目標と成果による区政運営(令和4年度)

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更新日:2023年8月3日

「つながる はじまる なかの」を実現するための区政運営を目指します。

区政運営の原則

行政活動の基本方針

区は、目標と成果による区政運営を全ての行政活動の基本方針として、区の全ての資源を基本目標の実現に最も適する方法により管理し、活用することを原則としています。

PDCAサイクルによる区政運営

区政運営は、目標の作成(PLAN)、事業の実施(DO)、評価(CHECk)及び改善(ACTION)のサイクルにより継続していきます。(PDCAサイクル)

区の目標

 区の目標は、中野区基本構想(令和3年3月23日改定)で描くまちの姿を、基本目標として定めています。この基本目標の実現のために、区が行う取組を政策、施策及び事業の階層で体系化したものが基本計画(令和3年9月策定)になります。基本計画では、政策及び施策を効果的かつ効率的に推進していくため、組織横断的かつ重点的に対応することが必要な政策課題に対して、3つの重点プロジェクトを設定し、区全体で取り組んでいるところです。

5年後を見据えた目標 ‐ 基本計画における成果指標と目標値

  •  基本計画で体系化された政策及び施策は、令和3年度を始期とした5年後の成果指標と目標値を設定します。
  • 「政策」の成果指標は、基本構想で描く10年後のまちの姿の実現に対する区民の実感を指標として、目標値を設定します。
  • 「施策」の成果指標は、施策の達成状況の目安となる指標として、目標値を設定します。

1年間の行政活動の目標

 区では、5年後を見据えた目標を達成するために、毎年度、組織(部)の1年間の行政活動の目標(ビジョン)を持ち、戦略(ミッション)をたてて、取り組んでいます。

令和4年度の各部の目標(ビジョン)

令和4年度は、区政の基本指針である中野区基本構想の「つながる はじまる なかの」の理念のもと、10年後の目指すまちの姿を実現するための中野区基本計画について本格的に取り組んでいきます。

企画部

【ビジョン】 

「つながる はじまる 中野」を実現するための区政運営を目指します。

  • 基本構想に掲げる10年後のまちの姿の実現に向けて、目標と成果による区政運営(PDCAサイクル)を推進し、予算、職員、施設、財産、情報等の経営資源が最大限に活用される持続可能な区政運営を目指す。

【組織運営方針】

  • 区の持続的発展を目指した効果的な政策形成を行うため、目標設定の時期や評価・改善の方法の見直しにより、区のPDCAサイクルの運用を進め、基本計画における重点プロジェクトの推進や新たに人権及び多様性を尊重するまちづくりの実現に向けた取り組みを行う。 

総務部

【ビジョン】

  • 中野区基本計画で示された事業が円滑かつ効果的に実施されるよう、人員体制、施設管理、契約事務等により事業部を支援するとともに、効率的に事務改善が進むよう、電子化等の基盤整備を行い、組織力を向上させ、持続可能な区政運営を目指す。

【組織運営方針】

  • 2年後に控えた新区役所への移転を円滑に行うため、区役所サービスの利便性と政策の創造性向上を目的として、ペーパーレス等による新しい働き方への移行や事務の電子化を進める。また、新型コロナウイルス感染症の区政への影響を最小限に食い止め、区民生活を守り、事務の進捗に支障をきたさぬよう事業部を支援する。

区民部

【ビジョン】

 区民生活が支えられ、人と人とがつながり、新たな活力が生み出されるまちを実現します。

  • 特別区税等の歳入確保や医療保険制度の適切な運営を行うとともに、転出入などの手続のワンストップ化等により、区民の利便性を向上させる。
  • 区内中小企業者への経営支援や商店街の活性化支援により、にぎわいを生み出すとともに、外国人と相互理解を深め、多文化が共生する地域社会を形成する。
  • 新庁舎移転を見据えて、来庁者の手続の簡素化や利便性の向上など、窓口サービスの改善に向けた準備を進める。
  • 新興感染症の拡大時などの緊急事態においても、区民生活を下支えするサービスの提供を継続する。

【組織運営方針】

  • 常に区民目線で、課題を発見し、業務改善に取り組むことに加え、区民生活を便利に・豊かにする先進的な取組の情報を収集して、関係部署と共有をするとともに、実現に向けた検討を進める。
  • 職務に関する明確な目標設定と適正な評価等を通じて職員一人ひとりの能力を向上させるとともに、組織を横断する連携協力体制を構築することで部の組織力を向上させ、多様化する区民ニーズや社会情勢に的確に対応した効果的な施策を機動的に展開する。

子ども教育部・教育委員会事務局

【ビジョン】

「子どもの今と未来のために、子どもの権利を保障し、子どもにやさしいまちづくりを進めます」

  • 未来ある子どもの育ちを地域全体で支えるまちの実現に向けて、基本計画における重点プロジェクト「子育て先進区の実現」を推進するとともに、目指すまちの姿を実現するための子ども・子育て支援、教育活動の取組を実施する。

