「新しい庁舎、変わる働き方」~中野区役所本庁舎~
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更新日:2025年12月10日

中野区は、さらなる区民サービスの向上のため、職員の能力を最大限発揮できるよう、働きやすい職場環境の整備を進めています。
令和6年度の中野区役所本庁舎の移転をきっかけに、職員の働き方は大きく変わりました。「区民サービス」と「働きやすさ」を両立する庁舎をご紹介します。
中野区役所本庁舎が日経ニューオフィス賞「クリエイティブ・オフィス賞」を受賞しました
特徴1 働く場所を選べる、自由で快適なワークスタイル
メンバー間でファイル共有が容易なツールやオンライン会議の活用により、スムーズに部署内外の情報共有ができるようになりました。
いつ・どこにいても職員間で連絡が取れるので、自席を離れても仕事ができます。
また、各階には多様なワークラウンジを設置。大人数で打ち合わせをしたり、一人で集中して作業したりと、その時々の業務内容に合わせた最適な場所で働けます。大型モニターが設置されているので、打ち合わせはすべてペーパレスで行っています。
大型ディスプレイが設置されたミーティングブース
1人~大人数で利用できるフレキシブルエリア
web会議や機密性の高い業務に活用できる防音ブース
集中を要する個人作業に最適なフォーカスブース
事務用品や複合機が集約・共用化されたコピーブース
モバイルパソコンはタブレットにも変形可
特徴2 つながりを生む、開かれたコミュニケーション空間
職員間・部署間の連携を促進するため、間仕切りのない開放的な執務空間に。固定席を廃止し、グループアドレス制(部署内で自由に席を選べる)を採用しています。
また、各階には仕事や休憩に利用できるコミュニケーションラウンジを設置。オン・オフの切り替えのできる空間として自然と人が集まり、日々多くの職員が利用しています。
こうした環境により、職員同士の交流が増え、新しいアイデアが生まれることも。職員のモチベーション向上にもつながっています。
見通しの良い執務空間
複数人での利用におすすめなグループ型ラウンジ
一人で静かに過ごせる個人型ラウンジ
web会議やプレゼンテーションを想定した会議室
特徴3 便利で分かりやすく、にぎわいの拠点となる区役所
関連性の高い窓口をフロアごとに集約し、区民の移動を最小限に。職員が窓口まで出向くので、窓口を探して迷うこともありません。区役所に行かずにスマホなどから手続きができる電子申請も推進しています。
また、区役所1階では、連日さまざまなイベントや展示を実施。区役所に用事がなくても利用できる工夫を凝らし、にぎわいの場として多くの区民の方が訪れています。
ライフイベント関連の窓口は2階・3階に集約
フロア案内人が目的の窓口を案内
アートなどを展示する「ナカノのナカニワ」(区役所1階)
屋内外で一体的に利用できるイベントスペース(区役所1階)
お子様連れも安心のキッズスペース(区役所3階)
誰でも自由に利用できる屋上庭園(区役所11階)
働く職員の声
働き方が一変しました
これまでは紙の図面を広げていましたが、今はワークラウンジでモニターに図面を映しています。自由に拡大できて注目すべきポイントもすぐに共有できますし、大量にあった紙の図面はほとんど電子化され、モバイルパソコンを現場に持っていくなど、非常に働きやすくなりました。
部署間の連携が活発になりました
隣の部署の状況が見えるようになったことで、部署間の連携がしやすくなり、課題解決にもつながっています。自席以外でも仕事ができるので、別フロアにも気軽に出向けるようになりました。
職員と区民の方が触れ合う場所に
区役所1階には区民の方が利用できる会議室やアート展示、カフェがあり、区民の方が区役所に訪れる機会が増えました。区の事業も定期的に開催されており、地域とのつながりを実感できる場所にもなりました。
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