都市再生整備計画事業(中野区南部地区)の事後評価

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更新日:2023年8月3日

都市再生整備計画事業(中野区南部地区)事後評価の公表について

中野区では、中野区南部地区において都市再生整備計画を策定し、社会資本整備総合交付金の交付を受け、平成26年度から令和元年度にかけて大規模公園や地域住民の健康づくり・交流の活性化のための拠点施設整備などの事業を実施してきました。また、社会資本整備総合交付金交付要綱等に基づき、都市再生整備計画においては、交付最終年度または交付期間の翌年度に事後評価を公表することとしています。

事後評価は、都市再生整備計画に定めた目標の達成状況を説明するとともに、事業の成果を学識経験者らにより客観的に検証し、今後のまちづくりの方策を検討することを目的としています。

この度、中野区南部地区都市再生整備計画についての事後評価を作成しましたので、公表します。

計画概要

計画名称

中野区南部地区都市再生整備計画

実施期間

平成26年度から令和元年度

事業内容(基幹事業)

道路・・・【区道12-290】

公園・・・【(仮称)弥生町6丁目公園】【本一公園】【(仮称)本町2丁目公園】【(仮称)南台4丁目公園】

地域生活基盤施設・・・【南部すこやか福祉センター(備蓄倉庫、多目的広場)】

高次都市施設・・・【南中野区民活動センター】

事業内容(提案事業)

地域創造支援事業・・・【南部すこやか福祉センター】【(仮)南部地域スポーツ施設】

事業活用調査・・・【事後評価調査】

事後評価の成果概要

目標を定量化する指標の達成状況(従前値は平成25年度末、評価値は令和元年度末の数値となる)

指標1 地区内の町会・自治会やボランティアなど地域の活動に参加した区民の割合(単位:%)

従前値:16.4
目標値:17.0
評価値:12.8
総合所見:整備した施設の利用状況は従前施設に比べ改善したものの、地域活動の新規参加者の獲得につながらなかった。

指標2 地域の『災害時の安全性』に対する生活環境評価(単位:指標1~4)

従前値:2.58
目標値:2.72
評価値:2.60
総合所見:大規模公園整備等によるオープンスペースの確保など、災害時安全性の向上に資する取組を行ったが、周知が十分に図れず環境評価の向上につながらなかった。

指標3 地域の『公園や広場』に対する生活環境評価(単位:指標1~4)

従前値:2.51
目標値:2.61
評価値:2.62
総合所見:公園整備により、区民一人あたりの公園面積やみどり率の向上が図られる見込みである。

その他の数値指標による効果発現状況(従前値は平成25年度末、評価値は令和元年度末の数値となる)

その他指標1(指標1の補足) 月2回以上センターを利用する団体数(単位:団体)

従前値:89
評価値:113

その他指標2(指標2の補足) 地区内の平均不燃領域率(単位:%)

従前値:58.8
評価値:62.7

その他指標3(指標1の補足) 地区内の子ども会・NPO活動・サークル活動などの地域の活動に参加した区民の割合(単位:%)

従前値:12.4
評価値:21.9

今後のまちづくりの方策

○本計画により整備された施設の適正な維持・管理
○新たな公益活動・区民活動の担い手の掘り起こしのための支援
○施設の継続利用の促進、スポーツ・健康づくりの機運醸成
○防災まちづくりのさらなる推進

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