セルフメディケーションについて

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更新日:2023年8月3日

セルフメディケーションとは

セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な体の不調は自分で手当てすること」と定義されています。
セルフメディケーションを行うには、自分自身で、普段から適度な運動、栄養バランスのよい食事、十分な睡眠を心がける等の健康管理をしなくてははいけません。定期的に健康診断を受診し、自分の体の状態を知っておくことも重要です。
しかし、健康に気をつけていても体調不良を起こすことがあります。そのようなとき、軽度な不調であればOTC医薬品(市販薬)を活用して改善し、健康管理することができます。OTC医薬品を上手に利用することは、購入者自身のセルフメディケーションの向上につながります。ただ、購入したOTC医薬品を活用しても症状が改善しなかったり、悪化したりする場合は、できる限り早く医師や薬剤師に相談してください。

※ OTC医薬品:薬局・薬店・ドラッグストアなどで処方せん無しに購入できる医薬品のことです。

セルフメディケーションのメリット

  1. 毎日の健康管理の習慣が身につく
  2. 医療や薬の知識が身につく
  3. 医療機関で受診する機会が減少し、医療費の適正化につながる
  4. セルフメディケーション税制での所得控除が受けられる場合がある

セルフメディケーション税制について

セルフメディケーション税制(特定の医薬品購入額の所得控除制度)は、医療費控除の特例として、健康の維持増進及び疾病の予防への取組として一定の取組を行う個人が、対象となるOTC医薬品を購入した際に、その購入費用について所得控除を受けることができる制度です。
薬局・ドラッグストアなどで購入した特定の医薬品(スイッチOTC医薬品)の合計が年間1万2,000円を超えた場合に、超えた金額(8万8,000円が限度額)について、その年の総所得金額等から控除を受けることができます。
※スイッチOTC医薬品:医師に処方された場合のみ使用することのできる医療用医薬品の中でも、長い間にたくさんの人に使われていて、比較的副作用が少なく安全性の高い成分を、OTC医薬品としても販売できるように規制緩和された医薬品のことを指します。
※確定申告には、従来の医療費控除とセルフメディケーション税制の併用はできません。いずれかを選択して申告してください。

詳しくは、中野区の公式ホームページまたは新規ウインドウで開きます。厚生労働省ホームページ(外部サイト)をご参照ください。
なお、セルフメディケーション税制を受けるためには、健康診断等の受診が条件となっています。中野区の特定健診については、40歳から75歳の方(年齢は年度末時点)で、中野区国民健康保険に加入している方が受診できます。それ以外の方は、ご自分の加入している健康保険の医療保険者(健康保険組合、全国健康保険協会、共済組合等)の実施する健診を受診することとなります。 年に1回受診して、セルフメディケーション税制のご活用を検討してください。

関連情報

お問い合わせ

このページは健康福祉部 保健企画課(中野区保健所)が担当しています。

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