につながった。
その他の数値指標による効果発現状況(従前値は平成29年度末、評価値は令和2年度末の数値となる)
その他指標1(指標1の補足) 区の地域・自治活動支援に関する行政サービスに満足している割合 (単位:%)
従前値:60.8
評価値:65.6
総合所見: 地域活動の活性には、活動環境の確保に加え、定期的な利用を促す魅力ある施設の整備が不可欠なファクターである。区民交流多目的ホール整備により利便性が向上し、満足度の向上につながった。
今後のまちづくりの方策
○本計画により整備された施設の適正な維持・管理の継続
○新たな公益活動・区民活動の担い手の掘り起こしのための支援
○施設の継続利用の促進、スポーツ・健康づくりの機運醸成
○防災まちづくりのさらなる推進
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