第3回 中野昭和小学校・東中野小学校統合委員会 要点記録

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更新日:2023年8月3日

開催日時平成19年9月11日(火曜日) 午後6時30分~午後8時35分
開催場所東中野小学校 ランチルーム
出席者委員森治平、山口桂司、佐藤美都子、田中弘志、岸哲也、小堺剛司、佐々昌樹、齋藤ひろみ、黒木奈代美、佐々木孝子、山村陽子、原田十徳、戸田秀由、岸恒夫、新田好恵、橋浦義之、鈴木秀治、小林秀昭、井口和子、青山敬一郎
(敬称略、順不同)
事務局教育改革担当
傍聴者2人
会議次第【議事】
1 統合新校開校に向けた校舎の改修工事について
2 統合新校の校名の検討方法について
3 その他

委員長
 これより、第3回統合委員会を開会する。本日は、傍聴希望者が2名いる。許可をしたいと思うがよろしいか。

― 異議なし ―

1 議事

◆議事(1)統合新校開校に向けた校舎の改修工事について

委員長
 それでは、議事に入る。まずは、「統合新校開校に向けた校舎の改修工事」について。本件は、本日統合委員会としての意見を取りまとめ、後日教育委員会へ報告することになる。事務局より説明してもらう。

事務局
 ■資料「統合新校開校に向けた校舎の改修工事についての意見等」に沿って説明

(概要)
 前回の統合委員会で出された意見をまとめ、教育委員会へ報告する案を作成した。
1体育館の改修について
 体育館は、子どもたちが安心して使用するため、また、地域の避難場所として引き続き使用するため、最優先で耐震改修を行うべきである。
2プールの改修について
 プールは、新しい学校のイメージを醸し出すため、更衣室を含めて改修することが望ましい。
3飲料水の衛生対策及び冷水器の設置について
 貯水槽等の老朽化に伴い、飲料水の衛生面の対策を講じることが必要である。また、各学年に1台程度、冷水器を設置してもらいたい。
4冷暖房機器の設置について
 子どもたちのために活動する保護者が快適に作業する環境をつくるため、PTA室にも冷暖房機器を設置してもらいたい。
5防球ネットなどの設置について
 校庭の南側に面するお寺にボール等が誤って入ることを防ぐため、防球ネットなどを設置してもらいたい。
6校庭の芝生化について
 環境負荷の低減を図るため、また、子どもたちの運動によるけがを減らすため、校庭の芝生化を検討してもらいたい。
7壁の塗り替えについて
 明るい校舎で子どもたちがのびのびと活動できるよう、教室や廊下は、全面的に壁を塗り替えることが望ましい。
8トイレの洋式化について
 現在多くの家庭のトイレが洋式であるため、学校のトイレも洋式を増設してもらいたい。
9廊下の配管について
 廊下の配管(パイプ類)がむき出しであると美観を損ねるので、目隠しをするなど改善してもらいたい。
10廊下の結露対策について
 廊下は、結露で滑りやすくなることがあるので、木床(フローリング)にするなど対策を講じることが必要である。

委員長
 事務局の説明について、意見があればお願いしたい。

委員
 体育館の改修は、耐震の補修レベルか。可能であれば、建て替えをお願いしたい。また、校庭の芝生化については、先行して実施している小学校の状況を見てから検討したほうがよいのではないか。

事務局

 体育館の建て替えの要望があることは承知しているが、現在計画されているのは耐震改修のみである。耐震改修は来年度実施することを予定しており、校舎の内部工事(第二期工事)と時期が重なることもあり、現時点では建て替えは難しいと考えている。校庭の芝生化については、区として全小学校で進めていくという方向性ではあるが、先行して実施している小学校の状況を見てからということであれば、それについては、統合委員会で意見をまとめていただきたい。

委員
 区内では、今年8月末に武蔵台小学校が芝生開きを行い、昨年度に若宮小学校が芝生化した。地域による管理を行う場合は、東京都の政策としての経費補助があるので、この2校はその制度を活用している。校庭の芝生化については、芝生にすることでできるスポーツが限られてしまうという懸念もあり、第一中学校・中野富士見中学校統合委員会でも議論があった。特に中学校の場合は部活があるので消極論もあったが、全面を芝生にするのではなく部活や体育の授業に支障のない範囲で工夫しながら行うということで、すでに教育委員会へ意見書を提出している。

委員
 資料の「3飲料水の衛生対策及び冷水器の設置について」であるが、飲料水の衛生面は一切問題がないので、“飲料水の衛生対策”の文言を削除したほうがよい。冷水器設置の理由を述べるのであれば、熱中症対策から冷水機を設置するという表現に改めてほしい。