【組織運営方針】

  • 「子育て先進区」を実現するため、子ども・子育て家庭に対するセーフティネットの強化、子育て・子育ち環境の整備、地域全体で子育てを応援するための体制の整備に向けて、部・事務局全体で効果的・効率的に取組を推進する。
  • 「中野区教育大綱」、「中野区教育ビジョン(第3次)」に基づき、子どもたち一人ひとりの可能性を伸ばし、未来を切り拓く力を育む教育をさらに推進する。 

地域支えあい推進部

【ビジョン】

 1 要支援者を発見して、相談につなぐ
 地域支えあい推進部は、未来に「つなぐ」。 2 関係機関と連携して、解決につなぐ
 3 悩みのある人に寄り添って、希望につなぐ

【組織運営方針】

 1 すべての人を対象にした地域包括ケア体制の構築 ▶ 庁内各部・関係機関との連携の強化・拡充
 2 相談支援業務のさらなる充実 ▶ すこやか福祉センター機能強化、職員の育成
 3 アウトリーチ活動の活性化 ▶ 町会・自治会などの地域公益活動団体との協働推進、区民活動センターの検証と改善

健康福祉部

【ビジョン】

  • 病気や障害、生活困窮であっても、いくつになっても健康的な暮らしを持続し、自らの意思で必要な相談や支援を受け、生き生きと自分らしく生活することのできる地域社会を目指す。

【組織運営方針】

  • 新型コロナウイルス感染症の感染拡大への対応と、感染状況に応じた工夫をしながら事業執行を行う。
  • 区民ニーズを把握し、関係機関と連携しながら、スピード感をもって課題を解決していく。

環境部

【ビジョン】
 「2050ゼロカーボンシティ」と「ごみゼロ都市」の実現により持続可能なまちをつくる。

  • 再生可能エネルギー利用への転換や建築物の環境性能の向上により、「2050ゼロカーボンシティ」を実現する。また、区民の不用物の発生抑制と資源化により、「ごみゼロ都市」をめざす。

【組織運営方針】

  • 第4次中野区環境基本計画のアクションプログラム、第4次中野区一般廃棄物処理基本計画の重点施策、中野区基本計画の重点プロジェクト「活力ある持続可能なまちの実現」等を推進するとともに、新型コロナウイルス感染症対策の徹底と事故防止により、安全な清掃業務の継続を図る。

都市基盤部

【ビジョン】

  • 都市の骨格となる道路や公園などの着実な整備や計画的な維持・管理が行われるとともに、多様なニーズに応じた住宅ストックの活用、利用しやすい交通環境の整備、魅力ある都市景観の形成が図られ、区民が安心して、快適に暮らすための都市基盤の整備が進んでいる。
  • 建築物の耐震化、狭あい道路の拡幅整備などにより、区民の生命と暮らしが守られる災害に強いまちになっている。 

【組織運営方針】

  • 基本構想を踏まえた部の政策課題について、経営資源を最大限に活用し、全体で情報を共有し、成果を検証しながら効率的、効果的に取り組む。
  • 職員は、行政のプロとして知識を持ち、自律的主体的に判断し行動できる力を身に付けるとともに、チーム力を発揮し職務を遂行する。
  • リスクに敏感に反応する組織文化が形成され、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止等が実践され業務効率を低下させない職場環境の形成を図る。
  • 資料のペーパーレス化及び地図情報のGIS化に向けた準備を進めるとともに、当該GIS化した地図情報をホームページで公開することにより、区民サービスの向上及び窓口業務の効率化、円滑化を目指す。

まちづくり推進部

【ビジョン】

 活力の再生と創出に向けたまちづくりを目指します。

  • 西武新宿線の連続立体交差事業を契機とした沿線各駅のまちづくりや地区の特性に応じたまちづくりにより、安全性・快適性・利便性を向上させる。
  • 防災まちづくりの推進や地域の防災力の向上などにより、災害に強いまちづくりを進める。
  • 中野駅周辺では、多様な経済・文化活動が行われ、新たな活力とにぎわいが生まれるまちづくりを進める。

【組織運営方針】

  • 基本計画(重点プロジェクト)の達成に向けて、政策・財政・情報などのマネジメントを適切に行い、施策の優先度に基づく経営資源の配分と着実な財源確保に努め、安全性・快適性・利便性が向上し、時代の変化に対応したまちづくりを推進する。

会計室

【ビジョン】

  • 会計室の日常業務を通して、各部・局に対する会計事務に関する指導及び支援が、適切に行われることによって、区民の大切な財産である、現金、有価証券及び物品が適正に出納・保管されている。

【組織運営方針】

  • 定期(財務)監査における指摘や、不適切な会計事務をなくすため、各部・局に対し、適正かつ的確な指導・支援を行うと共に、会計事務の電子化(財務会計システムの改修)について、新庁舎整備事業及び構造改革実行プログラムを踏まえ確実に進める。

各部の経営戦略

各部の経営戦略は、ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。こちら(PDF形式:1,238KB) からご覧ください。

関連ファイル

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