委員長

 “飲料水の衛生対策”の文言を削除し、熱中症対策から冷水機を設置するという表現に改めたほうがよいという意見が出されたが、ほかに意見はあるか。なければ、そのように修正することとしたいがよろしいか。

― 異議なし ―

委員
 子どもたちの理科離れが進んでいることもあり、ぜひ理科室の設備改修を行ってほしい。

委員
 学校としては、他の特別教室もいろいろな問題があり、理科室だけを取り上げて議論するのは難しい。

委員
 音楽室も防音効果を高めることなどが望まれる。理科室、音楽室、家庭科室、視聴覚室など、特別教室全体の設備を改善してもらいたい。

委員長
 理科室だけではなく特別教室全体の設備を改善してもらいたいという意見が出されたが、ほかに意見はあるか。なければ、そのような意見を追加することとしたいがよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 校庭の芝生化についてはいかがか。前回、“野球ができなくなる”などの意見があったが。

委員
 部分的な芝生化はよいと思うが、全面を芝生にすると使い道が限られてしまうので、運動場として残してほしい。地域からの要望としたい。

委員
 将来的に全小学校の校庭の芝生化を行うのであれば、今回は意見として出さずに、ゆっくりと考えればよいのではないか。

委員長
 いずれ芝生化を行うので、今回は芝生化についての意見は出さなくてもよいのではないかという意見が出されたが、ほかに意見はあるか。なければ、その意見を削除することとしたいがよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 確認をすると、「3飲料水の衛生対策及び冷水器の設置について」は、“飲料水の衛生対策”の文言を削除し、熱中症対策から冷水機を設置するという表現に改める。「6校庭の芝生化について」の意見は、削除する。「特別教室の設備改善について」の意見を、追加する。そのように修正する。なお、修正した文章の確認については、時間的な制約もあり、委員長と副委員長に一任してもらいたいと思うがよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 また、本日取りまとめた意見は、後日教育委員会へ報告する。この報告については、統合委員会を代表して委員長と副委員長で行いたいと思うがよろしいか。

― 異議なし ―

 


◆議事(2)統合新校の校名の検討方法ついて

委員長
 次に、「統合新校の校名の検討方法」について。事務局より説明してもらう。

事務局
 ■資料「統合新校の校名の検討方法について(検討資料)」に沿って説明

(概要)

 校名の意見募集の方法について、先行している統合委員会の例を参考に案を作成した。
 1募集範囲
 (1)統合新校の通学区域を基本とする
 (2)統合委員会ニュースを配付している範囲とする
 2募集対象
 (1)中野昭和小学校・東中野小学校の児童、保護者、教職員等
 (2)地域関係者
 (3)統合新校の通学区域にある保育園・幼稚園の園児の保護者
 ※関係者を限定することは難しいので、応募箱へ投函できる方とする
 3文字制限
 漢字(常用)又はひらがなを使用(併用可)する
 4名称制限
 現に存在する中野区立小学校名及び平成20年4月1日に設置する中野区立小学校名(桃花)は使用しない
 5応募方法
 (1)募集案内は、統合委員会ニュースで行う。また、統合新校の通学区域にあるお知らせ板にポスターを掲示する
 (2)応募用紙には、校名と説明(理由)を記入してもらう
 (3)両小学校、統合新校の通学区域にある保育園・幼稚園で配付する統合委員会ニュースには、応募用紙をつける。また、両小学校については、学校(担任等)への提出も可とする
 (4)関係町会・自治会で回覧する統合委員会ニュース、教育委員会ホームページには、応募用紙はつけず、応募用紙の配布先と応募箱の設置場所を明記する
 ※応募用紙の配布及び応募箱の設置場所は、両小学校、関係地域センター(上高田・昭和・東中野)とする
 ※郵送、ファクシミリ、メールなどの応募は認めない
 (5)応募数に制限は設けない。必ずしも応募数の多い校名に決まる訳ではない旨、応募用紙に記述する
 (6)応募期限は、平成19年11月2日(金曜)とする
 6集計方法
 応募のあったすべての校名を明らかにするが、応募数は明らかにしない

委員長
 事務局から説明があったが、いくつかの項目ごとに協議したい。まず、募集範囲と募集対象について、意見があればお願いしたい。

― 特になし ―

委員長
 意見がなければ、募集範囲と募集対象については事務局案のとおりとしたいと思うがよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 次に、文字制限と名称制限について、意見があればお願いしたい。

委員
 文字制限と名称制限については、決まっている事項ではないのか。

事務局
 名称制限については、区立小学校で2校が同じ名称にならないことが、最低限の条件となる。文字制限については、学校の名称は学校の設置条例に基づくもので、条例等を管轄している区の法規担当に確認したところ、例えば片仮名を使うことができないということではないが、あまり例がないとのことである。

委員長
 ほかに意見はあるか。なければ、文字制限と名称制限については事務局案のとおりとしたいと思うがよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 次に、応募方法と集計方法について、意見があればお願いしたい。

委員
 郵送やファクシミリ、メールの応募を認めないのは、何か理由があるのか。

事務局
 先行している統合委員会で決定したものを参考にしているが、ある程度手間をかけることで、冷やかしではなく責任を持って応募してもらえるということである。また、組織票などを避けることができるという理由もある。

委員
 応募箱を小学校と関係地域センターに設置するとあるが、小学校に設置する応募箱に投函できるのはそこに在学している児童のみか。

事務局
 小学校に設置する応募箱については、児童以外に学校に用事がある方や卒業生の方などが応募できるようにするためのものである。児童とその保護者の方は、担任にも提出できるようにし、担任に提出された応募用紙を入れる箱は別に用意する。

委員
 集計方法について、応募数を明らかにしないというのは、一般に公表しないということなのか、それとも統合委員会にも教えてもらえないのか。

事務局
 基本的に応募数を明らかにしないというのは、統合委員会の中で協議するにあたり、応募数に左右されないようにするためである。全体でどのぐらいの応募があったということは公表するが、それぞれの校名に対しての応募数は明らかにしないということである。

委員
 複数の校名が候補とされた場合、良いものであれば子どもたちの案を尊重したいと思うので、せめてその校名には児童から何票、地域の方から何票の応募があったのかを知りたい。子どもたちの学校なので、そのような配慮ができるとよい。

事務局
 先行している統合委員会では応募数を明らかにしていないが、こちらの統合委員会では示してほしいということであれば、そのような資料を用意させていただく。

委員
 全体の応募総数と校名のみを検討資料とすればよいのではないか。

委員
 先入観を持たないということで、それぞれの校名に対しての応募数は知らない中で、統合委員会で責任を持って決めたほうがよい。

委員
 氏名、在学校名などを記入する欄があり「よろしければご記入ください」とあるが、無記名でもよいということか。

事務局
 そのとおりである。書いていただいたものについては、事務局でデータとして把握しておく。

委員
 データとして把握しておくのであれば、氏名や住所よりも、年齢、男女などの属性にチェックするだけの簡単なものでよいのではないか。

委員長
 前例として属性にチェックをするような方法をとったことはあるのか。

事務局
 これまでに例はない。きっちりとしたデータではなく、募集範囲のうちのどれに属する方かを把握する程度なので、強制というかたちにはしていない。氏名や住所を書かされることで、応募に気が引けてしまうような場合もあり得ることを考え、「よろしければ」という文言を入れている。この氏名などの記入について、桃園第三小学校・仲町小学校・桃丘小学校統合委員会では議論となり、責任をもって応募をしていただきたいということから、校名募集の際は「よろしければ」の文言を入れずに必ず記入してもらうこととした。

委員
 無責任な人からの応募を排除するためにも、事務局案のとおりでよいのではないか。それ以上細かくしても、なぜそのようなデータを集めるのかということになる。

委員長
 様々な意見が出されたが、事務局案でよいという意見が多いようである。応募方法と集計方法についても事務局案のとおりとしたいと思うがよろしいか。

― 異議なし ―

委員長
 それでは、本日取りまとめた意見に沿って校名の意見募集を行いたい。事務局はこれに従って手続きを進めてもらいたい。

 


◆議事(3)その他

委員長
 次に、「その他」として報告事項があるので、事務局より報告してもらう。

事務局
 ■区長が中野昭和小学校・東中野小学校統合新校の通学経路を視察した旨口頭で報告

(概要)
 8月7日(火曜)、区長が東中野小学校から中野昭和小学校までの経路を視察した。当統合委員会からも委員長をはじめ、委員の方数名に参加していただいた。また、東中野小学校の保護者と児童数名も同行していただいた。中野昭和小学校に到着後、通学に関する様々な問題について、区長と参加者との対話の時間を設けた。

委員長
 議事はこれで終了する。次回は、11月19日(月曜)午後6時30分より、中野昭和小学校で開催したいと思うがよろしいか。

― 異議なし ―

委員長

 本日は、これをもって終了する。

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このページは教育委員会事務局 子ども・教育政策課(教)が担当しています。

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